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一桁のビジネスマン《行動心理資料》より

【行き詰まったならどうすれば良いか】

 人生は、色々様々です。好調もあれば不調もあります。調子悪く意気消沈するときもあれば、何もかも、全てがうまく行かないように感じ、全部投げだし「どうにでもなれ」と、やけのやんぱちになりたい気持ちになるときもあります。

ときに、不愉快な気持ちがつづくと、感情的にも奈落の底に落ち込んで仕舞います。
何もかも、全てがうまくないように思われ、神様にも見放された暗胆たる気持ちが何日も何日も続くのです。

 この塞ぎ込むような気持ちから逃げ出すことは中々出来ません。
 新聞やテレビなどを見るのも聞くのも憂欝です。ビジネスで進行中の諸々のことを見聞きしても、これもまた、憂欝なものばかりです。何処もかしこも、トラブル、爆弾、誘拐、争い、醜聞だらけに見えてしまいます。このようなことは、自分自身が生活して行くための問題を、すべて丸抱えにしているために起こる問題です。

 自分のやる事が思うようにいかなくて、心が晴れないのは、そのやったことの成り行きが「自分ではどうにもできない」ために起こります。
 憂欝な気分を振り払うには、次のステップにおいて、心構えの見直しが大切になります。

@ 現在……世の中は常に、戦争、暴虐、欺瞞、悪徳もあれば、強欲や、邪悪なことがごまんとあります。

 こうしたものは、一朝一夕で変わるものではありません。これは誰でも理解できることです。しかし、仕事と同じように、解決できないというように思われているのは、何故なのかという疑問のあることです。

A 論理……社会的にガンとなった事態を簡単に収拾する事は至難のワザです。
 仕事の中の問題で、手に追えないものもあります。そのようなときには、憂欝になる気分を改めるのが先決になります。

B 実行……事態をくよくよ考えるべきではありません。

 どうしょうもないと思ったり、腹を立てたり、ふさぎ込んだり、するの望ましくありません。楽しい・・テレビ番組を見るとか、良い本を読むようにします。また、家族との活発な会話に興味をむけるなどして、問題となる外部情報の取り入れは止めるようにします。

 ふさぎこむようなことを引き起こしては良くありません。仕事も暫く放っておいて、世間の邪悪や仕事の悩みから少し離れて、休むようにします。休みをとらなければ、創造的な素晴らしい閃きや考えが生まれなくなり取り返しがつかなくなります。

 わかりやすく言いなおしますと、圧迫感の感じ方をバランス良く正しく元に戻すことで、人生に対する本来の愛情を取り戻すことが出来るようになります。
 意気消沈して、得になることなどは一つもありません。エネルギーを消耗し、前向きの姿勢を失い、ときによっては人生に対する情熱を失うだけです。世間や、仕事のために不幸になるべきでありません。塞ぎ込むようなことにならないようにしましょう。

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