自作機

概要

 購入するのはケース、マザーボード(ATXタイプ)、CPUの3点のみで合計金額 は50,000円(税込み)までで、その他のパーツは575D4から流用する。

購入したもの

品名 型番 概要 値段
マザーボード GIGABYTE
GA-586STX
ATX, SiS5582 使用
2nd cache 512k
11,000
ケース IW-A600ATX ATX, 235W 電源 14,800
CPU Cyrix 6x86MX-PR200 75MHz×2, core 2.9V 14,500
CPU Cooler SANYO DENKI
SANACE
  500
合計     43,800
税込合計     45,990

すべて、パソコン工房 大阪日本橋店で購入した。

感想

 マザーはAsusTekのSP97-XVとどちらにしようと迷ったが、結局値段と先にリリースされているということで586STXにした。TWOTOP でK6-200が先着2名まで96円で手に入る抽選に参加したが、当たるはずもなくあきらめてK6-166にしようとしたが物がないのである。15000円くらいで手に入るCPUはCyrix 6x86MX-PR200(75×2, 2.9V)しかないのでこれにしたのである。もう、6x86L-200は手に入らなくなってきているし、K6-166も入手困難のようである。次はMMX-166あたりか?安いCPU がきえていく!!!!
 なんでパソコン工房で買ったかといえば、ケースがそろっていることとTWOTOP があまりにも混雑していたということである。

575D4から流用したもの

  型番など概要
ハードディスク Western Digital Caviar AC 21200(1.2GB) と
Western Digital Caviar AC 2540 (540MB)
CD-ROM MATSUSITA CR-574(4倍速)
フロッピー 575D4 についていたもの
メモリー Fast Page DRAM 60ns 16MB×2 Parity あり

組立

 まず、Windows95がインストールされているWDC AC21200(マスタードライブ)をそのまま接続したが、古いシステムそのままで新しいデバイスが次々と検出され、案の定システムのプロパティは!マークだらけであった。Windows95を再インストールするなりしてシステムを正常化しようとしたが、Msgsrv32のエラーというのがでてきてハングアップするようになったので、大事なデータをWDC AC2540 にバックアップし、WDC AC21200をフォーマットしたのち、Windows95をインストールした。レジストリがきれいになったせいかHDDの動作が軽快になったようである。フロッピーディスクはフロントパネルが無くむき出しではあるが問題なく動作している。Windows95はOSR2.1ではないが別に問題はなさそうである。

ベンチマーク

 HDBENCHと3DBENCHでベンチマークをとってみました。HDBENCH ver 2.297ではCyrix6x86MXを正常に認識しないのでバージョンアップしたものを使いました。


★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.297 ★ ★ ★

使用機種 FMV-575D4 Processor Pentium 75MHz(100MHz駆動)
解像度 800x600 65536色(16Bit)
Display GA-PGDXx/PCI
Memory 31,768Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 不明
HDC = プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC = CMD-640 PCI IDE Controlor
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK
D = GENERIC IDE DISK
E = MATSHITA CD-ROM CR-574 Rev 1.08

ALL 4341  
CPU 浮動小数点 整数演算  
5629 6133  
Display 矩形 TEXT SCROLL DirectDraw
7473 4072 2587 177 68
DRIVE READ(MB/s) WRITE(MB/s) Cache  
5096 5453 5449 C:10MB

3DBENCH ver.1.0       71.2

★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.420 ★ ★ ★

使用機種 Processor Cyrix 6x86MX/2x 150 [CyrixInstead ID 51 step 0 Rev 3]
解像度 800x600 65536色(16Bit)
Display GA-PGDXx/PCI
Memory 31,768Kbyte
OS Windows 95 4.0 (Build: 950)
Date 1998/ 1/ 4 12:56
HDC = プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC = スタンダード PCI IDE コントローラ
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE47
D = GENERIC IDE DISK TYPE47
E = MATSHITA CD-ROM CR-574 Rev 1.08

ALL 10224  
CPU 浮動小数点 整数演算  
8812 13362
Display 矩形 TEXT SCROLL DirectDraw
19486 8524 9162 81 75
DRIVE READ(MB/s) WRITE(MB/s) Cache  
5327 4889 21977 c:10MB

3DBENCH ver.1.0         166.6


  FMV-575D4 改造6x86マシン UP率
(改造前を100とする)
ALL 4341 10224 236
浮動小数 5629 8812 157
整数演算 6133 13362 218
矩形 7473 19486 261
4072 8524 209
TEXT 2587 9162 354
SCROLL 177 181 102
DD 68 75 110
3DBENCH 71.2 166.6 234

組立を終わって

 なんだが起動が早くなったような気がする。Windows95の終了時にスイッチを押さずとも勝手にスイッチが切れるのには一種の感動すら覚えた。6x86MXの実力ってこんなもんですかね。まあ、浮動点小数演算は予想通りではあるけど。整数演算についてはMMX Pentium 200をしのぐ数字かなと思う。MMX能力は全く不明であるがMMXPentiumやK6に比べるとはるかに劣るだろう。しかし、一太郎8を使う限りでは十分な能力といえるのでは。メモリーをEDO 64MB、もしくはSDRAM 64MB にしたときとか、HDDをUltra-ATA対応のものに交換したときのベンチマークはどうなるかとまだまだ興味が尽きませんが。ところで6x86MX 200(75×2)って83.3×2 にクロックアップできるのかな?最低限FPDRAMをEDOにする必要ありですが・・・・


FMV575D4 マザーボード K6-2 現在の構成 CONTENTS