1995年、学部4回生だった頃卒業論文を書くのにパソコンがほしいと思い、購入機種を選択していた。研究室のパソコンを使えばいいのではとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、なにせうちの研究室にはパソコンの数が少ない、また一番早いのでPC-9821Xa7である。(現在も変わっていない)しかも、学生が多い。卒論を書く必要があるのは10数人もいる。このような状態で気の弱い?私にパソコンをさわれようか。以上のような理由でパソコン購入を決断したのであった。理系の方は大半の人がマックや98を使っているみたいである。事実、うちの研究室にも98とマックしかない。しかし、私はDOS/Vマシン(IBM PC/AT互換機と呼ぶのが本当はいい)であるFMV-DESKPOWER SX(FMV-575D4)を購入した。主な理由を以下に述べると
早いものでFMV(575D4)とのおつき合いも3年になる。その間にパソコンのスペックは大きく進歩した。Windows95の登場前後の変化が特に大きかったと思う。いまや K6-2 搭載機が20万円ちょっとで買える。64MBのMemory, 4GBのHard diskが当たり前の時代である。特にWindows95と対応ワープロソフトは32MBのメモリーと1GB以上のハードディスクがないと使いもんにならんようになってしまった。当然ながら、540MBのハードディスクと8MBのメモリーしか積んでいない我が575D4も増設、拡張なしには最新のソフトウェアが使えないので、 内蔵ハードディスクの増設、メモリーの増設、グラフィックスカードの増設を行った。以下にその内容を示しています。また、他の575D4ユーザーへのアドバイスも載せてあるので参考にしてくださると有り難いです。
K6-2マシンが20万で買えるという話は97年当時の話です。誤解無きように。現在(1999年)はCerelon搭載パソコンが10万円台で買えてしまいます。Pentium 75MHzマシンが20-30万円もしていたなんて今思うとなんだか滑稽としかいいようがないですね。FMV-575D4は使用できるパーツを自作機に提供し、その一生を終えました。なお、ディスプレイは現在も健在です。