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星組大劇場公演
『誠の群像/魅惑U』
ALICE’S TEA PARTY(4)
宝塚ホテル「宝寿の間」
1997/6/14(Sat)


 ★お客様:高央りお☆
 ご自分のお茶会を抜けて、エンディーくん(高央りお)が来てくれました。
麻路「エンディー、抜けてきちゃって大丈夫なの?急がなきゃ!お客様待たせちゃって。」
高央「いえいえ。今回は長州藩士で、間者もやっててと、長州側ついているんですけど。あの…立ち回りではマリコさんとずっと…。」
麻路「そう。見つめ合ってるの(^^)。セットがせまいから、よくぶつかっているんだよね(^^;)。表ではすっごい恐い顔してるんですけど、盆が廻って裏に入ると、絶対お客様には見えない死角っていうのがあるんですけど、そこではお互いに「に〜(*^^*)」って笑って、「暑いねぇ〜」なんて言ってるんだよね。」
高央「そうなんです。私は後ろを向いてるんですけど、マリコさんの顔が変わった瞬間、キッと…。」
麻路「ね。そこから見えた!っていう瞬間変わるからね。…そんな感じで楽しんでます(^^)。あと残りもよろしくね。」
高央「こちらこそ、よろしくお願いしますm(_ _)m」
麻路「エンディーはこのあとスケジュールはどうだっけ?」
高央「私はお休みです(^^)。」
麻路「そっか。じゃあ東京に向けて…。ありがとね。戻ってあげて下さいね〜。」

★・。・。・質問コーナー ショーのお話・。・。・☆

司会「カミナリ…稲妻というんでしょうか。今回、さきちゃんの掛け声と共にカミナリの音というのですけども…。」
…今回テープが2ヵ所ほどあるので、タイミングを測るのもある。今回のはショーというよりはレビューと思って欲しい。いつもはどちらかと言えば踊り狂っていることが多いけど、、、。レビューとショーの差っていうのはどういう風なのか説明しろと言われても上手くできないけど、パリから来た、衣装と総合的に魅せるっていうのかな。いつも激しく踊ったり、細かい現代的なナンバーのショーとかが多いし、それはこれからもまわってくるだろうから、たまにはレビューとかも面白いな〜と思って気持ち良く演ってます。

司会「プロローグはスパニッシュで格好良く決められてて、次の“セレナータ”。ここは流し目というか、ウィンクというか…」
…流し目は振付。女の子のところに順番に行くのも振付。でもだんだんとエスカレートしているのは…アドリブ。(^^;)ゆとりが出てくるといろいろとやりたくなっちゃう。何せ、あのメンバーなので、ひとが撃たれてるあの一瞬でさえくすぐったりされるから。目には目を…みたいな。あのメンバーが集まるとすごい。何しだすかという位にねぇ。貸切とかドキドキしちゃう(^^;)

司会「続いて中詰め“ビギン・ザ・ビギン”の場面で、大きなセットの上にいらっしゃいますが、あれ、恐くないですか?」
…すべるし、怖い。それと上の方に上がれば上がるほど、スピーカーから遠くなって、生オケの音も聞こえないっていうか、たまに「は?」ってなる。だから、笑ってやってはいるけど、耳を澄ませながらやってて…。
 この頃はやっとゆとりが出てきて、下の子達見て遊んだりして、孤独なんです、みんな下にいて、一人だけ上にいるのは…。でも、気持ち良くやってます(*^^*)。
 歌いながら降りるというのは怖い。すごくライトがきついから自分の足元が見えないし、大階段は何年も降りてるから慣れてるけど、作り階段はその公演によってサイズが違うので、

  …とここで会場にいた赤ちゃんが泣きだしましたが、子供好きのさきちゃん。すかさずそちらの方向をご覧になって手を振りながら「大丈夫〜?」
  すると見事に赤ちゃんは泣きやみました(*^^*)v

 その時々によってこの位の高さかなと思ったら足踏み外しちゃうってことがある(^^;)。この公演の前半に、裏から上がってくる時に一回転けたことがある。その時、ヒザの下の一番痛い所…そう、弁慶の泣き所を角っこでぶつけて(;_;)。
上がった瞬間に目がウルウル〜(>_<)って…。すっごい痛いけど笑わなくちゃいけないし、歌わなくちゃいけないし…あれには参りました(^^;)。
 この所、階段は慎重に。池田屋の場面も、わらじが滑るので、落ちたらみっともないので最近は手摺りを持ってます。残りの公演、休演したくないし。

司会「哀しみの詩は、オペラ座の怪人風のとってもきれいなセットですね。」
…ノルさんが歌う前半にはセリが上げられるので、セリが上がる前にスタンバイしてずーっと上にいる。(場内どよめき)ノルさんとリカちゃんの唄の最中ズーッと上にいて退屈してるのが分かるのか、リカちゃんのバックで踊るみんなが手を振ったりしてかまってくれている。オトコちゃんも今から自分が走り出すのに手を振ってくれたりして。研一さんもにこにこと。(*^^*)
 上にいくとライトの真下1メートルくらいになってすごく暑い。それまでは汗をかいてないのにスタンバイしている最中に汗をダーッとかいちゃう。

司会「大階段の前で長いお歌があるんですけれども、そちらのマントが・・・」
…マントにひっかかって何回かころびかけた。最初中の衣装をぎりぎりまで見せて欲しくないと言われていたけど、中の衣装を見せずに降りると階段だから絶対踏んでしまうので今は見せている。
 マントはあるし、歌ってるし、ライトあたるし、下は見えないし、階段何段のぼったか忘れちゃったり、歌いながら数えられないし、、、、(大変そう。)

司会「あのマントがすごい豪華ですよね。重そうで。」
麻路「半分の重さになったんですよ。裏地が付いてたときには、もうふりまわせなかった。舞台稽古でとってもらったの。すごいきれいだったんですよぉ。金色かなんかで。でも、男の大道具さんがもっても持てなかったから、こりゃ無理だってはずしてもらったの。」
司会「比べる対象がすごいですね。」(場内爆笑)
  (↑私もそう思いました。大道具さんが持てたらさきちゃんは振り回せるんだぁ〜〜と。)

司会「フィナーレの羽根は大きいですが、何キロぐらいあるんでしょう?」
…一番重かったパッションブルーのを越していて相当重いと思う。子供をおんぶした方が軽い。腹筋で体をイン(前のめり)にして羽根の重さでちょうどまっすぐたてる感じ。羽根を背負ってまっすぐ立ったら後ろに倒れてしまう。着せてくれるのも降ろしてくれるのも二人がかり。綺麗だからいいんですけどねぇ〜(^_^)
 サーフボードと同じ素材を星形にしてラメが張ってあり、それだけだったら軽かったんだけど、折れるからって鉄板張られちゃった時にはもう〜(爆笑)
 この鉄板が重い。実際に折れちゃった事が何回かあって、鉄板のおかげで一応お客様には分からないようになってたので、鉄板は必要だった…。

司会「なんか羽根がだんだん公演ごとに豪華になって次が楽しみです。(^_^)」
麻路「ねー(^_^)今度は人間セットってあのほらセットの中に小林幸子さんみたいに入っちゃおうかな〜とおもって。ね、顔だけ出してこうやって。(拍手)ノンちゃん、久世星佳ちゃんのバウホールのノン・ストップを観に行ったときにやってたんですよ〜二部の幕開きで。非常に気に入りまして私。(ずーと笑いながら)一回やらせてもらうおかなって。人間セット。」
司会「次の作品を楽しみにしています。」(さきちゃん笑う。)    

 いよいよおまちかねジェスチャーゲームの登場です。

   
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