蓼科山    平成23年11月23日 TOP  BACK 

蓼科山記録 2009年2月22日
        2008、3月9日 

コースタイム
大河原峠8:45〜将軍平10:10〜山頂11;05〜円盤11;25〜山頂ヒュッ11;40テ〜将軍平30分食事〜13;40大河原峠

 
湖東新井交差点で
蓼科山、北横岳
今年の11月は暖かいため3000m級の山にも雪がなく、夏山の延長で登れていた。今回もそのつもりで会津駒ケ岳に行こうと計画したが、前々日ころから寒くなり雪も降りだした。アプローチも遠い場所で日帰りは厳しいため中止した。第二候補が蓼科山も午後から崩れるのと風が強いという予報だったのでこちらも中止した。
比較的よさそうな関東地方に焦点を合わせた。日曜日に夏沢鉱泉ー峰ノ松に行ったとき高速道路から見ると初狩から韮崎付近にかけては紅葉もよいことを見ていたので瑞牆山へ紅葉目当てで行ってみようと決まった。
テニス仲間と二人で5時ころ埼玉を出発した。
祭日でしたが渋滞もなく走る。談合坂にて休憩、焼き立てパンを購入する。熟成カレーパンがおいしかった。韮崎辺りで、天気も好くなりそうなので目的地を第二候補だった蓼科山に行ってみようと。諏訪南ICまで足を伸ばして高速を下りた。大河原峠に向かう、田園の奥にきれいな円錐型の蓼科山を望むと気持ちも高ぶる。大門街道を走り、白樺湖を過ぎて高度を上げると中央アルプス方向か白い陵線が見渡せると一気にテンションも上がる。
蓼科牧場白樺高原スキー場で右に曲がる。一昨年の忘年山行で女神湖脇の道路でテント泊したことを思い出す。七合目登山口に3台の車が止められ、歩き出す2人がいた。ここは素通りしてさらに急な道を登ると、時々石が転がるところが出てきたり、うっすらと雪のつく日陰が出てきたりするので注意しながら無事に大河原峠に着いた。先着が一台とまっていたが小屋は閉店、峠風が強く冷たくちょっと寂しい。期待した展望は霞んでいてちょっと期待はずれです。この時期としては気温が高く全体が霞んでいてすっきりとした眺めでないのが残念です。

大河原峠
歩き出し
 

登りだす
石ころ道に閉口です
 
霞んだ浅間山、妙高山、火打山を写真収め、歩き出す。シラビソ、コメツガの原生林の中、石ころだらけの道を緩やかの登る。時々薄氷が張る道となる。割れても濡れるような水はないが滑ることに気を使いながら歩く。この山は石ころ、岩の道に終始する。赤谷への分岐標を過ぎ、登りきると佐久市最高点の地点を過ぎ平坦な道になり、足元の氷が一面広がるようになった。湿地のため丸太が敷かれているがこれがまたよく滑るので要注意です。立ち枯れのシラビソの向こうに蓼科山の頭部と山頂ヒュッテが見える。まもなく将軍平の蓼科山荘に着くと、小屋前広場では下山してきた若者2人が食事の準備していた。山頂は強風で寒かったと話してくれた。用心に目だし帽を被って歩き出すが眼鏡が曇って苦労する。眼鏡の曇り止めを忘れたことを悔いるのでした。風は意外と穏やか森林限界に出ても雨具をつけるほどでもなくそのまま登る。振り返ると浅間山方面はガスが濃くほとんど見えない。特徴ある荒船山は何とか見えている。岩にはには中途半端な雪がつき、足の置き場に注意が必要だった。山頂ヒュッテに出るとやっぱり風は強い、小屋の影で雨具の上下をつけてから山頂に向かった。

丸太に氷
八ヶ岳は寒いです
 

山頂はすぐです
 
山頂と三角点の写真を撮り、風を避けるように神社に向かった。山頂広場の中央にある神社のほうが少しだけ風が弱い。神社で手を合わせて、西側にある円盤まで行ってみるが期待の北アルプスはまったく見えません。見えるのは美ヶ原までです。 八ヶ岳の主陵赤岳すらすべて雲に覆われていました。強風に追い返されるように山頂広場を横切って山頂ヒュッテで一息入れる。ここは風除けになり休憩にはありがたいところです。下りは登り以上に足元が滑りやすく慎重に下る。怪しい雲が覆うようになってきたがまだ登ってくる人が5人ほ会いました。将軍平で昼食休憩をする。オリジン弁当やで買ってきたおにぎりは寒さで硬くなりいつものおいしさではありません。から揚げとソーセージをフライパンで暖めてつまみにしながらおにぎりをほお張る。
大河原峠につくころには小雪がちらちらと舞い寒さが一段と増してきた。高速の渋滞を避けるため温泉は諦め、佐久平ICから上信越道ー関越道で帰路に着いた。東松山、鶴ヶ島付近で小渋滞にあうがほぼ順調に帰宅できました。
 
山頂西側の円盤
 

山頂広場の神社にお参り