元気の黒板10(鉄製)
わが青春のヤマト・999の巻
1998年、8月15日、午後6時。東京はJR錦糸町駅近くにある、
すみだトリフォニーホールで、松本零士先生・漫画家生活45周年記念コンサート、
「大交響詩・幻想軌道」が行われました。
僕、山本元気は、高校生の頃にヤマトにはまり、その後999やハーロックに浸り、
その青春を松本作品に捧げたといっても過言ではありません。
ニッポン放送がオールナイトニッポンをぶち抜きで、4時間のラジオドラマ
「宇宙戦艦ヤマト」をやった時などは、もちろん録音しながら聴き、感動に涙したものです。
そんな僕が、このたびのコンサートのオープニングとクロージングのナレーションを担当
させて頂く事になり、短いフレーズでしたが、緊張と感激のうちに収録をしたのでした。
そして、今夜そのナレーションがホールいっぱいに響き、ついで、ヤマトファンには
あまりにも有名な川島和子さんの透き通る生のスキャットが聞こえてきたときは、
もうだめです。全身に電気が流れ、涙腺を一気に爆破していきました。
思い出一杯の数々の名曲が披露され、あっという間の2時間が過ぎてしまいました。
ささきいさおさんは昔と変わらない美声で、「ヤマトの主題歌」と「真赤なスカーフ」と
「テレビ版999の主題歌」を歌って下さって、惚れ惚れでした。
水木一郎さんはもちろん「ハーロックのテーマ」。タケカワユキヒデさんは「THE GALAXY
EXPRESS 999」 と、皆さんがおなじみの名曲を次々に披露され、どんどんボルテージが
上がって行きました。指揮の宮川 泰先生の軽妙なトークと、新日本フィルの皆さんの
素晴らしい演奏で、宇宙のロマンと、思い出たっぷりの素晴らしいコンサートでした。
周りのお客さんも口々に「来て良かった。」「感動した。」と言っているのが聞こえた時は
我が事のように喜んでしまいました。ほんのチョッピリでしたが、青春時代の感動に
少しはご恩返しが出来たかなと、感謝感激の山本元気でした。(^O^)
このコンサートは来年も再来年もやる予定だそうですから今回行けなかった方は、
是非とも次回、足を運んで下さいネ。 by元気(^_^)/~~
閑話休題
ヤマトや999のファンではない方にとってはどうでもイイ話でしたが、
ファンにとってはスンバラシクいいコンサートだったと思います。
今回も趣味に走ったお話で恐縮でございます。