◆ 新潟 新潟記念(G3)芝2000m ◆
出馬表 |
1998年 8月30日(日) 3回新潟6日 15:40発走 賞金 1着 4300万円 3着 1100万円 11R 第34回新潟記念 2着 1700万円 4着 650万円 4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (混) 芝・外 2000m 5着 430万円 ------------------------------------------------------------------------------ 枠馬 馬名 性齢 騎手 斤量 調教師 馬主 生産者 毛色 1 1 ルミネッセンス 牝 7 江田照男 50 (美)大和田稔 阿部善武 早田牧場 鹿毛 2 2 ガールスカウト 牝 6 西田雄一 49 (美)古山良司 渡辺典六 大典牧場 鹿毛 2 3B ブラボーグリーン 牡 5 柴田善臣 54 (美)栗田博憲 グリーン 千代田牧 黒鹿 3 4 ファーストソニア 牝 7 野元昭嘉 50 (栗)野元昭 森田藤治 オーナー 芦毛 3 5 ツジノライフ 牡 7 柴田大知 53 (美)清水利章 辻本正男 日高大洋 栗毛 4 6 パルブライト 牝 7 木幡初広 55 (美)杉浦宏昭 木浪巖 早田牧場 鹿毛 4 7 トウカイタロー 牡 9 後藤浩輝 53 (栗)松元省一 内村正則 松栄牧場 鹿毛 5 8 スガノオージ 牡 8 安田富男 57 (美)上原博之 菅原元秀 市川牧場 鹿毛 5 9B アグネスハンサム 牡 6 橋本広喜 52 (美)上原博之 渡辺孝男 社台フア 栗毛 6 10 プロモーション 牝 5 吉田豊 52 (美)和田正道 社台レー ノーザン 鹿毛 6 11B マルゼンシーズ 牡 7 坂井千明 53 (美)本郷一彦 橋本善吉 橋本牧場 鹿毛 7 12 $シロヤマボールド 牡 6 谷中公一 53 (美)岩城博俊 矢城辰之 Citadel 鹿毛 7 13 シャコーテスコ 牡 5 柴田未崎 53 (美)野平祐二 シャコー 桑原牧場 鹿毛 8 14 オフサイドトラップ 牡 8 蛯名正義 58 (美)加藤修甫 渡邊隆 村本牧場 栗毛 8 15 エスケイジルバー 牡 6 小林淳一 52 (美)佐藤林次 飯塚現子 ビッグジ 青鹿 |
レース前のコメント栗田師「力を付けているし、いずれは重賞を獲れる器だが、重馬場がどうか。」 粕谷助手 「前走はスタート直後のアクシデントがなければ勝っていた競馬だね。普通の馬なら正直、あそこからは巻返せないと思う。負けはしたが収穫はありました。よく食べているので、調子は安定しているからね。今の充実ぶりならオープンに入っても、好結果が出せると思ってますよ。」 「中間も具合はいいし、前走から着けているブリンカーを着けたことで集中力も増してきた感じ。まだ条件馬だけど決して見苦しい競馬はしないと思います。」 嶋田厩務員 「いやぁ、前走はスタートでつまづいてどうなるかと思ったけど、よく2着に来ましたよ。ブリンカーの効果でまっすぐに伸びたし、内容はあったでしょ。レース直後はちょっと減った体も、日曜(23日)には鞍付きで446キロに回復、やっぱり滞在のおかげで、回復も早いですね。中1週でも走れる状態になってます。」 柴田善騎手 「前走はスタート直後の躓きが全て。それでも諦めずに走れた辺り、この馬の成長を示すに十分な内容だった。それにブリンカーの効果で真っすぐに走れる様になったのも心強いね。好位差しが理想の型だと思うが、どんな競馬にも対応する心構えで臨む。重賞制覇のチャンスは十分だろう。」 「ブリンカー効果で直線でも真っすぐに追えるようになったのは心強い。脚さばきが軽いから道悪も大丈夫。このくらいの重賞なら条件馬でも足りる。」 |
調教8/26 柴善 新ダ 重 82.8-68.0-52.2-38.1-11.7 6 馬なりグレイマスカラ(4未勝利)馬なりの外追走 同入 ・20馬身近く先行するグレイマスカラに半哩あたりから併せ、
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パドック |
photo by T.Sato |
ついに重賞に挑戦するまでになりました。ローカルのハンデ戦とはいえそこそこに揃ったメンバー。でも今の勢いなら何とかしてくれるんでは、なんて思ったりもする。夏の上がり馬ということで人気にもなっているみたいで、今週は毎日のようにスポーツ新聞や夕刊紙を買いあさる。
2000mという距離は私自身は心配してないんだが、馬場状態が心配。福島の方は大雨で、さらに台風まで来ているし、大丈夫なのかな? 今回のハンデは54キロ、格下馬なのに背負わされているような気がするけど、予想ハンデも同じだったんで妥当なんでしょう。でも前走を勝っていたりするとさらに増えていたんでしょうか?そうすると負けたのもハンデ的には好都合だったり。 それにしても前走のスタート時の躓きには驚いた。幸い脚元に問題無いらしく一安心だが、中1週で使うのはなんかやだなあ。 |
重賞挑戦とあっては見に行かないわけにはいきませんので、またしてもはるばる新潟へ。しかし、こうローカル競馬場ばかりに行っていると交通費もばかにならん。その分稼いでくれれば良いけど。
天気の方は昼過ぎまでは小雨が降っていたが8レース辺りから止んだ。それでも馬場状態は回復するはずも無く、重のまま。良馬場なら勝ち負けも、と期待していたが、重馬場となるとその期待も半分に。今までの話だと重馬場全然駄目みたいだし。 午前中の人気を見るとなんと1番人気。おいおい、だれがそんなに買っているんだ?でも時間がたつにつれ人気も下がって(というか他の馬の人気が上がって)最終的には3番人気。それでも人気になりすぎだと思うけど。 パドックでは前回見た時と同じように気合が入りまくっている様子。これが好調の証なんでしょうか? |
photo by T.Sato |
さすがに重賞とあってあいにくの天気にもかかわらず人出も多い。 |
ちなみにこちらは500万であえいでいた頃の風景。似たような天気だった。 |
レース |
photo by Keiba Book |
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スタート地点はスタンド前。注目のスタートは・・、問題無し。中団の前方に位置して1コーナー、2コーナーと問題無く進む。
3、4コーナーを回りながら徐々に進出。しかし手綱は押さえたまま。おお、これはもしかするのでは?直線に向く段階で前の馬を交わすために外に出すときに後ろにいたプローモーションの前をカットする感じになる。 あとは真っ直ぐ走るだけ、この時点で内にいる先頭の馬とはそう差がないし手応えもある。なんか、まじで勝てそうな感じ。善臣の追い出しで徐々にであるが差を詰め、ついには先頭に立つ。あー、なんか勝っちゃいそう。他に後ろから来る馬もいないし、と思っていたら大外から変な馬が・・。なんだか訳が分からない状態で2頭がゴール前を過ぎてゆく。なんか差された感じ。 ターフビジョンに映し出されるリプレイを見ると、外から差してきたのはオフサイドトラップ。ゴール前の時点で態勢は逆転しているが首の上げ下げで僅かに先着して、ないですねえ。 それにしても惜しいなあ。ここまで走るとは思ってなかったけど、この差だと勝って欲しかった。良馬場だったらとも思うけど、58キロの馬に差されたのだから完敗ですかね。自身も正攻法の走りでこの差なんですから決してフロックではないと思うし、またチャンスはあるでしょう。 |
ウイナーズサークルではオフサイドトラップがレイをかけられてぐるぐる回ってます。いいなあ。 この馬には天皇賞でも勝ってもらって、ブラボー君の評価を上けてもらいましょ。 |
photo by T.Sato |
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