指導方法の基本
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◆ やる気の出させ方
何事をするにしても、「やる気」がなければ始まりません。知識、技術、能力以前の問題になり
ます。問題解決は、「やる気のメカニズム」を理解して、人を「やる気」にさせることがすべての
スタート・ポイントになります。
- 適切な目標を設定させる
やりたいこと(魅力のあること)、やれそうなことを目標にします。
- 目標達成感を味合わせる
成功体験を持たせます。
- 上達度合いのフィードバックを図る
上達のと合いを極力定量的に測定し、本人にフィードバックします。
- 自信を持たせる
成功体験とも関連することですが、「やれば出来る!」という自信を持たせることが、非
常に重要です。
- 適切なほめ方をする
上達したときは、結果をほめるだけでなく、上達した原因もほめます。原因をほめられる
と、成功パターンが身に付きます。また、努力したにも関わらず結果がうまくゆかなかっ
た場合、努力をほめ、他の方法もあることをアドバイスします。努力不足で失敗したとき
には、他の方法で成功したことをほめます。その上で、今回成功しなかったのは、才能が
なかったからではなく、努力不足が原因であり、努力すれば必ず成功すると激励します。
- 適切なしかり方をする
- 目立つ機会を与える
世間の注目を浴びれば、かなり多くの人は張り切るものです。
- 欠点より長所に注目する
欠点を改善していくことも大切ですが、より重要なことは、長所に焦点を絞り、さらに伸
ばしていくことです。
- 指導者が本人に期待をかける
最も本人のことをよく知っている指導者が、期待をかけているということは、本人のやる
気に大きい影響を与えます。
- うまくいったときのメリット、あるいは、まずくいったときのデメリットをはっきり
させる
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