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一桁のビジネスマン《行動心理資料》より

 

【管理者の背後にある力】

  • @「私を好きになって下さい。私を受け入れて下さい」
     このような気質の持ち主の管理者は、情けに厚く、品も良いのですが、ともすれと、人を率いる気力や、昇進しようなどという競争心に、欠けているのですが、部下に好まれ、しかも、受け入れられることを強く望んでいるタイプです。
     このタイプは、ビジネス社会の下層部には多くみられる管理者です。

    A「私は専門家だ。私が全てをうまくやっているのだ」を、自負する管理者は、物事を処理したり、印象的な業績を数多く上げたりするのに躍起になる気質です。そして、目標に到来するスリル、更に大きく複雑目標へと進むスリルを好むタイプでもあるのです。

    B「私は管理者だ。私の言うことは何でも通る」ビジネスの社会では、この様な権力を振り回し、ときとして破廉恥な管理者が多くいます。だいたいにおいて、このタイプの管理者は危険です。その要求するものの内容は、実質的には、説得ではなく、むしろ脅迫に近いものです。部下全員に対する完全な支配権を打ち立てようとします。

     以上の、どのようなエネルギーが管理者を動かす動機になっているでしょうか。そして、どのような状態や現象で、自分の上司の「気質=テンバラメント」の見分けをつけることが出来るでしょうか。

    @誰からも好かれることか、
    A小さい帝国を築くことか、あるいは
    B全能力者たるを望むことなのか。

    少しは考えなくてはなりません。  上司である管理者は、判別するための多くの手がかりを与えてくれるます。もし、この三つ全てを全部兼ね備えているとすれば、そのような人は、有能な管理者です。優れた経営者となる道を進んでいると考えて良いと思います。
    さて、自分の上役には、どのような評価を下したら良いでしょうか。 つづく

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