Tridef3D, NVIDIA 3D Visionによるレースゲーム、レースシムの立体視



PCのレースシム、レースゲームのほとんどはTridef 3Dによる立体視であそぶことができます。

iRacingは長らく非対応ゲームでしたが、先日$4.99の別プログラムを購入することで
32bit版に限り、Tridefでも遊べるようになりました。

※現在もTridef 3Dの開発は細々と続いていますが
レースシム関連で新しいタイトルのサポート情報はありません。
Assetto Corsa等はサポートされていないので注意してください。

NVIDIA製のGeforceグラフィックカードと対応モニタを使用していれば
NVIDIA 3D Visionでも立体視できます。
新作をプレイされたい方にはこちらをお勧めします。

3D Vision非対応の3Dモニタでも機種によっては認識させることはできますが
ここでは書きません。

3D Vision を含む立体視の話題を扱うブログ3D VISION BLOGはこちら

3Dが2Dと比べてよいと思えるのは、左右の目の視差が現実同様あるので
空間の把握が容易で
ブレーキングポイントに差し掛かったときや
他車とテールトゥノーズ、サイドバイサイドになったときなど
深視力、車両感覚が必要な場面で直感的に操作できる点だと思います。

個人的な感想ですが
3Dは2Dと比べて集中力を要する度合いが低いと感じます。
いまは3Dモニタも2万円台位まで価格が下がっているので
レースゲームをやるのなら結構おすすめだと思います。

Colin McLae Dirt2ではシャドウが描画されなかったり
Shift2 Unleashedではダッシュボードの立体感がありえないものになったりとか
微妙に不具合のあるゲームもありますが
おおむね良好な見え具合です。





NVIDIA 3D Vision Surround (3画面立体視)の紹介(Inside Sim Racing)

余談ですが画面右のJessica Lopezさんがチャーミングで良かったんですが
最近はDarin Gangi氏のひとりMCになり、画面左のShaun Cole氏も"The SimPit"という
別サイトに独立したようです。

2015年3月20日
3画面立体視環境を整えました。


28nmプロセスのGTX670でもiRacingやAssetto Corsaなどは
3画面立体視で普通にプレイできるようです。


iRacingは60fpsほどでストレスなくプレイできます。
CPUをCore i7にした効果が現れているようです。
やはり予想どおりNVIDIA 3D Visionに最も適したタイトルのようです。


Assetto Corsaは25fpsほどで
単独走行ではニュル北コースなどの
大規模マップを読み込んでも問題なく動作します。

しかし、マルチなどで表示するクルマが増えると
ちょっときびしいかもしれません。
16nmのGeForceグラフィックカードが発売されたら
さらにフレームレートが上がることが予想されるので楽しみです。

rFactorは描画負荷が低いはずなのにコマ落ちがあり
しまいに画面がホワイトアウトして落ちます。

SteamのrFactor.exeのショートカットを作成し+fullprocのオプションをつけて

さらにグラフィックオプションでvsyncを有効にしたら
安定動作するようになりました。

(追記 vsyncは有効にしなくても大丈夫みたいです。
フォースフィードバックがフレームレートに応じて細かくなる仕様らしいので
外したほうが良いらしい。)

Steamクライアント上でrFactorを右クリックして出てくるプロパティ>起動設定で
+fullprocを加えてもよいかもしれません。

Steam版のrFactorは右クリックで「管理者として実行」が要らず
4GBのメモリをデフォルトで使用でき
3画面立体視の設定も容易にできます。
自分的にはこちらを選ばない手はないという気がします。

別項にて3D Vision Surround環境のまとめをしています

3D Vision BLOGや4Gamer.netなどでは
NVIDIA 3D Visionは終わった規格と
言うような記事もあるのが気になるところではあります。

2016年にはOculus Riftなど新しいデバイスも控えているので出費が多くなりそうです。



Windows 10 Home 32bitの環境でテストしてみましたが
NVIDIA 3D Vision Surroundは動作するようです。

しかしNVIDIA Surroundを有効にすると
Windowsのオートスケーリングが150%になってしまうバグがあるようです。

設定>システム>ディスプレイで「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」
のスライダーを100%にセットする必要があります。

またNVIDIA Surroundを有効化、無効化するホットキーが動作しません。
ドライバの更新待ちといった状態です。

なんとかNVIDIA 3D Visionの環境は使い続けることができそうです。


戻る