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JR 103系 (大阪環状線)
 
 大阪環状線といえば,真っ先にオレンジ色の103系電車を思い出す.私が幼い頃から21世紀になった2001年現在まで,オレンジ色の103系電車が走り続けている.一部の車両には改装工事が施され,車内がきれいになっている.ちなみに,ユニバーサルスタジオ・ジャパンのペイント列車も103系である.

JR西日本

交通科学博物館

 幼い頃は交通科学博物館(最寄りは大阪環状線弁天町駅)によく行った.ただ,大阪環状線に乗って行ったのか,車で行ったのかはよく覚えていない.鉄道模型(HOゲージ)のパノラマが一番のお気に入りであった(模型の種類が変わっているが,現在もある).現在の入園料は大人400円,子供100円である.下手な遊園地や水族館よりも遙かに安いし,小さな子供が喜ぶと思うので,子持ちの方は是非連れて行ってあげてください.ただし,子供が大きくなって鉄道オタクになっても私は責任持ちません.

通学ルートを変えた阪神大震災

 阪神大震災によって、阪神間の鉄道が大きな被害を受けたのはいまさら言うまでもない。JRは灘−住吉間の被害が甚大(六甲道駅が崩壊)、阪急は六甲駅付近の被害は軽微であったが、西宮北口−夙川間の高架が至る所で崩壊、阪神は御影−西灘の被害がひどくで石屋川車庫(高架)が車庫もろとも崩壊した。被害が甚大な区間は異なれど、復旧に数ヶ月を要する被害を受けた。最も、早く復旧出来る見込みのあるJRですら、全線復旧は5月上旬であると情報が流れた。3月までは、授業はすべて休講、試験はレポートなので通学の心配はなんもする必要はなかったが、4月から講義再会されると1ヶ月間は、代替バスで通学しないといけなくなる。ただでさえ、2時間もかかる通学時間がさらに30分から1時間余計にかかるようになる。幸い、懸命な復旧作業によって新学期に合わせるかのようにして、JRは4月1日に全線復旧したので、代替バスでの通学は免れた。

JRでの通学

 震災前は天王寺から御堂筋線で梅田までいき、阪急神戸線に乗り換え六甲まで乗車し,六甲から徒歩またはバス(徒歩の割合が圧倒的に多い)で大学まで通っていた。1995年4月(震災の年の4月)以降は、いち早く復旧したJRを使うルートに変更した。天王寺から大阪環状線で大阪(梅田)まで、大阪からJR神戸線で六甲道まで行き、徒歩かバスで大学まで行くことにした。徒歩にしろ、バスにしろ阪急六甲−六甲道間の移動時間が増えたが、梅田(大阪)で乗り換え時間が減ったので、トータルの通学時間はほぼ同じとなった。通勤定期代(三ヶ月)はJR使用の方が1000円程度安くなった。さらに、近鉄古市駅で近鉄とJRとの連絡定期(近鉄あべの−JR天王寺乗り換え)が購入できるため、@ 定期券が1枚になる、A 阪急の定期を買いに行くためだけに梅田に行く必要がなくなるといった2つのメリットが生まれる。したがって、阪急が復旧しても震災以前の通学ルートに戻すことはしなかった。
 六甲道から大学まで歩いていけるが、毎日歩いて行くのはさすがにきつかった。というわけで、バスに乗る回数が増えた。阪急六甲からバスに乗る時、一時限の前(8:30頃)は積み残しが多くバスに乗りたくても乗れない場合があったが、六甲道道からの場合は、積み残されることなく来たバスに確実に乗れる。このことも、バスに乗る回数が増えた要因であるかもしれない。

大阪環状線経由定期券の落とし穴

 大阪環状線経由定期券ならば大正駅でも下車できるので、大阪ドーム(最寄り駅;大正駅)へ行くとき定期券だけで行けるだろうと思った。が、大正駅の改札に定期券を投入した瞬間、ピンポンピンポンと鳴って扉が閉まった。駅員に精算機で乗り越し精算するように強く促されたので、釈然としないまま仕方なしに精算した。改札機の扉が閉まった訳は後日知った。結論から言うと、私の持っていた大阪環状線経由定期券で大正駅で下車出来なかったのは、単に経路外だったからである。詳しく説明すると次の通りとなる。大阪環状線の大阪〜天王寺間を経由する定期券は、原則として距離が短い東側を通る経路で金額計算される。定期券は経路上の中間駅では途中下車できるという原則があるので、環状線の東側にある駅(鶴橋とか京橋)では途中下車できる。ただし、環状線の西側にある駅(大正を始め、新今宮・弁天町・西九条など)は経路外になるので途中下車できない。
 大正駅で途中下車したいのであれば、環状線の西側経由(弁天町経由)する定期券を購入しましょう。分かってるのなら、はじめから購入しとけよ!! と言う方もいるだろう。事実、その通りであるが、これに気づいたのは2001年になってからである。

昼間特割きっぷにはまる

 社会人になり、垂水にある寮で暮らすようになってから、切符を買ってJRに乗るようになった。最初は普通に切符を買っていた。あるとき、大阪−元町間の昼間特割きっぷで元町−垂水間を乗り越し精算すると、片道300円以上安くなるということを知るまでは。このことは知ってからは、昼間特割きっぷを欠かさず使うようになった。財布の中に昼間特割きっぷが常に入っている。神戸市市営地下鉄沿線に移り住んだ今でも、土日に出かける際三ノ宮−大阪間は昼間特割きっぷをかかさず使っている。

ICOCAの盲点

盲点1:ICOCA と SUICAは同じパスケースに入れることができない

2003年11月1日、JR西日本の京阪神地区にも待望のICカード、ICOCAが登場した。ミーハーな??私は即購入しパスケースに入れ、パスケースを新長田駅の改札機のセンサーにかざし改札を通ろうとした。ところが・・・・・・ ヒンポンピンポン!改札機の扉が閉まった。改札機の表示をみると、”枚数超過” というあり得ない表示がでていた。パスケースより ICOCAカードを取り出し、カードを直接改札機のセンサーにかざしたところすんなり改札を通ることができた。カードをパスカードをしまい、なんか釈然としないまま、天王寺駅まで行き改札を出ようとした。すると、再びヒンポンピンポン!改札機の扉が閉まった。何回繰り返しても扉が閉まる、しまいにはカードを直接改札機のセンサーにかざしても、扉が開かない。拉致があかないので駅員に問い合わせたところ、ICOCAと他のICカード(JR東日本のSUICAなど)を一緒にパスケースにいれると枚数超過のエラーがでるとのこと、そして私のカードは磁気情報がおかしくなっていたので修正してもらい無事改札を出ることができた。案の定、私のパスケースにはSUICAが入っていた。ということで、現在はSUICAの方を財布に閉まっている。しかし、事例があるということはICOCAとSUICAを両方持っている人は案外いるもんだな。

盲点2:回数券の乗り越し精算が不便、Jスルーカードの方が便利

昼間特割きっぷなどの回数券で乗り越し精算するとき、ICOCAで精算するときは精算機でする必要がある。Jスルーカードの場合は、回数券とJスルーカードを2枚重ねて改札機に通るだけで精算できるので、昼間特割きっぷをよく使う私には、Jスルーカードの方が便利です。近鉄電車にも乗れるしね。というものの昼間特割きっぷが使えないときや区間外の時はICOCAを使っています。タッチする快感がたまりましぇーん てか。(変態か、をい)


近鉄 阪急 JR西日本 番外

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