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【決断力/実務能力 】
- スピードある決断
- 決定を下すには時期の熟するのを待つ場合もある
- 50〜80%の法則にのっとった判断
- どうでもよいことは、早く決断する
要約
部下の上司にたいする不満のうち、決断の遅さはつねに上位にランクされています。決断の基準は50%以下の成功率ではリスクが大きすぎます。また、80%以上の成功率を待っていては遅すぎます。
それから、決断のケースでは、どうでもよいことに、こだわる人、つまらないことに迷う人がかなりいます。時間をかけて考えたり、討議したりするより、早く決断を下して、行動に移した方がよいことも多くあります。
実務能力
- 組織総合力を引き出すコーディネーション能力
- 批評は具体的かつ建設的に
- 小組織においては、直接的実務(作業)能力が必要
- 大組織においては指導性、戦略統一性がより重要
要約
実務に通じ、現場を良く知っている。ということは、どんな立場に立っても重要なことです。直接的な実務(作業)は部下に任せながら、その実情だけはしっかりと把握しておくべきです。
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【国際人としてのセンス 】
- フランクである
- ユーモアに富む
- 論旨明快である
- 約束を守る
- 相手の立場と希望を良く理解している
- 相手の希望にそうものを持っている
- 相手国の生活、ビジネス週間を理解し、適切な対応がとれる
- 国による”ものの考え方”の違いを良く知っている
- 世界情勢の変化についての的確な理解をしている
- イメージのわく説明が出来る
- 語学力がある
要約
外国人と交友を大事にしている人は、本音と建て前を近接させた関係を持っています。しかも、おしなべたように、楽しい雰囲気をつくっています。日常の会話を見ても、曖昧な表現をしません。「日本人は何を考えているかわからない」というような態度はあまり見せないようです。
一般的に、外国人を理解するには、生まれた国の立場(歴史的流れ、人種・民族・階級による違い、思想、宗教、政治、経済、社会、現状における当面の問題点と長期的問題点)、希望(相手国全体の希望、各立場による希望の違い、日本にたいする希望)etcを良く理解するよう努めるべきです。
また、外国人にものごとを尋ねられたときには、ハッキリと答えるようにします。そして、疑問には、実物や身振り手振りなど立体的な表現力も欲しいです。とくに、経済交流や技術交流などで滞在している多くの外国の人達は、世界の情勢にも通じています。少なくとも、交友を続けようとするリーダーは、国際的な日本の立場はもちろん、世界経済、政治問題、エネルギー問題 etc について必要なセンスや語学力は、もたなければいけないとおもいます。
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【変革の十訓/リーダーの心得 】
ここにあげた変革は、ただ単に、日常的に変化させていくというレベルのものではありません。本格的に、やる気をもって腰を据え、長期的視野に立って、変革を実現していく場合の心構えを言うものです。
- 悪条件の中で推進していくものである
- 変革は戦略確立から始まる
- 同志協力者を一人ずつ
- 変革には時間がかかる
- 一人ずつ、一口ずつ
- 他人、周囲は言うことを聞いてくれないもの
- 与えてくれるのを待っていれば流される
- まず自分から変われ
- レベルの高い方が苦労する
- 嘆きの人生か、楽しみの人生か
要約
悪条件の中でのよい条件、つまり、基盤を整えていくことが真の仕事です。要は、条件が整っていれば、誰でも出来る仕事になるからです。ですから、変革を伴うというのは、決心・覚悟を伴った戦略が重要になります。簡単に「明日から族」では、いつまで立っても始まらないのです。出来ることから、コツコツとやり始めます。急ぐと自滅したり途中で止めるようになります。「自分は何をする」という戦略や当事者意識がなく失敗する人は跡を絶たないようです。
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