元気の黒板11(鉄製)
世界の忍者・大集合の巻
11月30日、東京・綾瀬にある東京武道館は朝から熱気に包まれていた。
というのも世界各国から忍者が集まっていたのである。
こう書くと、皆さんは「ぷっ」と噴出すかもしれませんが、本当です。
僕のホームページをご覧になってるかたはご存知だと思いますが、
僕が稽古をしている、武神館道場の、年に一度、初見良昭宗家から直接指導して
頂ける、3日間の練習会が始まったのです。武神館というのは、戦国時代から伝わる
9つの流派の古武術のエッセンスを織り交ぜた「総合武術」を学ぶ事の出来る道場
道場なのです。(くわしくはHP武神館のページ参照)日本人の門下生よりも
海外の門下生のほうが遥かに多く(通称・忍者道場と呼ばれているため?)、国内では
あまり有名ではないかもしれません。国内外を含め、一般人も多いのですが、
特に海外では、軍、警察関係の門下生も多く、英国王室女性警護官もいたりします。
所謂プロフェッショナルですね。もちろん日本でも、自衛隊や機動隊を含む警察関係、
(警視庁の中にも支部があって、一度、特殊警棒による逮捕術の演武も見た事が
あります。)
ちょっと説明が長くなりましたが、それだけ実践的(実戦的)な武術だという事です。
さて、今日は平日という事もあり、90%は海外門下生でした。
いつもの稽古とは異なり、宗家が弟子を相手に技を1〜2回見せると、直ぐに「PLAY」と
声がかかり、自分も相手と練習するという、片時も眼を離せないものです。
外国の門下生は合理的に技を覚えたがる傾向があるようなのですが、宗家は、「ある型
だけ覚えてもだめで、そのエッセンスを覚える様に」と、よくおっしゃいます。
立ち振る舞いが日本人らしくなってきている人ほど、技の習得が早いような気もします。
さて、朝10時から夕方4時までの稽古の中で、みんなの前で習った技を何組か
披露する時があるんですが、突然僕の名前が宗家に呼ばれて、びっくりしました。
個々の練習では色々頭で考えすぎて、なかなか出来なかった技が、「ええい、やるしか
ないんだ」という気持ちでやってみると、案外上手く決まって、自分でも驚きましたが、
意外とそういうものかも知れませんね。
とりとめもなく書いてしまいましたが、そういうわけで、今、体のあちこち痛くて、
大変です。でもまだまだ、これから、若い肉体と精神を保つ為にも、ますます武術修行を
がんばっていこうと思いました。
ひとつ気になるのは、この痛い体を引きずって、明日から出張だということ・・・・・
「ふぅ、仕事もがんばらなくっちゃ・・・!」
by元気(^_^)/~~
閑話休題
武術に興味の無い方にとってはどうでもイイ話でしたが、
この話に興味をもって、「やってみたいなぁ!」なんて思った方が
万が一にもいらっしゃったら、どうぞお知らせ下さいね!V(^0^)