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PART1



 9月 9日 水曜日
 こんにちは。ぼく、ムササビの「むー太」です。獣医さんのおうちから今日新しいおうちに来ました。このうちの人、ボクのこと、お姉ちゃんは「コーシャン」、お兄ちゃんは「ブーちゃん」、お父さんは「ムササビ太郎」なんて呼ぶんだよ。でもお母さんとちっちゃなお兄ちゃんはちゃんとボクの名前呼んでくれた。
 ぼく、もう少し大きくなるまで、このうちで生活するんだ。よろしくね。


ボクのおうち ボクに何かよう? あれは何だ…… 腕枕
こんにちは 何かないかな……
リスじゃないよ クンクン 食事で〜す 食事後の排泄


9月10日(木) ミルク1回目 2.55CC残す 排泄有 1回のミルク量は23〜25CC
ミルク2回目 全部飲む
ミルク3回目 全部飲む バナナを与えたが食べず。
ミルク4回目 全部飲む 再度バナナに挑戦するが食べない。
プシュッというくしゃみをする。
9月11日(金) ミルク1回目 2CC残す
ミルク2回目 全部飲む ミルクの後かなり長い時間遊んでいる。その時カゴの天井に頭をぶつける。カタンという音に自分で驚いてのけぞり、勢い余って後ろに転がった。ずっと遊んでおり興奮しすぎてしまったのか、眠いのに寝付けない様子。ちょっとの物音にも飛び上がったりしている。手を出すとすぐにチュパチュパと吸い付いてくるので少し早いがミルクを与える。
ミルク3回目 4.5CC残す 今度はやっと落ち着いたらしく、すぐに眠る。
ミルク4回目 10CC残す イヤイヤをして3分の1ほど残してしまった。ミルクが冷めすぎたせいかと思い、もう一度温めなおしてやるが、やはり飲まない。でも便の調子は普通なので無理強いはしない。
ミルク5回目 10CCだけ飲む 先程十分に飲んでいなかったのでお腹がすいていないかと覗くと、鼻をフゴフゴ鳴らしながら何かを探している様子。もう一度ミルクをやってみると、ちょうどさっきの飲み残した分を飲んだ。
便もまた出たが少しいつもより大きい。でも軟らかくはなくお腹をこわしている様子もない。
体重338g
9月12日(土) ミルク1回目 10CC残す このところ3回続けて残しているので心配である。ただ便の調子は良好。デジタルの体重計を買ってこよう。
ミルク2回目 全部飲む やっと全部飲んでくれたのでホッとする。デジタルの料理用秤を購入。明朝から毎日体重測定ができる。
ちなみに今の体重334グラム。ただ、25CCのミルクを全部飲んだ後なのでその分重くなっているだろう。
ミルク3回目 5CC残す また残してしまった。
ミルク4回目 全部飲む 6時間以上たっぷり時間をあけたので全部飲めたようだ。ミルクの間隔をできるだけ6時間にするとよいかもしれない。
9月13日(日) ミルク1回目 6CC残す 6時間以上開いているのに残している。やはり心配。
ミルク2回目 全部飲む さっき残した分、やはり今回は間隔が短い。全部飲む。
ミルク3回目 全部飲む
ミルク4回目 7CC残す 体重352g
9月14日(月) ミルク1回目 全部飲む
ミルク2回目 全部飲む ミルクの後一眠り。その後ひとり遊びする。
ミルク3回目 全部飲む ミルクを飲ませる姿勢が悪かったのかと思い、腹這いで飲ませるようにしてから全部飲むようになった。
ミルク4回目 全部飲む 体重368g


懇意にしていただいている獣医さんより  9月11日(金)


 ミルクについてですが、極端に多すぎ少なすぎ、がなければ多少毎回濃度が違っても大丈夫ですから、そんなに気にしなくて大丈夫ですよ。本来ムササビの乳はタンパク質、脂肪が濃くて糖質が少ないという特徴がありますが、エスビラックでタンパク質や脂肪の濃度に合わせて溶かそうとすると一緒に糖質まで多くなってしまいます。するとどうもよろしくないようです。今の濃度は、ムーがうちに来たときにごくうす〜い濃度から始めてだんだん濃くしていき、おなかをこわさない濃度を探って設定したものです。もう体自体、そこそこ大きいですから多少濃いものを飲ませても、そうそうおなかがゆるくなることはないんじゃないかな。ちょっとゆるいかな?と思われたときは、次のミルクを薄めにして整腸剤を多めに与えてみて下さい。


 バナナですが・・・。ムーちゃんの離乳はこれからです。つまりですね、お渡ししたときには、まだミルクしか飲まない乳飲み子だったわけでして。『離乳』という作業は里親の手にかかっているんです〜。バナナもリンゴも葉っぱもドングリも、食べられるようになるのはこれからデス。個体差が激しいとはいえ普通野生下でも3ヶ月は乳を飲んでいるわけでして、ムーがうちに来たのが7月28日でこのときでだいたい生後7〜10日くらいと思われますから、それでもあと1ヶ月半はミルクやりが続くのではないでしょうか。もちろんその間少しずつ色んなものを食べるようになってくれないと・・・。前のムー1号は未だにミルクに頼っているらしいけど。
 数年前の記録だと、体重500g位からひまわりの種やリンゴを少しずつたべるようになっているようです。だからまだそんなにあわてないで下さいね。春の子と違って秋の子が離乳する時には、山に柔らかい葉や花、果実がないですから木の実や常緑樹を食べるわけですよね。ですから、もう少ししたらひまわりの種やどんぐり、松ぼっくり(カサが開ききってなくて、種がついてるもの)割ったクルミなどを半分おもちゃのつもりでケージの中に入れておくのがいいかもしれません。殻を剥いたり割ったりするのは、本能ではなく学習によるものなので、自分で見つけて剥く(割る)と言う作業を覚えないといけませんから。

※附記
むー太は保護された当初は懇意にしていただいている獣医さんのところで生活をしていた。のちわが家にやってきた。
また獣医さんのお宅ではむー太以外にもムササビの保護の経験がある。ムー1号やムー2号がそれです。


ムササビミニ知識 1 【ムササビの仲間】

 ムササビはほ乳類です。赤ちゃんとして生まれます。鳥ではありません。ほ乳類は地球上に18目135科4070種います。もちろんこの中にはヒトも入っています。ほ乳類で日本の陸地にいるのは4目21科約97種です。ムササビはそのうち「げっ歯目」に属します。げっ歯目の分類は次のとおりです。
  げっ歯目   リス科   リス属    ニホンリス エゾリス
               シマリス属   エゾシマリス
               ムササビ属  ムササビ
               モモンガ属  エゾモモンガ ニホンモモンガ
         ヤマネ科   ヤマネ属   ※ヤマネ科はヤマネ属のみ
         ネズミ科   9の属がいる 
 げっ歯目は1700種が知られていて、全ほ乳類の約42%を占めます。「げっ歯」の「げっ」は漢字で書くと「」つまり「かじる」ということです。前歯あたる切歯が特徴で一生伸び続けます。
 ムササビは日本にいるげっ歯目の中では一番体が大きく、
      頭胴長 27〜48p  尾長 28〜41p  体重 700〜1300g
あります。北海道と沖縄を除く全都府県に分布しています。


9月15日(火) ミルク1回目 8CC残す   排泄有 ミルクの後かなり長い時間遊んでいる。好奇心がとても盛んになる。部屋の中をあちこち嗅ぎまわり時にはかじる。
動きも急に敏捷になる。走るというよりジャンプが素早い。じっとしていて急にピクンと飛び上がることも多い。
しかし自分のシッポを抱えて必ず後ろにヒックリかえるのはやはりまだ子供。
ミルク2回目 7CC残す バナナをつぶして鳥のヒナ用給餌器で少しずつなめさせる。最初いやいやをするがすぐに味を覚えペチョペチョとなめる。量は1CC程である。
ミルク3回目 8CC残す  バナナ
今日はミルクの飲みが悪いので心配。つぶしバナナに少しミルクを混ぜ、練って柔らかくしたものをまた1CCほどなめる。
ミルク4回目 10CC残す バナナ+桜
今日はミルクの飲みが悪く心配していたら、やはり体重が減ってしまった。
体重362g
バナナを5o分ほど食べる。しかしミルクを飲まないのには困ってしまう。どんどん離乳食を進めたほうがよいのかもしれない。桜の新芽を入れてやるとすぐに手で握ってかじっている。噛んだり裂いたりして遊んでいるようだが、5oほど食べてしまった。
活動が非常に活発になる。昨日は20pほどの高さでも飛び降りた。
部屋中走り回りどこでも飛びついて冒険する。ただ手や足にしがみつかれると本当に痛い。特にそこでバランスを崩して瞬間的にしがみつくと死ぬ思いである。
ミミズばれが何本も。血が滲んでいることもある。


ムササビミニ知識 2 【ムササビの生態】

 完全な夜行性。飛膜が発達しており、完全な樹上生活で地面に降りることはほとんどありません。冬〜早春と夏の年2回子どもを産みます。子どもの数は1回の出産で1〜2子です。寿命は飼育下で14年、野外で最長10年です。モモンガよりずっと長生きです。


9月16日(水) ミルク1回目 2CCだけ飲む   排泄有 飲ませ始めたところで、続けて何本も電話が入り、中断してしまったらもう飲まない。冷めたせいかと思い作り直してやったがそれでも駄目。ちょっと無理強いして口に入れるとブーブーと鼻を鳴らして怒る。どうやら遊びたくてたまらないらしいそぶり。手から飛び出して部屋中をジャンプ。仕方がないので一度寝かして落ち着かせ、後でもう一度やることにする。
ミルク2回目 10CC飲む 一眠りした後もう一度ミルクを与えるが、やはり10CCしか飲まなかった。そのかわり厚さ5oのバナナを両手で持って食べる。全体の25%程度。
ミルク3回目 18CC飲む やはり飲みが悪い。
ミルク4回目 25CC飲む ようやく全部飲んでくれたが、ミルクの回数4回に余り拘らず、飲みの悪いときは少し時間をおいて、こまめにやってみようと思う。1日のトータル量で90〜100CC飲んでくれればよいと思う。
バナナはなめる程度。
ミルク5回目 15CC飲む バナナは食べない。
ミルク6回目 20CC飲む 体重366g
増え方は少ないが、とりあえず減少は1日だけでまた増加に向かいホッとする。明日も飲みが悪ければ6回くらいに分けてやってみよう。


懇意にしていただいている獣医さんより  9月16日(水)


◎ 「ちょっとミルクを残しているので心配です。」に対して
バンと増えるときもあれば全然増えないときもあるみたいですね。別な方の飼育記録などを見ていると、コンスタントに増えているので、うちの子(むー太)はダメなのかな〜、などと思った時期もありましたが、それでもあそこまで育ってくれたので日々痩せていくのでなければ、そんなに気にしないでいようと、割り切っちゃっていました、私は。ミルクをやる前に興奮させたりする(遊んでやったりして)と、ミルクのみがわるくなることは多かったですよ。


◎ムササビは桜の木を好むと書いてあったので、桜の若芽を とってきておもちゃがわりに与えてみたことについて
食べてくれるようなら与えて下さい。ただ単に食べる、食べないではなくて手の使い方を学習するいいチャンスです。つかむ、にぎる、引き寄せる、口へ運ぶ、の一連の作業が出来るようになるのは、ムー1号を見ていて思ったのですが、本能でも成長したからでもなくて、学習によるところが大きいようなんです。ムー1号は意識的に遊んでやりませんでしたので、かなり大きくなって飛ぶようになっても、手の使い方が非常にへたでした。本当だったら兄弟がいてつかみ合いをしたり、お母さんの後についてまねをして色々な実や葉をひっぱってみたり、かじってみたりしているうちに自然と学習になっているんでしょうけどね。ムーは一人遊びをしながら、しきりに空をつかむような動作をしていましたが、木の枝などを入れておいてやればよかったし、そんなことをしてるときこそ遊んでやればよかったと、今更ながら思っている次第です。


◎ 「離乳食はバナナばかりでは偏ってしまうかと思うのですが、 ドングリやヒマワリの中身でも粉状にしてミルクと練って与えてみましょうか?あと、林檎のすりおろしとか。 あと、柿は柔らかいからそのままでもよいかもしれませんね。 それとも、そんなに柔らかいものばかりを意識しなくてもよいのでしょうかね。本によると生後80日目から自分で食物を探して食べるが91日目まではたまに授乳もおこなう とのことでした。80日目といえば7月20日に生まれたとすると10月の10日ぐらいですよね。あと1ヶ月でだんだん大人の食事に慣らせばよいのでしょうね。」の質問に対して
たしかに、人が食べてあま〜いと感じるものだけを与えていくのは、やめたほうがいいみたいですね。もう、上の歯も下の歯も生えていますから、特に練り練りにした離乳食を与えなくてはいけない、ということはないはずです。よっぽど食べてくれないならともかく、せいぜい殻をむいて中身だけから与えてみるとか。
やわらかいもの、あまいもの、につい頼ってしまうと、ムー1のようになかなか離乳できない子になりかねない可能性が・・・。また、以前にも申し上げたと思いますが、ムササビは成長の個体差が大きい動物です(例えば、体重100gで目が開く子もいれば、200gにならないとあかない子もいる)。いついつまでにはどうして、こうして・・・と人間側の予定をたててしまうと、ムササビ側がだしてくるサインを見逃してしまうし、それに振り回される人間の方も疲れてしまいますよね。「3ヶ月までは乳を飲む」とあれば、3ヶ月でミルクはやめなくちゃいけない、のではなく、3ヶ月たって色んなものを沢山食べてくれてるからミルクはやめにしようかな、というような意識でいないと。人の子でもハイハイしたり立ち上がったり歩いたり、みんな個人差があるのだから。ムー1号のように6ヶ月たってもバナナばかりで葉をあまりたべてくれない、というのも考え物ですけどね。
 ムーの体重が減ったのはちょっとショックでしたね、お互いに。でも、元気はあるとのこと、落ち込みすぎないで。ものは試しに以下のようなことをチェックしてみてください。

@ ミルクを飲ませるときの姿勢が不安定ではないか
 ムーは自分で立てますし、ディスポも握れます。なのに抱き上げたり、仰向けにしたりして人の子がお母さんの腕の中でミルクを飲むような姿勢をとらせていませんか。たたみやカーペットの上など、後ろ足の踏ん張りがきくような場所において、自分でディスポを握れるようにだけしてやればよいのですが。
A 猫ミルクをブレンドしてみる
 ムー1号はエスビラック(犬用ミルク)だけで育てましたが、実はムー2は、たまたま手元にあったものですから猫用ミルクを犬用のにブレンドして使っていました。その割合は犬:猫=3:1。センターに子連れ出勤しているときは犬ミルクだけを溶いて使ってましたけど。
 あとは1日1回、ビオフェルミンとポポンs顆粒をそれぞれ耳掻き1杯分くらいミルクに混ぜていました。
B 実はストレスがかかっている
 あんな顔してますけど、ヤツはヤツなりにストレスを感じるようです。ムー1を中田家にやったときもしばらくの間、夜になると元気がなくなったりしていたし。部屋を走り回るのは、元気がいいからかストレスで興奮状態になっているのか・・・? 本当はまだ緊張状態がとれないのかもしれません。 
C 必要以上にかまっていないか
 上のBと関連しますが、遊んであげすぎていませんか? まだなれないうちから色々かまわれると、必要以上に興奮しますしエネルギーも使います。


9月17日(木) ミルク1回目 5CC飲む   排泄有 少ない
ミルク2回目 16CC飲む 相変わらずすぐに嫌々をする。ドングリの殻を剥いて与えてみた。すぐに興味を示し、両手で持ってかじる。たくさんは食べていないが良い傾向。バナナは口まで持っていってやっても興味を示さない。
ミルク3回目 15CC飲む ずっとこのペースだと困ってしまう。15CCがやっとの思いである。ミルクの味が嫌いなのか……?
ミルク4回目 15CC飲む リンゴの薄切りを少しかじる。リンゴは初めてだったので最初はプイッとしたが、しつこく鼻先に持っていくと食べ物だと分かって手にとって食べ始めた。桜の小枝、太さ1o、長さ約15pのものを2本差と葉が数枚付いた小枝を差し出すとすぐに興味を示し、かじる。かごの中に入れてもずっとかじって遊んでいる。
ミルク5回目 20CC飲む
ミルク6回目 17CC飲む 体重370g
ごくわずかであるが、また上昇してきた。少なくとも減ってはいない。


懇意にしていただいている獣医さんより  9月17日(木)


 いくら子育て経験者でも相手が動物となると、思い詰める方が多いものですから。かまわなすぎて重要な事を見逃すようでは困りますが、ある程度のことは(このある程度がクセモノなんだけど)気にしない、あるいはあきらめる、ということが受け入れられないと。何にしたって、育てのプロは実の母様なんですから、野生の子と同じようにはムリだし、それこそきめの細かいケアなんて、いくら生活の全てを費やしてやったって、人間にはできるもんじゃないですから。どんなに一生懸命育てていても死んでしまうのは、そういう意味では仕方のないことなのです。周りも自分も死ぬほど一生懸命やっていたと思っても、動物側にとってみれば全然たりないよ〜っていうことが沢山あるはずだから。

 それにしてもムーのヤツ、甘いものより葉っぱがいいなんて、なかなか通じゃないですか。そのままいい具合に進んでくれるといいですよね〜。今の時期だと栗なんかも手に入りやすいですよね。とにかく、掴んだりしっかり握ったりする動作は繰り返し練習させたいので、木の枝でも、旦那さんの古ネクタイでもいいから、あたえてやってください。まだ、離乳に入ったというよりも、たくさんの物に興味を示してそれらをそこしずつ口に入れ、食べられるとか食べられないとかおいしいとかまずいとか、学習する時期だと考えていただいた方がいいと思います。成獣でもその日によって、好き嫌いをしますので(その日によってよく食べる木の葉の種類が変わる)、この間やったときに食べなかったあの葉はもうやらない、というのでなく、クヌギでもカエデでもコナラでもブナでもサクラでも、とっかえひっかえ色んな物を体験させてやってください。こういう手間をかけていただけるからこその里親さん、というところも大きいですから。

 それとポポンsね。液体のがあればそれでもいいですよ。1滴だとちょっと多いかな、と思うので半滴分くらい使ってみて下さい。ミルクの日量はね・・・難しいところだね。たとえば、昔の記録で体重370gくらいでは1日120cc飲ませてますが、濃度が記入されてません。ムー1の時の記録がどこかへはいてしまって出てこないのですが、濃度的にはムー2とかわりませんし、量的には100cc位だったような気がします。体重400g越えてたところでも1回25cc〜28ccの1日3回授乳だったくらいですから(バナナを食っていたので)。


ムササビミニ知識 3 【ムササビの食べ物】

 ムササビはほぼ完全な植物食です。どんぐりを実らすブナ科、マツ科、ヒノキ科、桜などのバラ科、カエデ科、ニレ科などの木を食べます。芽、葉、花、果実、それに木と全ての部位を食べます。2〜3月は落葉樹の冬芽とマツの雄花、4〜5月は広葉樹の若葉と桜やカシ類の花、6月はサンランボ、7月からはマツの実、シイの実、ドングリ、柿の実と1年を通じて豊富です。



【写真館】にもむー太の写真がありあす。


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