FMV-575D4には標準で 540MBの E-IDE対応のハードディスクが搭載されています。Windows95だけをインストールするのなら何とかなりそうですが、一太郎8 や Office 97など超巨大級アプリケーション(100MBをゆうに越える)をインストールするにはとうてい足りません。そこで私はハードディスクの増設を考えました。安価で SCSIボードが不要な E-IDEタイプの 1.2GBのハードディスク、 Western Digital 社の Caviar AC21200の増設を行った。ソフマップで24999円で購入。(96年春頃) 現在ならこの値段で UltraDMA/33対応の3.2GB が購入できます。なお、ドッベルアルバイト氏の FMV-D3 ハードディスク増設マニュアルがFMV USER'S Forum Home Page にあるので参考にしてください。D3中心にかかれていますが、D4にあてはまる部分も多いかと思います。
FMV-575D4は E-IDEに対応してますが、BIOSが4095シリンダ以上のハードディスクを認識しません。容量にして約2.1GBですが、2GBクラスのものでも4095シリンダを越えるものがあるので注意が必要です。シリンダ数一覧表がFMV USER'S Forum Home Pageにあるので参考にしてください。Quantum Fireball ST 2160A か Western Digital Caviar AC 22000ならばまず大丈夫でしょう。両者のものはどこの店でも入手可能だし、情報量が多い(ユーザーが多い)ので安心である。また、両者は UltraDMA/33対応 ですが、 UltraDMA/33 に対応してないパソコンでも使用できます。(普通のE-IDEハードディスクとして動作します。) 絶対にだめのはIBMのものです。絶対に買ってはいけません!くれぐれもお買いあげにならないように。(最近ではIBMの2GBクラスは見かけないが)
HDDの型番、値段は96年春頃のものです。また、IBMは駄目といってますが、2.1GBのものはFMV-575D4に増設しても正常に認識されないという意味です。性能そのものが悪いという訳ではありません。(IBMのHDDは性能の高さと静寂性を兼ね備えた優秀なドライブです。)