◆ 京都 京都金杯 芝2000m ◆
7着
出馬表 |
1999年 1月 5日(火) 1回京都1日目 15:35発走
11R 第37回スポーツニッポン賞京都金杯
5歳以上・オープン・G3(ハンデ) (混)[指定] 芝 2000m 13頭立
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B枠馬 馬名 性齢 騎手 斤量 調教師 馬主 生産者 毛色
1 1 カネトシガバナー 牡5 秋山真一 56 (栗)野村彰彦 兼松利男 三石川上 栗毛
2 2 オーバーザウォール 牝6 中舘英二 53 (栗)佐々木晶 社台レー ノーザン 栗毛
3 3$アマロ 牡5 小林徹弥 53 (栗)清水出美 金子真人 Silver S 黒鹿
4 4 メジロスティード 牡7 *幸英明 55 (美)高橋裕 メジロ牧 メジロ牧 芦毛
4 5$ヒカリサーメット 牡6 河内洋 53 (栗)柳田次男 當山則 Howard B 鹿毛
5 6 ランニングゲイル 牡6 福永祐一 57 (栗)加用正 高橋秀昌 高橋農場 青鹿
5 7 ブリリアントロード 牡5 山田和広 53 (栗)坪正直 大沢毅 大栄牧場 鹿毛
6 8$アラバンサ 牡7 *ペリエ 58 (栗)伊藤雄二 横山秀男 Barronst 鹿毛
6 9 トキオアクセル 牡7 松永幹夫 54 (栗)山本正司 坂田時雄 社台フア 栗毛
B7 10 ブラボーグリーン 牡6 *四位洋文57.5 (美)栗田博憲 グリーン 千代田牧 黒鹿
7 11 サンプレイス 牡5 *熊沢重文 53 (栗)池江泰郎 社台レー 白老ファ 黒鹿
8 12 スノーエンデバー 牡6 佐藤哲三 56 (栗)森秀行 関根哲男 新冠橋本 鹿毛
8 13 シンカイウン 牡8 *北沢伸也 56 (栗)二分久男 林幸雄 五十嵐良 栗毛
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レース前のコメント |
栗田師
「坂がダメということはないが、実際に2勝を挙げている京都だし、東の金杯よりも、メンバーが揃っていそうなので、敢えて西へつれて行くつもりです。ここでいいレースをしてくれれば、今後の路線もハッキリしてきますからね。」 「中山より相手は骨っぽいが京都は得意。状態も万全で好勝負になるだろう。」 野上助手 「気性面が成長し、競馬を使いながら強くなってきた。ブリンカー効果も大きいが、乗り手に対して素直になってきたから、瞬時に反応できるんだ。ハンデは0.5kg重い感じがするけど、良績のある京都だし、好勝負できると思っている。」 粕谷助手 「京都は2勝を挙げているように相性がいいし中山ほど芝の状態が悪くないのも向いている。具合は絶好といえるし勝ち負けを意識している。」 「前走後も順調に乗り込んでいますよ。ハンデは少し見込まれた感じはするが、京都は相性がいいので再度好レースを期待。」 「坂がダメなわけじゃないが、切れ味勝負のタイプだから、直線平坦の方がより合うんだろう。前走後はここを目標に順調そのもの。相手はそろうが、重賞V2に期待だね。」 中沢助手 「今朝の4時に出発しました。この中間はカイバをしっかり食べさせているので、体がシッカリとしてきた。これなら輸送も大丈夫だろう。期待している。」 島田厩務員 「今、鞍を置いて458kgありますし、輸送にもだいぶ慣れてきたようなので、また430kgぐらいで出られると思います。この中間も順調。けさ(3日)、直線だけ気合つけた動きも良かったですね。直線が平坦の京都なら、しまい確実に伸びてくれるので、いい競馬ができると思います。」 |
調教 |
12/13 助手 美浦坂路(2回) 39.9、26.7、13.4 馬なり余カ 12/16 助手 美浦坂路(2回) 37.5、25.3、12.8 馬なり余カ 12/23 助手 美浦坂路(2回) 37.1、24.8、12.6 強目に追う 12/27 助手 美浦北C 良 59.3、43.2、13.3 馬なり余カ 12/30 助手 美浦坂路(2回) 36.7、24.9、12.9 一杯に追う 1/ 3 助手 美浦北B 良 73.8 57.6、41.6、13.8 馬なり余カ・暮れの30日に坂路で最終追いきりを済ませ、今週はダートコースで調整程度の調教。 落ち着きも見られ、好調を保ったスムーズな身のこなし。 ・好調子キープ。 ・稽古平凡でも実戦型。馬体も細く映らない。 ・控え目だが、気合い乗り、体の張り上々。調子落ちなし。 ・メリハリをつけた調整でフットワークが実に素軽い。 |
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念願の重賞をあっさりと制し、どうするかと思いきや金杯へ。なんか予想通り。でも予想と違ったのは金杯は金杯でも京都金杯だあ。関東のレースに恨みでもあるのかと思うくらい避けてますが、直線に坂があるコースは合わないと思っているためらしい。でも本格化した今では使ってみないと分からないじゃん、などと素人は考えてます。 京都と相性が良いのは確か。2000mも気にならない。鞍上は四位に戻って文句無し。でもハンデ重いです。相手揃ってます。ハンデキャッパーに気に入られているようで、どんどんハンデが増えて来てます。ああ、新潟記念が懐かしい、あの時のオフサイドトラップの気持ちが良く分かる。重賞勝ち馬が5頭、さらに未だに重賞を勝っていないのが不思議なアラバンサまでペリエ鞍上に出てきちゃう。中山金杯よりメンバー揃っているのは確か。調教師が相手の揃っているこのレース敢えて使って、今後を占う様な事を言ってるし。だとすると走ってもらわねば。地方周りを回避するためにも。 なにげに見てた京都の8レースで落馬。しかも5頭も落馬する惨事。もしやと思って出馬表を見ると四位も落馬してるう。これはやばい。こんな大事なレースを前にして怪我でもしたら。でも乗り変わりとなると誰を乗せるんだろう。ロクなの残ってないじゃん(失礼)。などと余計な心配をしていたが、幸い四位には異常なく乗り変わりの心配は無し。とりあえず良かった。 パドックは、良く分かりません。それにしてもテレビでパドックを映しても10秒程度じゃ全然分からないよなあ。現場で見てても分からない人間だから、なおさら。特にグリーンチャンネルはオッズを表示するために画面がさらに小さくなっているのは良くないです。 最終追いきりをダートで軽く行っているだけなのが気になるが、馬体重を考慮しての事でしょう。調子は相変わらず良いみたいなので、頑張って欲しいです。 馬体重は少し増えて434kg。増えたのは良いことです。でも輸送前は460kg近かったのが、これだけ減るんだから、京都までの輸送って結構負担がかかっているように思えるんですが。 そういえば京都金杯では1番人気の信頼度が高いみたい。それならばブラボーの単勝を買い占めて・・、と思うだけで大人しく見守ってると、0.1倍差で2番人気だ。なかなか1番人気にならないなあ。 |
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スタートは普通に出たが、無理して前に行かず後方からの競馬。1コーナーでは後ろから4頭目。その後も後方大外の位置は変わらず、淡々とレースは進む。3コーナーを回るあたりで鞍上の手が動きはじめ徐々に前に進出。でも明らかに手応えはよろしくない。4コーナーを回りながらも鞭がバシバシ入っている。さらに一番大外をぶん回って直線へ向いたため、コーナリングの差が出て、相変わらず後ろから数頭の位置に。でも先頭からの着差はそれほどでもない。 直線を向いてからの追い込みを期待するが、伸びそうで伸びない。前を行く馬との差は縮まらず、それどころか外からやって来た馬にあっさり交わされる始末。結局、3馬身ほど差の7着でゴールイン。うーん、斤量が応えたか?、距離が長いのか?。 まあ先着した馬はカネトシガバナーを除いて軽量馬ばかり、着差もそんなに離されてないので、そう悲観することはない。まだオフサイドトラップのようにはいかないということでしょう。でも今後は、またローカル路線になってしまうのでしょうか?。 |
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結果 |
1999年 1月 5日(火) 1回京都1日 天候: 晴 馬場状態: 良 11R 第37回スポーツニッポン賞京都金杯 5歳以上・オープン・G3(ハンデ) (混)[指定] 芝 2000m 13頭立 ------------------------------------------------------------------------------ 着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎 ------------------------------------------------------------------------------ 1 4 5 $ヒカリサーメット 牡 6 河内洋 53 1.59.5 34.4 9 506 (栗)柳田次男 2 5 7 ブリリアントロード 牡 5 山田和広 53 1.59.7 34.6 6 454 (栗)坪正直 3 1 1 カネトシガバナー 牡 5 秋山真一 56 1.59.7 34.9 3 492 (栗)野村彰彦 4 2 2 オーバーザウォール 牝 6 中舘英二 53 1.59.7 35.1 7 476 (栗)佐々木晶 5 3 3 $アマロ 牡 5 小林徹弥 53 1.59.8 35.4 8 502 (栗)清水出美 6 7 11 サンプレイス 牡 5 熊沢重文 53 1.59.9 35.3 5 458 (栗)池江泰郎 7 7 10 ブラボーグリーン 牡 6 四位洋文 57.5 2.00.0 35.1 2 434 (美)栗田博憲 8 6 8 $アラバンサ 牡 7 ペリエ 58 2.00.1 35.4 1 436 (栗)伊藤雄二 9 5 6 ランニングゲイル 牡 6 福永祐一 57 2.00.5 35.7 4 512 (栗)加用正 10 6 9 トキオアクセル 牡 7 松永幹夫 54 2.00.7 36.4 11 478 (栗)山本正司 11 8 13 シンカイウン 牡 8 北沢伸也 56 2.00.8 36.1 13 462 (栗)二分久男 12 4 4 メジロスティード 牡 7 幸英明 55 2.00.8 36.5 12 510 (美)高橋裕 13 8 12 スノーエンデバー 牡 6 佐藤哲三 56 2.01.0 35.9 10 502 (栗)森秀行 ------------------------------------------------------------------------------ LAP :12.3-10.9-12.4-12.3-12.1-12.5-11.8-11.4-11.8-12.0 通過:35.6-47.9-60.0-72.5 上り:71.6-59.5-47.0-35.2 平均:1F:11.95 / 3F:35.85 単勝 5 \2320 複勝 5 \470/ 7 \370/ 1 \180 枠連 4-5 \3550 馬連 05-07 \12360 ------------------------------------------------------------------------------ 発 馬 8 出遅れ(1馬身) 1 角 9.4.3(2.8.11)13(1.5.6.10)(7.12) 2 角 (*9.4)-3(2.8.11)(1.5.13)6(7.10)12 向正面 9.4.3(2.8)(11.13)10(1.5.6)12.7 3 角 (*9.4)3(2.8.11.13)(1.6.10)5(7.12) 4 角 (*9.4)3(2.8.11)(1.13)(6.10)(5.7.12) |
レース後のコメント |
栗田師
「四位騎手が『返し馬から気負いすぎていた』と言っていました。ここで勝ったら表街道を歩ませようかとも考えていたのですが、仕方ありませんね。今後は1600〜1800mを中心に使っていこうと思いますが、次走についての具体的なところは厩舎に戻ってから考えます。」 四位騎手 「ハンデが思っていた以上に重かったことと、返し馬の時点で馬に気負いもありました。もっとスタートで前につけられれば良かったのですが、外の馬に寄られて後方からの競馬になってしまいました。京都の2000m(内回り)は難しいコースでもありますが、今日は力負けだとは思っていません。今日勝てれば良かったのですが、重賞をこれからも勝てる馬だと思っています。ちょっと残念でしたがしょうがないですね。」 「今日は馬がちょっと気負っていたし、ハンデも見込まれ過ぎでしたからね。それに外側からブロックされて、思っていたより位置取りが後ろになったのも誤算でした。先生は”1600m〜1800m位が合っているかも”とおっしゃっていましたが、結果を出せなくて残念です。」 |
レースの短評 |
馬体増は関係なさそうも、57.5kgと距離は微妙に応えたか? |