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一桁のビジネスマン《行動心理資料》より

【仕事を選んだ理由】

 ここに難問があります。貴方は何故、いまの仕事を選んだのでしょうか。
( )以前からこの種の仕事をしたいと思っていた。
( )実を言うと第2希望だった。本当はもっと他の仕事をしたかった。
( )いくぶん迷いがあったが、この仕事に足を踏みいれて仕舞った。他に何をしたいか分からないからだった。

( )この仕事以外に自分に適した職業はないと思ったから。
( )両親にこの仕事につくように勧められて。
( )リクルーターの専門家にとき伏せられて。
( )家族がこの仕事をしていたから。
( )友人に勧めてくれたから。
( )この仕事が一番儲かると思ったから。
( )新聞の求人広告に応募して。
 この項目の中には、いくつかの当てはまる答があると思います。
多くの人達は、人生の通り道には容易に通れる道を選びます。標準を低いところに定め、人生にあまり多くを期待をしないで満足しています。
 その訳を調べてみると、ビジネス社会で成功するための教育に、不足しているものがあるばかりでなく、そうした教育や、家族の支持、訓練などの欠如を、克服するだけの自発性や、気力を、持ち合わせていないことがハッキリします。

 言い換えれば、不足することに、あまり努力をしようとしません。
 教育などは、幾つ年を取っても、受けようと思えば受けられる性質のものです。また、自発性や気力というものは、いったん決心さえすれば、いつでも頼りに出来るようになります。原因は他に、理解するだけの知識の足りなさがありますが、それは別の項目に譲ります。

 ところで、いまの仕事は、自分で選びました。誰からも強制された訳ではありません。
 ですから、もし気に入らなければ、それをやめて更に、興味や手ごたえのある、成功の見込みのありそうな、仕事を始めることもできます。
自分の人生は、自分で責任をもたなければなりません。

 いまの仕事を続けるについても、見え透いた言い訳をするようでは、自分に何が起ころうと、実際問題として誰も責める訳にはいかないことです。
 しかし、自分が本当にやりたい仕事を心から楽しんでやっているなら、そのあるがままの事実を受け入れて、仕事と一緒に自分も進歩しようとするなら、必ず成功するはずです。

 自分で責任をもったんですから、自分の力で成功することになります。
「何故仕事をえらんだか」の質問に対する答を見ると、自分が勝者の道を選んだのか、敗者の道を選んだのかが、はっきりするのがわかります。   つづく 

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