CD REVIEW 352
ベリーベスト / 一風堂/土屋昌巳
ESCB-1866 EPIC/SONY RECORDS

TRACK 1 「もっとリアルに」
TRACK 2 「ブレイクアウト・ジェネレーション (狂育世代)」
TRACK 3 「ミステリアス・ナイト」
TRACK 4 「ラジオ・ファンタジー」
TRACK 5 「ふたりのシーズン」
TRACK 6 「TAO-TAO」
TRACK 7 「すみれSeptember Love」
TRACK 8 「アイ・ニード・ユー」
TRACK 9 「アフリカン・ナイツ」
TRACK 10 「ドリーム・オブ・ザ・ジプシーズ」
TRACK 11 「ムーンライト・マジック」
TRACK 12 「スターライト・シャワー」
TRACK 13 「東京バレエ」
TRACK 14 「さよならフォリナー」
TRACK 15 「一日千夜 (ONE DAY A THOUSAND NIGHTS)」
TRACK 16 「冬のバラ」
TRACK 17 「レディー・ロキシー」
TRACK 18 「すみれSeptember Love (LIVE)」

一風堂と土屋昌巳のシングル曲プラスアルファというベスト盤。「すみれSeptember Love」のライブバージョンまで入ってるのが嬉しい。リリース順に並べられているので音の変わり具合がよく分かる。「すみれSeptember Love」のイメージが強く、かつ、JAPANのサポートなんかもしていたので、そっちっぽい系統かとも思いがちだが、初期の曲なんか聴くとロックンロールしてて、またボーカルも力が入ってて、それはそれでなかなか良いんだよね。ギタリストとしてもっともっと評価されても良いと思うね。やっぱりこのひと他人とは思えないので。


SOMETHIN' TO TALK ABOUT / GOTA & THE HEART OF GOLD
SRCL 2747 SONY RECORDS

TRACK 1 「MOVE」
TRACK 2 「IT'S SO DIFFERENT HERE」
TRACK 3 「EUROPEAN COMFORT」
TRACK 4 「SOMEDAY」
TRACK 5 「CHILLIN' CHIL'REN」
TRACK 6 「TAKE YOU ANYWHERE」
TRACK 7 「CHANGES」
TRACK 8 「SOMEDAY REPRISE」
TRACK 9 「PLAY FAIR」
TRACK 10 「GROOVE RIDE」
TRACK 11 「EASY, WHEN YOU WANT IT」
TRACK 12 「ALL ALONE」

1993年リリースの屋敷豪太のファーストソロアルバム。名古屋グランパスエイトのオフィシャル・チーム・ソングを手掛けたり、昭和シェルのCFで流れてた曲をやったてたりとで、結構いいなあと思ってはまりました。ドラマーだったしね。歌ものとインストと半々って感じですかね。夜に似合う音がいっぱいかな。ゲストにはMICK HUCKNALL、RICHARD BARBIERI、KENJI JAMMERなど。実は買った当時はあんまり聴き込む事もなかったんだけど、久しぶりに出して来て聴いてみたら良かったです。ワインじゃないけど、寝かしとくといい音楽ってのもあるんだよね。


くちびるの神話 / ビビアン・スー
TODT-3557 東芝EMI

TRACK 1 「くちびるの神話」
TRACK 2 「一千一夜の秘密」
TRACK 3 「くちびるの神話 (オリジナル・カラオケ)」
TRACK 4 「一千一夜の秘密 (オリジナル・カラオケ)」

日本でのデビュー曲。「くちびるの神話」はギターのカッテイングもさわやかな、一昔前のニューミュージックっぽい曲。「一千一夜の秘密」の方はちょっとアジアンテイストを感じられる曲(わかりづれぇ)。両方とも福岡ユタカの編曲。


BESTIAL CLUSTER / MICK KARN
JICK-89701 JIMCO RECORDS

TRACK 1 「BESTIAL CLUSTER」
TRACK 2 「BACK IN THE BEGINNING」
TRACK 3 「BEARD IN THE LETTERBOX」
TRACK 4 「THE DROWNING DREAM」
TRACK 5 「THE SAD VELVET BREATH OF SUMMER AND WINTER」
TRACK 6 「SADAY, MADAY」
TRACK 7 「LIVER AND LUNGS」
TRACK 8 「BONES OF MUD」

ミックカーンのファンは間違いなく大満足の一枚。ベーシストのソロアルバムってどんなん?って感じで聴いてみても大満足の一枚(ホントかな?)。


ゴールデンピクニックス / 四人囃子
CSCL 1245 CBS/SONY

TRACK 1 「フライング」
TRACK 2 「カーニバルがやってくるぞ (パリ野郎ジャマイカへ飛ぶ)」
TRACK 3 「なすのちゃわんやき」
TRACK 4 「空と海の間」
TRACK 5 「泳ぐなネッシー」
TRACK 6 「レディ・ヴァイオレッタ」

森園勝敏と佐久間正英がいるころのアルバム。森園ギター弾きまくってます。くせのあるバンドだというイメージがあったけど、このアルバムを聴くとそうでもないんだなというのが分かります。そうは言っても分かり易いってわけでもないですが。


地球的病気 -We are the d.e.p- / The d.e.p
SRCL 5055 SONY RECORDS

TRACK 1 「What is the question」
TRACK 2 「良薬苦口」
TRACK 3 「蜂蜜色の宙」
TRACK 4 「Mr. No Problem」
TRACK 5 「run and cry」
TRACK 6 「Frozen Tears」
TRACK 7 「地球のいい子」
TRACK 8 「Spider's Life」
TRACK 9 「太陽と月」
TRACK 10 「想要Happy」

とにかくビジュアル的に映えるバンドだなというのが第一印象。そして、とても贅沢なプロジェクトだなとも。英語、日本語、北京語が違和感無く聞ける曲というのは、実は初めてなんじゃないだろうか。レコード会社のコピーに”これぞ音楽史に残る決定盤!!”という、一見大げさで、他のアーティストだったら何言ってやがんだってのがあるのだが、このバンドの場合、まあまんざらウソでもないなと。いや、その通りじゃないかなと。その理由がこの5人のメンバーだからこそっていうのが一番な気がするんだな。各パートとも、誰か一人違う人が入ってたとしたら、形が崩れてしまうだろうなと。それが、ビジュアル的に映えるというところにも繋がってるし。個人的に、矢野真紀に続く今年の大ヒットアルバム。「Mr. No Problem」のドラムはぜひバンドでコピーしたいですな。しかし、これを唄える人って少ないだろうな。


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