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1000days劇場星組公演
『皇帝/ヘミングウェイ・レビュー』
   ALICE’S TEA PARTY(2)
  ホテルニューオータニ 「鶴の間」
    1998/10/25(Sun.)

◇◆◇◆◇◆ 『ヘミングウェイ・レビュー』について ◇◆◇◆◇◆
 
司会「オープニングから普段と変わった感じで、珍しい感じですよね。」
麻路「そうですよね〜。お芝居みたいにね。一応『ヘミングウェイ』だぞっ。とわかるように作ってくれてるんですけどね。大きく変わったところがあるんです。前は歌詞が「君が愛したもの」って歌っていたんですよ。ソロのところの…。東京公演の稽古の時、草野先生が「僕にしてください。」って言われてね。大劇場の時一回「先生、これ僕じゃないんですか?」って聞いたことあるんですけど。なんか悩んでたみたいで、東京の時は『僕』で統一して…。フィナーレの最後の最後、全員で歌う時だけふっと、『君』って歌わないと、ハーモニーが崩れるんですけど『僕』って一人で歌ってるんです。「あぁ…タイトルロールだぁ」っていう気がしてますね。」

司会「『イタリア戦線』の場面で、撃たれて、傷ついた後、ユリちゃんに抱き抱えられたり、普段と逆の感じになってるようなんですが…。」
麻路「そうですね。もった方が楽ですよ。(*^^*) もたれて、もたれたふりをして一人でずず〜っと動いてるのすごいしんどいですよ。(^^;) やられたふりとかね。でも、あ〜こういう感じなのか。今は別におかしくないんですけど、稽古場では、振付の羽山先生がその場所になると自分で振り付けてるのに下向いて笑うんですよ。「変ですか?」って言うと「変!」って。(^^;)(会場笑)楽しかったですよ。」

司会「『アフリカ』の場面で、すごいキスシーンとか流し目とかバシバシ!って感じで、客席の方もすごく盛り上がっているんですが、歓声とか聞こえますか?」
麻路「そうですね〜、聞こえますね〜。(*^^*) うん(^^;)ウフフ」(会場笑)
司会「先日のアリス総見では、異様に盛り上がってたと思うんですが…」
麻路「うん、聞こえますね〜。なにも考えてない時はいいんですけど、照れる事は照れるんですけどね。うん、照れますよ、我に返ると…(^^;)(会場笑)でもま〜ね、ああいうシーンが今回ないんでね、どっかでやらなきゃと思って。(笑)最初あの振りは全然違ったんですよ。大劇場の初日か2日目かご覧になってる方はご存知だと思うんですけど、全く違う振りでしたから。先生にお願いして勝手に変えちゃったんです。まったく二人離れてユニゾンで踊ってるみたいでね。「やりたい!」って言って。(^_^)」
司会「とっても素敵ですので、ドンドンやってください。(*^^*)カリブのユリちゃんのリフト、かなりの回数廻っていると思うんですが…」
麻路「わからないです。目が廻ちゃうからなにも数えないで、廻しているんですけど…他でリフトが減った分、あそこに集中しようかな〜と。」
司会「リフトと言えば、「さきちゃん!」て言う感じなんですけど〜」
麻路「そうですかね〜?(*^^*)]
司会「ええ〜。」
麻路「確かに毎回持ってますけどね。(笑)」

司会「先日発売されたビデオのなかでも、『リフト特集!』…」
麻路「あれ、観ました〜?面白かったですね。あれね、コメントは入れてるんですけど、最初に内容のビデオを観ずに「昔のこういう作品を選んでその中からピックアップして出しますから、その前後にコメント入れて下さい。」ってコメント喋ってるじゃないですか?あの時はビデオ観てないんですよ。どういうビデオが出来上がるか?貰ったのが、発売の前日ぐらいですね。今さら文句言っても発売されるんだろうな〜と思いながら観た瞬間に、面白い作りだな〜と思って納得できると思うんですけども『愛宕山のハイキング』だけは載せて欲しくなかったな(^^;)(会場笑)あれだけはも〜、言っておけばよかったと思って…見せたくなかった過去の私(^^;)(さきちゃん、会場笑)その時、寮で観てたんですけど、ひっくり返りましたから。その前ぐらいの『リフト特集』とか面白い作りだな〜と思ったんですよ。凝ってるな〜と思って…それにしてもね〜その次にあれが出てきた時にはもう〜(^^;;;;;;)今は諦めてます(笑)ああいう時代もあったっていうことでね。なんであんなに食べてたんでしょうね〜。(笑)」

司会「お気に入りの場面はどこですか?」
麻路「『カリブ』とかすごい好きなんですけどね、踊りやすければ…。笑)あと、『ヘミングウェイ・カクテル』も好きです。楽しんでやってて…ものすごい楽しいんですけど、最後の方に死ぬ思いをしたのが、『天国』ですか?流れとか好きなんですけど、もう始まる時にはハーハー言ってるんですよ。前から引き続きだから、『アフリカ』ぐらいから早替わりしては出てず〜っと踊って呼吸を整える暇もなく、『天国』の赤の衣装に超早替わりしてスタンバイした時には、ハーハー言ってるんですよ。そこから始まるものだから、ちょうどセリ上がる頃は横隔膜が痛くなるんですよ。踊った後に歌うでしょう?どうしても、横隔膜で支えとかなきゃいけないからね。ここで死んでしまうぞ〜(^^;;)みたいな感じなんですけど、その後に下がったと思ったら、階段の上に上がれって言うでしょう?(^^;)大劇場の時も相当無理な早替わりだったので、東京に来た時に「せり上がってみる?(麻路)」「ダメ!」って言われてね〜(^^ゞ、階段の上まで走り上がってますけどね〜。いいんですけど、苦しいんですよね〜。お陰ですごく横隔膜が発達してね。ビックリする体型になりました。(^^;)(笑)想像してるでしょう?(会場笑)」

◇◆◇◆◇◆ 初めての1000days劇場について ◇◆◇◆◇◆

麻路「そうですね〜、やっぱりどうしても仮設ですからね〜。やってる時に気にならないといったら…うそ…ですね(^_^;) どうしても電車や車の音が聞こえてくるんですよ。特に休日の道路がすいている時に暴走する車の音がブワ〜〜ン!!とか聞こえてくると…。(舞台のローマ市内は)馬も走っちゃいけないのにね〜。特におかしいのは、馬の乗り入れは禁止で徒歩でなければどうのこの…ってさえちゃん(彩輝)が言っている時にブワ〜〜〜ンって(爆笑)いつもおかしかったんです。あと、やっぱり同じ時間に電車って通りますね。「この台詞言っていると来るぞ!来るぞ!来るぞ!…あっ、やっぱり来たぁ〜〜」って。(爆笑)でも帝劇でもそうだったんですよ。帝劇は地下鉄で揺れるんです。ちょうどゆりちゃん(星奈優里)を押し倒した所でいつもグラグラグラ〜。(爆笑) でも、1000daysの中は綺麗だし(^_^)。あとは床が滑りやすいから危ないかな?特にカリブの場面でドライアイスをたくと床がビショビショになるんです。女役さんたちが加減して踊っているな…って時は床が水滴でビショビショなんですよね。足あとがビタビタ…ってつくほどに。でもそれ以外は楽しんでやってます(^_^)」

   
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お菊☆:「☆98/10/25 麻路さきお茶会☆」
Nifty-serveより転載