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900年生き続けた武道の芸術
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写真:初見良昭(Dr.Hatsumi Masaaki)宗家
戦国時代に活躍した忍者は、いまや小説や漫画の世界にしか存在しないと
思いますか?実は現代においても、生きた忍法を継承している
たった一人の忍者がいます。戸隠流忍法34代宗家、
初見良昭先生(千葉県野田市在住)がその人です。
約20年前から、アメリカを中心に忍者ブームが巻き起こったのは、
日本に修行に来た外国人達が、母国で道場を開いたからです。
それにもかかわらず、本家の日本では、既に忍者は滅びたと思っている方が
大部分を占めています。世界各国の軍人や警察官が懸命に学んでいる忍法は、
日本の誇るべき生きた伝統文化です。
稽古は古流の体術(打撃のある合気道の様な武道)から始まって、
次第に、棒、刀、鎖分銅、槍、手裏剣、隠し武器など、あらゆる
武器を使いこなせるようにしていきます。武神館では9流派を指導しますので
忍法だけではなく、それ以前から伝わる骨指術や、忍法と平行して伝わって来た骨法術、
柔体術など、毎年テーマを決めて盛り沢山の内容を伝授しております。
しかし、その共通した特徴は、力を使わず意識を消し、
相手に気付かれないうちに技をかけてしまうところにあります。
自ずと稽古風景は驚きと笑いが時折漏れることになります。
これが、日常生活においても護身術に役立つばかりでなく、
リラックスした心身と柔軟な思考を養うことになります。
ビデオ武神館シリーズに出演している初見先生の直弟子が、基礎から
指導しています。 〜武神館道場青山支部募集要項より〜