元気の黒板12(鉄製)


西東京で驚きの大停電

  気が付けば、この黒板、1年以上も更新してませんでした。(笑)

それだけ大きな事故もなく(出来事も?)、平和な日々が続いていたって事でしょうが・・・

 久々にありましたヨ!

 平成11年11月22日月曜日「いい夫婦の日」(あまり関係ないけど・・・)

 午後13時42分。午後の出社だった僕は、裏通りから表通りに出たとたん気が付きました。

「あれ?信号が消えてる・・・」 昼ご飯がまだだった僕は、表通りにある「モスバーガー」に

行こうとしていたのでした。車の往来に気を付けながら横断歩道を渡り、

向かい側の「モスバーガー」の前まで来てみると、「あら、お店が暗い・・・」。

そこで初めて気が付きました。「この辺り全部停電じゃないかぁ!」。

電子レンジが使えなきゃ、「焼肉ライスバーガー」は喰えない・・・!

そんな事考えながらよ〜く辺りを見回せば、表通りの信号はずっと向こうまで消えてるし

これまた電気が命のパチンコ屋さんからは、お客さんがゾロゾロゾロゾロ出て来るし

ミニパトの婦警さんやら自転車のおまわりさんやら出て来て、交通整理を始めるし

といった光景となりました。銀行のATMは止まり、機械の取替え工事をしていた人も

どうしようもないなぁという表情で缶コーヒーを飲むしかなく立ち尽くす。

僕は慌てて報道部に連絡を入れましたが、どうやらそれが第一報になったようでした。

その後のニッポン放送のニュースを聞いていると、信号が消えているのは

青梅街道や新青梅街道など西東京一帯だ!何て言ってるし、

「同時多発テロか!?」なんて事を大きく考えてしまったりもしました。

しばらく地下鉄の駅や近所のお店を取材して、仕方なくタクシーでJRの池袋駅へ行き

駅員さんにダイヤの乱れなどを聞いたところ、「JRには何の影響もありません!」( ̄ー ̄)って

感じで、少し自慢げでした。(笑)

 停電も板橋地区では40〜50分で復旧し、何事も無かったように普段の生活を

取り戻しましたが、電気が全て止まってしまった街を眺めて、僕は阪神大震災の時の

光景を思い出しました。そして、現代の生活がいかに脆いものかと思ってしまいました。

 原因が自衛隊機の墜落(しかも乗員2名は死亡)だったので、何とも言えない気持ち

です。トラぶった機体を何とか市街地を回避しつつ帰還しようとしたお二人の気持ちを

考えると、胸が痛みます。 合掌。

                                             by元気m(__)m

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