◆ 新潟 天の川ステークス(4歳以上1600万下)芝1800m ◆
出馬表 |
1998年 8月15日(土) 3回新潟1日 15:40発走 賞金 1着 1800万円 3着 450万円 11R 天の川ステークス 2着 720万円 4着 270万円 4歳以上・1600万下(ハンデ) (混) 芝 1800m 5着 180万円 ------------------------------------------------------------------------------ 枠馬 馬名 性齢 騎手 斤量 調教師 馬主 生産者 毛色 1 1 ファーストソニア 牝 7 中舘英二 53 (栗)野元昭 森田藤治 オーナー 芦毛 2 2 セリサイトダンディ 牡 6 後藤浩輝 57 (美)清水利章 齊藤四方 社台フア 鹿毛 3 3 ルミネッセンス 牝 7 江田照男 52 (美)大和田稔 阿部善武 早田牧場 鹿毛 3 4 サファリアーチスト 牡 6 吉永護 51 (美)元石孝昭 熊久保勅 長田憲周 芦毛 4 5B ブラボーグリーン 牡 5 柴田善臣 56 (美)栗田博憲 グリーン 千代田牧 黒鹿 4 6 スパークトウショウ 牝 6 吉田豊 52 (美)大久保洋 トウショ トウショ 黒鹿 5 7 ホウシュウサルーン 牡 6 坂井千明 52 (美)古山良司 共慶商事 佐々木牧 芦毛 5 8 ティーエムビガー 牡 7 蛯沢誠治 54 (美)山田要一 寺内正光 谷川畜産 鹿毛 6 9 スノビッシュ 牡 7 木幡初広 53 (美)矢野進 日本ダイ 社台フア 鹿毛 6 10 アドマイヤヒーロー 牡 8 橋本広喜 53 (栗)橋田満 近藤利一 稲原牧場 栗毛 7 11 ガールスカウト 牝 6 西田雄一 50 (美)古山良司 渡辺典六 大典牧場 鹿毛 7 12 エスケイジルバー 牡 6 小林淳一 55 (美)佐藤林次 飯塚現子 ビッグジ 青鹿 8 13 ビゼンハヤブサ 牡 7 大塚栄三 52 (美)高橋裕 ひるせん 塚尾勝安 黒鹿 8 14 ナスノプリティー 牝 6 大西直宏 52 (美)平井雄二 須野牧場 恵比寿興 鹿毛 |
レース前のコメント粕谷助手「目下3連勝と馬体、気性共に充実していますね。昇級戦になっても十分好勝負になる。平坦コースの実績もあるので力が入ります。」 「今回滞在してとても落ち着いているし、状態に関しては言うことなし!道悪にならなければ、この充実ぶりなら。」 「前走を勝った後は、ここを目標に仕上げてきた。体に太目感はないし、稽古での手応えも文句なし。今のデキだったら、今回も勝てるんじゃないかな。」 「状態はいいし、平坦も合うと思う。体が増えてきているのは成長している証拠。昇級戦だけど、期待しているよ。」 嶋田厩務員 「先週の金曜に入厩。カイバもペロリだし、ほんとに絶好調って感じ、滞在競馬が合っていますね、この馬は。4連勝はなかなか難しいですけれど、今度はブリンカーを着けますから上積みもありそう。乗り役の話じゃ「追ってから反抗する」ってことらしいですけれど、見た感じじゃ効果ありそうですから。」 柴田善騎手 「今週一番の期待馬といったらやはりこの馬だね。平坦コース向きの決め手に加えて春先からリズムが一貫して上向いているのが心強い。前走の内容も着差以上に強かったしこのメンバーならもう一ついけるかも。」 「至って順調に来ているし具合はいい。気難しい面を出さなければ昇級戦でも好勝負になると思う。」 「前走はクビ差だったけど、着差以上の強さを感じた。どんな流れにも対応できるセンスがあるので、位置には拘らないよ。この馬の瞬発力を信じて乗れば、結果はついてくると思う。」 |
調教8/ 5 助手 美坂 2回 37.2-25.1-12.5 馬なり8/12 柴善 新ダ 重 87.4-70.5-53.7-39.4-11.6 4 強目 ・ゆっくりと前半を流し、半マイルからピッチを上げる。
|
パドック |
ただ今、特別戦3連勝。順調すぎて恐いくらい。で、今回は1600万条件のハンデ戦。斤量は56キロと2番目に重い。ハンデキャッパーに見込まれても嬉しくないんだが。
オープンで好走した馬もいるけど準オープンで頭打ちといった感じの馬も多い。トップハンデのセリサイトダンディや軽量のルミネッセンスあたりが恐いが、ブラボー君が勝ってもおかしくないと思う。次走は新潟記念を予定しているみたいだし、このメンバーで好勝負出来ないようではね。 人気の方は1番人気。また人気になりすぎているような気もする。最近は馬券的妙味がないなあ。 今回はレースがお盆時期と言うこともあり1週前には新潟入り、新たにブリンカーを着けると言うことだが、この辺はどうなるか。 土曜ながらメインレースなのでテレビや新聞でも大きく扱ってくれてます。パドックではいつもと変わらぬ気合乗り、最近の様子はみんな同じにみえる。 |
レース |
photo by Keiba Book |
今回は1800のレースだからスタンド前からスタート。それにしても1600と1800じゃ距離は200mながら、コース形状の半周と1周とでは感じが違うと思うんですけれど、関係なく走ってくれるは心強い。
で、スタート。ん、出遅れた馬が、ってブラボー君じゃん!。大きく躓き、膝が地面に着いてしまうぐらいであったが、何とか立て直し2馬身ほど出遅れ。馬の方はその後も問題無く走っているようだが、あれだけ躓くと脚元が心配になる。 最後方を追走して、向正面へ。それでもジワジワと進出し、3コーナー、4コーナーと回るうちに中団くらいまでは上がってきた。最後のカーブは大外を回って直線へ。そこからの伸び脚が凄い。ブリンカー効果もあってか真っ直ぐ走ってる。もしかしてこれでも勝ってしまうのか、と思ったが、そんなに甘くない。先頭を走る馬の脚色は衰えず、1馬身差まで詰め寄ったところがゴール。 出遅れなければ余裕で勝っていた感じで、負けて強しなんだけど、やっぱり脚元が心配。とにかく今回のレースには精神的にショックを受ける。最近は走って当たり前といった感じになっていただけに、無事に走ることの大事さを改めて考えてしまったのでした。 |
|
|