・土の偉大さはキャベツに教えてもらった・ 土の威力を思い知ったのはベランダで育てたキャベツの苗を畑に定植したときの
ことだ。それまでの中型プランターではどんなに頑張ってもソフトボール大のも
のを収穫するのがせいぜいだった。しかも、葉は堅く野菜炒めの材料にできれば
御の字というところ。
ところがたいして肥料を入れていない1年目の菜園にキャベツの苗を定植すると
水を得た魚(?)のように外葉はグングン成長し、それと共に中心部に巻き始め
た葉が日一日とみごとに育っていった。あまりの勢いに収穫が間に合わず、気が
つくと真ん中からパックリ噴火!あわてて収穫したキャベツは柔らかく甘味があ
る。苦労してプランターで育てた野菜も感慨深いものがあったけれど、八百屋・
スーパーマーケットに並ぶものと遜色ない大きさのキャベツが収穫できることは
大きな喜びだった。
三郷を歩くとあちらこちらに空き地を見かける。第三セクターの常磐新線や三郷
インターから続く幹線道路の為に確保されたものもある。柵で囲まれ、セイタカ
アワダチソウが茂る空き地を眺めながら(ここを耕せばカボチャが何株植えられ
るか)などとボーっと考えている自分に気がつく今日この頃だ。(1998.4)
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