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 ブラボーグリーン 
Bravo Green



生産 牡・黒鹿毛
1994年5月21日生
千代田牧場産
ブラボーの顔
所属 美浦・栗田博憲厩舎
グリーンファーム愛馬会
血統 ブラボーグリーン タイトスポット His Majesty
Premium Win
ブレイブウーマン ブレイヴェストローマン
チヨダフジ
戦跡 日付 場所 レース コース 馬場 騎手 結果
2000.08.06 福島 関屋記念(G3) 芝1700m 江田照 4着
2000.06.18 東京 パラダイスS(OP) 芝1400m 江田照 6着
2000.06.10 中京 TV愛知オープン(OP) 芝1200m 17着
1999.10.23 茨城 オークヒルファームにて調整中
1999.05.04 茨城 オークヒルファームにて調整中
1999.04.10 中山 ダービー卿CT(G3) 芝1600m 柴田善 9着
1999.03.14 中山 中山記念(G2) 芝1800m 横山典 5着
1999.01.17 中山 ニューイヤーS(OP) 芝1600m 柴田善 1着
1999.01.05 京都 京都金杯(G3) 芝2000m 四位 7着
1998.11.28 京都 京阪杯(G3) 芝1800m 1着
1998.11.08 京都 清水S(1600) 芝1600m 四位 1着
1998.08.30 新潟 新潟記念(G3) 芝2000m 柴田善 2着
1998.08.15 新潟 天の川S(1600) 芝1800m 柴田善 2着
1998.07.18 新潟 加治川特別(900) 芝1600m 柴田善 1着
1998.06.27 福島 松島特別(900) 芝1800m 柴田善 1着
1998.05.17 新潟 松浜特別(500) 芝1600m 池田 1着
1998.04.25 新潟 二王子岳特別(500) 芝1600m 池田 3着
1998.04.12 中京 500万下 芝1800m 池田 2着
1998.03.14 中京 500万下 芝1800m 小林久 4着
1998.02.28 中京 伊勢特別(500) 芝1800m 池田 3着
1997.09.29 北海道 千代田牧場にて調整中
1997.07.05 福島 ローズマリー賞(500) 芝1200m 柴田大 2着
1997.06.14 福島 水芭蕉特別(500) 芝1800m 柴田大 6着
1997.05.18 東京 牡丹賞(500) 芝1600m 柴田善 5着
1997.04.27 東京 若鮎賞(500) 芝1400m 柴田未 9着
1997.03.22 中山 若葉ステークス(OP) 芝2000m 柴田大 11着
1997.02.22 中山 4歳500万下 芝1800m 柴田大 3着
1997.02.02 小倉 4歳未勝利 芝1800m 柴田大 1着
1996.12.22 中山 3歳新馬 芝1200m 田原 11着
1996.12.01 中山 3歳新馬 芝1800m 柴田大 3着
近況 2001.04.05  4月5日、栗田調教師から「脚元も今のところ問題はなく、順調にきています。今週は坂路で強目の調整を行い、40.3秒の時計を出しました。復帰戦は5月13日(日)京都・都大路S(芝1600m)を目標として進めています。あと約1ヶ月ちょっとありますし、ゆったりとした調教ローテーションで仕上げていきたいと思っています」との連絡が入った。ここまで順調にペースを上げてきており、いよいよ復帰レースも具体的になった。復帰戦に向けて焦らず進めていく。
4/1 助手 美南坂路 2カイ 40.5−27.1−13.3 馬ナリ余力
4/4 助手 美南坂路 2カイ 40.3−26.4−計測不能 馬ナリ余力
2001.03.29  今週、帰厩後初の時計を坂路・馬なりで計測。3月28日、栗田調教師は「調整のペースはまだ軽目で、それ程ペースは上げていません。脚元の方は今のところ問題ありませんが、まだもうしばらくはじっくり進めた方が良さそうです」とのこと。もう少しペースが上がるまでは、復帰目標レースを設定せず、馬の状態を第一に進めていく。
3/25 助 手 美南坂路 2カイ 43.0−28.4−計測不能 馬ナリ余力
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 クリスタルカップを勝ったコクトジュリアンの半弟。コクトジュリアンは8歳の今でも頑張っていますが、ブラボーグリーンも同じように長く活躍して欲しいものです。千代田牧場の誇るビューチフルドリーマー〜オーハヤブサの牝系に属しているが、このところこの牝系の馬の活躍が目立つ。母親のブレイブウーマンを海外での種付けのためイギリスやアメリカに連れていっているところを見ると、この子どもには相当期待しているはず。一方の父系はあまり主流ではないリボー系のタイトスポット。自身はアメリカでの芝チャンピオンで、現役引退後すぐに日本に輸入された。産駒は当初あまり走らなかったため外れかと思いきや、年を取るごとに走りはじめている所を見ると晩成らしい。そんなタイトスポット産駒の中で唯一の重賞勝ち馬であり、正に代表産駒となっている。
 3歳の12月でデビューし、2月初めに初勝利を挙げる。クラシック路線に乗るのでは、という淡い期待もむなしく、その後は惨敗続きで7月の福島開催まで走り続けたのでした。しかし春シーズン最後となるレースで12番人気ながら2着に激走し、万馬券の片棒を担ぐ。その後は脚部不安で生まれ故郷の千代田牧場に放牧に出されたのだが、11月末には帰厩し、年明け早々の復帰を期待するも、また脚部不安発生。しかし大した事はなく、2月末にはレースに復帰する。約8ヶ月の休養明けにも関わらず、馬体重が増えていないのには少しショックを受けるが、それでも復帰後は去年とは違って非常に安定したレースを続けていた。が、逆に言えば勝てそうで勝てない歯がゆいレースを続けていた。そして1番人気になること4回目にして、ついに2勝目を挙げたかと思うと、驚く事に続くあれよあれよと特別戦3連勝。4連勝を目指した準オープン戦ではスタートで躓く不利がありながら2着を確保。その勢いに乗って新潟記念に挑戦すると、苦手な重馬場にもかかわらず勝ち馬とは鼻差の2着、惜しくも重賞ウイナーとはなれず。この時の勝ち馬が後の天皇賞馬オフサイドトラップなんですから大した物です。その後はほんとに短い放牧に出され後、京都に遠征して準オープンレースをあっさり快勝。その勢いは依然衰えず、場所は京都の京阪杯、ついに重賞競走で勝利を収める。続いて京都金杯に挑むが、ハンデと距離が影響してか7着と沈む。勢いもここまでかと思いきや、次走中山でのニューイヤーSをトップハンデながら楽勝。どうやら1600mがベストらしい。というわけでマイラーズカップに出走予定も除外、しかたなく次週の中山記念に出走するも5着とちょっと期待を裏切る。それでも次走のダービー卿で巻き返してくれるはずと思いきや今度は9着と大きく期待を裏切る。さらに追い討ちをかけるように脚部不安発生で放牧に。まあ、約半年走りつづけていたんだから良い休養ですね。
 その放牧も7月上旬には終わり、晴れて美浦トレセンへ帰厩。その後も秋の重賞路線を歩むべく順調に調整されていたが、またしても脚部不安発生、それも屈腱炎。再び放牧に出され、今はただ脚元の完治を待つばかり。
 父親の影響か5歳の夏にして大きく成長。夢の重賞制覇も果たしたし、次なる目標はG1制覇か?という矢先に屈腱炎で休養を余儀なくされる。



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