CD REVIEW 144    
明日も今日の夢のつづきを / 泉谷しげる
PODH-1416 POLYDOR

TRACK 1 「明日も今日の夢のつづきを」
TRACK 2 「ソウルでかい噺」
TRACK 3 「明日も今日の夢のつづきを (Instrumental)」

POLYDORに復帰しての第一弾ってとこですか。そしてプロデュースも久々の加藤和彦。加藤和彦プロデュースといえば、大名作「'80のバラッド」ですよ。ねえ、奥さん。LOSERを期待すると肩透かし食らうかもしんないけど、これも泉谷。音はいかにも加藤和彦って感じです。やさしい感じの囁くように唄う曲です。カップリングの方はタイトルからも推測できるようにオチャラケ系です。アルバムが楽しみじゃな。


私には夢がある / 泉谷しげる
POCH-1711 polydor

TRACK 1 「失われた時を求めて」
TRACK 2 「明日も今日の夢のつづきを」
TRACK 3 「偶然の旅行者」
TRACK 4 「アフリカの光」
TRACK 5 「回帰線」
TRACK 6 「恋する惑星」
TRACK 7 「ジャッカル」
TRACK 8 「10%のブルー」
TRACK 9 「今を生きる」
TRACK 10 「冬のイノセント」
TRACK 11 「我が心のシャイン」

で、こっちはアルバム。ルーザー時代とは違います。まあ、加藤和彦がプロデュースって時点で違うのは当たり前だけど。これも泉谷っていうか、最近のアルバムの中では良いかなって思う。惜しいのはどの曲で森高がドラム叩いてるかがわかんないんこと。「恋する惑星」(どっかで聞いたことあるタイトルだな)がほのぼのとしてていい。まあ全体的にほのぼのとしたトーンなんだけどね。なんだな、これは泉谷ファンだけでなく加藤和彦ファンが聴いても断然楽しめるアルバムだな。


'80のバラッド / 泉谷しげる
28XL-292 WARNER-PIONEER

TRACK 1 「翼なき野郎ども」
TRACK 2 「海をにぎりしめる少年」
TRACK 3 「デトロイト・ポーカー」
TRACK 4 「裸の街」
TRACK 5 「レイコ」
TRACK 6 「遠い生活」
TRACK 7 「エイジ」
TRACK 8 「波止場たちへ」
TRACK 9 「流れゆく君へ」

続いて、泉谷の作品の中では紛れもなく傑作のコレも加藤和彦プロデュース。1978年の作品。「翼なき野郎ども」が一番(全部の中で)好きなんだけど、ライブで聴いてから「波止場たちへ」も好きになりました。これは是非押さえておいてもらいたい一枚。


都会のランナー / 泉谷しげる
28L2-0011 WARNER-PIONEER

TRACK 1 「旅から帰る男達」
TRACK 2 「褐色のセールスマン」
TRACK 3 「俺の女」
TRACK 4 「風もないのに」
TRACK 5 「揺らぐ街」
TRACK 6 「ハーレム・バレンタインデイ」
TRACK 7 「王の闇」
TRACK 8 「君の心を眠らせないで」

これは「'80のバラッド」につづく、加藤和彦プロデュースの作品。「風もないのに」もライブを聴いてから好きになった曲です。「君の心を眠らせないで」も優しい泉谷の典型みたいで好き。


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