第4章
 Windows95のみをインストールする方法

 Windows95 Upgrade版はインストール時にWindows3.1がハードディスクにインストールされている必要がある。もしくはWindows3.1のシステムディスクが必要である。しかし、それらを必要とせずともWindows 95をインストールすることができるのである。Windows95インストール時にはWindows3.1の確認をする。具体的に言えば、"Gdi.ex_"の確認をするのである。つまり、"Gdi.ex_"があれば Windows 95がインストールできるのである。 第3章で作成した起動ディスクを用いてWindows 95をインストールする方法を以下に述べる。

  1. 用意するもの
    a. 第3章で作成したWindows 95起動ディスク
    b. FMV-575D4のシステムCD
    c. Windows 95 upgrade版のCD-ROM
    d. フロッピーディスク1枚
  2. FMV-575D4のシステムCDのwindowsフォルダからGdi.ex_をフロッピーディスクにコピーする。
  3. Windows 95起動ディスクでパソコンを起動する。
  4. Eドライブに移動。(標準搭載のハードディスクをスレーブに接続していると仮定する) そして、setup.exeと入力し、Windows95セットアッププログラムを起動させる。
  5. Windows3.1の所在を要求されたら、Gdi.ex_の入ったフロッピーディスクに入れ替え、aドライブを選択してOKボタンをクリックする。