カッコウとしてわが家に来る。32g
基本的に虫食。蛾の幼虫(つまり毛虫!)を特に好むとある。しかし、この時期すでに毛虫はいないので、ドッグフードに栄養剤と消化剤を混ぜたものを少し、あとはすべてミルワーム、コオロギ、その他近所でつかまえてきた虫に頼るしかないだろう。
家に来てから夜までのフンの量が異常に少ない。お腹をさわってみると硬くなっている。短期間にあちこち居場所が変わったため落ち着かないのだろう。2時間にようやく1回ぐらいしかフンをしないのでちょっと心配である。タオルをかけて暗くしておく。
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頭でっかちで面白い。どでぇんとふんぞり返ったきり、めったに動かない。殿様のような貫禄がある。
朝、相変わらずフンは少ないが元気に餌をねだっている。ただし昨夜の場所からまったく動いていない。昼ごろからだんだんフンの量が増えはじめ、夕方ごろには普通になった。ひとまず安心である。
大き目のケージを買ってきて入れる。気に入ってくれたらしい。(というより、相変わらず止まり木に止まったきり動かない。鳥ではなくナマケモノではないかと子どもたちから野次がとぶくらい!)
スーパーミルワーム(普通のミルワームの10倍ぐらいあるでっかいミルワーム!)やコオロギをバクバクとよく食べる。好き嫌いは言わない。でも、動くものにはまだちょっととまどって、口に入れたまま呆然としていたりする。挙句のはてに頭を振って遠くにふっとばす。頼むからミルワームを人に向かって飛ばすのだけはやめてくれ!
夕方ごろようやく上の止まり木から下の止まり木に移動した!それから少しずつ動きも出てきた。やはり慣れない環境でとまどっていたのだろう。でも他の鳥と比べればずっとナマケモノである。まあ、「泰然自若」と言っておこう。
ムクドリのポッキーや、ウズラ3兄弟に対面させてみたが、誰を見ても親と思って餌をねだる。さすが托卵鳥!こうでなければね。ちなみにウズラはこわがって後ずさり。ポッキーは怒ってつつこうとした。
カナブンも食べた!ただし、硬い羽はやめておいた。お腹の柔らかいところだけ黒棒に。あとはポッキーにおすそわけ!
相変わらず動きは少ないがごくたまにケージの隅に蛾のように張り付いたりするようになった。夜は止まり木から降りて寝ていた。

カナブンを3匹も食べたら若干お腹がゆるくなってしまった。でも半日でもとにもどった。慣れないものを1日にたくさんやるのはよそう。蝶や蛾をなるべく食べさせたいのだが、なかなか……。ミノムシも探しているのだが、肝心なときにいない。
外に出してやったら4メートルほどよろよろと飛んだ。しかし、着地ができずに壁にあたって下に落ちてしまった。
センターに出かけたので、専用バスケットに入れて連れていく。ここで日本野鳥の会の方に出会い、カッコウではないのではないかと言われてしまう。やっぱりホトトギスなのか?
今日は青虫、バッタ、蛾、トンボ、蜘蛛などいろいろなものを食べさせることができた。それにしても虫は臭い!
ピュルルルルという音(ガイドさんがバスを誘導するときの笛をもう少し低くしたような音)をときどき出す。
いつも丸くなっていたのに、羽をたたんでいることが多くなった。そうするとなかなかスマートである。(上の写真)
今日でちょうど1週間である。体重50g(18g増)
頭と肩の白い模様が目立つ。(左の写真) この鳥の指は前後に2本ずつである。
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くちばしにミルワームを横にくわえさせ、自分で飲み込む練習をさせる。ヘタクソ。何度も落としながら時々ゴックンと音を立てるような感じで飲み込める。それにしても大食漢! 食べても食べても翼を必ず片方ずつ震わせ(下の写真)、頭を横にゆらゆら振りながら餌をねだる。2時間おきぐらいである。
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黒棒の脚は毛深い!
餌ねだりがますます激しくなる。なんと40分もするとヒヨヒヨと鳴きだす。今日はセミを1匹分食べた。その他にも、大きめの蜘蛛、ミルワーム、スーパーミルワーム、コオロギなど次々と喰らっていく。蜘蛛を食べた直後、口から糸をひいていた。嘘ではない!