さて、ついさっきネットサーフィンをしていると、フトしたことに気が付いた。HMVでキャラヴァンを検索してみると、新譜が出るとのこと。
ようやく、オリジナルアルバムの予約開始か?と思ったのだけど、どうやら違う。題名が違うのだね。で、詳しく調べてみると「Nowhere To Hide」と「With Strings Attached」という2枚のアルバムらしい。
しかし、詳細が載っていなく、どんなアルバムか残念ながら分からなかったんだね。で、イギリスのオフィシャルサイトを覗いてみたのだけど情報はなし。更に日本のオフィシャルサイトも覗いたけど情報はなし。ただ、この2枚のアルバムがClassic Rock Productionからのリリースということだけは分かったので、発売元のサイトを覗いてみたんだね(因みに今度でるオリジナルアルバムもここの傘下のレーベルからの発売らしい・・・・・・)。
すると、ようやく分かったよ。どうやら今回出るのはライヴアルバムらしい。Classic Rock Productionの「Nowhere To Hide」と「With Strings Attached」の詳細が書いてあるページを覗くと色々書いてあったね。両方とも2002年のツアーからのライヴアルバムなんだね。2枚で、2002年のツアーのセットリスト内容が把握できるようになっているようだ(私がチェックした限りでは・・・・・・。でも1曲抜けているのが惜しい・・・・・・)。
しかし、「Nowhere To Hide」の方では、「Nowhere To Hide」が聴けるのが私にとっては凄く嬉しいね。これは・・・・・・、去年のツアーで披露されたデイヴ・シンクレア作のニューアルバム収録予定の曲だからね。これが、また良い曲なんだよ・・・・・・。
後、「With Strings Attached」で聴けるメドレーは「A Knights Tale」収録のメドレーと同じセットなので、出来れば、初来日公演でもやった「ベター・バイ・ファー」を入れたバージョンを陽の目を見させて欲しかったね。
ということで、Classic Rock Productionのおかげで、ここのところキャラヴァンのCDやDVDのリリースが盛んなのは嬉しいね。もう、単純に喜んでおこう。ただ、今回の2枚はどういう意味のリリースかは計りかねるのだけどね。この時期に、2002年のツアーのライヴアルバムを立て続けにリリースする真意はどこにあるのだろうね。
そういうのを考えるだけでも楽しいやね。
今日は実は午前中は岡山に行っていた。詳しく書く気はないのだけど、試験を受けに行っていた(資格試験ぢゃあないよ)。10時に始まって11時に終わったので、昼にはもう家に帰っていたね。
で、午後からは法定12ヶ月点検に昨日から出している車を、車屋さんに取りに行ったね。そんなところが今日の一日だったね。そうそう、夕方から部屋の掃除をしたことだけは付け加えておこう・・・・・・。
後、しばらく途絶えていたレコードのCD-Rへの盤起こし作業を再開させる目処が立った。
かなりレコードが貯まってしまったし、そろそろやりたいと思っていたところでのこの目処なので、感慨もひとしおだったりするね。本当にいっぱいあるので大変だぁ・・・・・・。
でも、この間にCDが再発されたものもあるので、その辺は盤起こしする必要がなくなり、「楽かなぁ・・・・・・」なんて思ってるのだけど、どうだろうね・・・・・・。
今日聞いたCDのリスト(聞いた順)。
- 21ST・センチュリー・スキッツォイド・バンド/オフィシャル・ブートレグ Vol.1・・・Arcangelo/ARC-1058
- シカゴ/シカゴX(カリブの旋風)・・・wea japan/WPCR-11591
- シカゴ/シカゴXI・・・wea japan/WPCR-11592
- ステイタス・クォー/ピクチャレスク・マッチスティッカブル・メッセージ・・・VIVID SOUND/VSCD-2630/31(I)
- ステイタス・クォー/スペア・ハーツ・・・VIVID SOUND/VSCD-2632/33(I)
- HOLLIES/Four More HOLLIES Originals・・・EMI/7243 8 37061 2 9のDISC ONE(「Romany」)
- Hollies/Distant Light・・・EMI/7243 5 20397 2 2
- Hollies/Confessions of The Mind・・・EMI/7243 5 20223 2 8
- HOLLIES/HOLLIES sing HOLLIES・・・EMI/7243 5 20130 2 9
- HOLLIES/HOLLIES SING DYLAN・・・EMI/7243 5 20131 2 8
そして、その日聴いたCDをなぜ聴いたかって理由、624日目。
さて、今日は聴き込みのCDを聴き終えた後に再びホリーズの箱を聴きだしたのだけど、1枚目の「Romany」を聴いていて、急にそこから遡ってスワンプなホリーズを体験したくなって遡ってみたんだね。
で、まずは「Distant Light」。このアルバムはクレジットを見ていて気が付いたのだけど、実は大半の曲をトニー・ヒックスが書いているんだね。というか、これはグラハム・ナッシュが脱退後アラン・クラークとグラハム・ナッシュとの曲共作名義を解消してからいかに彼が中心になって作曲作業が進んでいたかを如実に示したものだったね。だから、「Distant Light」と「Romany」がそっくりなアルバムでも、全然違うように聞こえるのは(はっきり言って「Distant Light」の方が泥臭い。「Romany」は、結構からっと西海岸風だったりする)。そのためなんだね。ボーカリストのキャラクター以上に、「Romany」で、トニー・ヒックスの曲が1曲しかないことが印象を違って聴かせている部分なんだと思うね。
ところで、「Romany」で歌っているボーカリストは、実は、マイケル・リックフォースではなく、ミカエル・リックフォースだったのね。「Four More HOLLIES Originals」のライナーを斜め読みしていて気が付いたよ。昔から、ずっと、マイケルだと思っていたのね。どこで間違えたのかしらね。
そういえば、テリー・シルヴェスターと、アラン・クラークの共作名義の「You Know The Score」は結構面白い曲だねぇ・・・・・・。アランクラークが作ったらしいスワンプな曲に、テリー・シルヴェスターが作ったようなバーラードを挟むという手法。改めて聴いて、改めて感心してしまったね。二人の作曲家としての個性が溶け合わずに、思いっきり対立して、それがプラスの方向に働いていたからね。
そして、「Confessions of The Mind」。ここでは何故かテリー・シルヴェスターとアラン・クラークの共作が多い。これは聴いた感じではアラン・クラークの曲をテリー・シルヴェスターがお手伝いしたって感じだ(勿論逆もあるが・・・・・・。「Isn't it Nice?」とか)。トニー・ヒックスの曲はでも、半数を数えるね。1曲、オープニングの曲がグラハム・ナッシュを含む3人の共作名義だけど、聴いた感じではトニー・ヒックスが中心となって作った曲のように感じたね。このアルバム、泥臭さはまだ発展途上といった感じかな?そう思う部分は多々あったね。曲の感じからすると、グラハム・ナッシュに対する対抗心から出来たアルバムのように思うね。
そういえば、このアルバムはプロデュースがジョン・バージェズだ。このことも少なからず影響しているのかもね。「Distant Light」はセルフプロデュースだし、意図的に泥臭さは押さえられているのかもしれないね。というか、このアルバムのトニー・ヒックスって結構プログレ的な曲を書いていたんだねぇ。タイトル曲とかそんな感じだし、パワーポップ風が多いのも多分そのせいだと思うね。だから、泥臭くないのかもね。
さらには旅の終わりとして「HOLLIES sing HOLLIES」。このアルバムはヒックス単独曲は少なく、殆どの曲はアラン・クラークと、テリー・シルヴェスターの共作。3人の共作名義も2曲あるね。このアルバムでは、アラン・クラークと、テリー・シルヴェスターの共作がカントリータッチの曲が多く、つまり、この路線はトニー・ヒックスが後追いで彼流のカントリー解釈みたいなものが「Distant Light」辺りのイメージになったことが伺えてしまったんだね。
ただ、やはり、このアルバムもグラハム・ナッシュに対する思いは現れているようだ。アラン・クラークの単独曲の「MARIGOLD」などはモロ意識している曲だろうしね。
ということだけど、
こういう聞き方も、たまには面白いものだねぇ・・・・・・。
最後に、今日の広島カープ。今日は雨のため中止。で、前半終了。オールスター明けから後半戦ということで、それまでない。さて、後半戦は阪神戦から。甲子園で。知り合いが見に行くらしいのだけど、しっかりと広島の応援をして貰いたい・・・・・・(でも、その人、阪神に興味を持ってるんだよなぁ・・・・・・)。でも、こんな事を書いているのも、単純に羨ましいだけだったりする・・・・・・。