Let's enjoy FreeBSD
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FreeBSD のインストール
インストーラの起動
CD-ROM から起動させました。CD-ROM を入れて、コンピュータを再起動。
ノートパソコンでPAOを使いたい場合は、PAO版のインストールディスクを使った方がよいでしょう。
しばらくするとカーネルの構築をするかどうか聞いてきましたが、なるべく難しいことは避けるため、カーネルの構築はしませんでした。
1 Usage と D Doc にざっと目を通しました。
K Keymap を Japanese 106 に変更。
2 Novice を選択し、インストール開始。
fdisk とブートマネージャー
まずは fdisk をおこないました。
wdっていうのがIDEのハードディスクのことですね。
s はスライスという意味です。FreeBSD でいうスライスとは、Windows でいうパーティーションのことです。FreeBSDでパーティーションというと、FreeBSD のスライス中で分割された領域になってしまいます。ご注意あれ。
wd0s1 fat
wd0s2 extended
wd0s3 freebsd
wd0s1 と wd0s2 にそれぞれ Windows の基本領域、拡張領域がすでに作られています(拡張領域の中はここからは見ることができません)。
wd0s3 に FreeBSD のスライスを作りました。
fdisk 終了後、FreeBSD のブートマネージャーをインストールするかどうか聞いてくるので、インストールすることにしました。このブートマネージャーをインストールすれば、ブート時に FreeBSD や Windows の起動を選択することができるはずです。
パーティーションの作成
ディスクラベルエディタでパーティーションを作りました。
難しいことは考えず、インストーラにお任せすることにしました。
A Auto Defaults for all! を選択すると、次のように割り当ててくれました。
wd0s1 <none> 2047MB DOS
wd0s3a / 40MB UFS Y
wd0s3b swap 197MB SWAP
wd0s3e /var 20MB UFS Y
wd0s3f /usr 1499MB UFS Y
せっかくなので、Windows のスライスをマウントできるように設定しました。
wd0s1(Windowsスライス)を選び、M Mount pt.を選択。/dos_c にマウントすることにしました。
これで、FreeBSD から Windows のハードディスクを読み書きすることができるようになるはずです。
配布ファイルの選択
FreeBSD(98) 徹底入門(翔泳社)を参考に、配布ファイルを選択しました。
- 凡例
- X ........ 選択
- o ........ 下層のメニューで細かく選択
- 無印 ..... 選択せず
8 Custom を選び、配布ファイルを選択しました。
X bin
X compat1x
X compat20
X compat21
X compat22
DES
X dict
X doc
games
X info
X man
catman
proflibs
o src
X ports
o XFree86
src
base
contrib
gnu
etc
games
include
lib
libexec
release
bin
sbin
share
X sys
ubin
usbin
XFree86
Basic
X bin
X cfg
X doc
X html
X lib
lk98
lkit
X man
X prog
X set
9set
sources
csources
Server
X SVGA
VGA16
Mono
3DL
8514
AGX
I128
Ma8
Ma32
Ma64
P9K
S3
X S3V
W32
PC98
Fonts
X fnts
f100
fcyr
X fscl
X non
server
インストールメディアの選択とインストール開始
1 CDROM を選択。
今までおこなってきたことは、fdiskも含めてまだ実際にはおこなわれていませんでした。この後、インストールが開始され、今まで指定したハードディスクの変更やファイルのコピーをおこないました。
ひたすら待ってインストール終了。
最終設定だそうだ
いよいよ最終設定に突入。
次の項目について、「Yes」を選択しました。
- タイムゾーンの設定
- UTC については「No」を選択しました。Windows と共存する場合は、ローカル時間で設定しないと、混乱するでしょう。
- 5 Asia 、17 Japan と選択し、省略形は「JST」でよいですね。
- マウスの設定
- 1 Type は Auto 、2 Port は PS/2(/dev/psm0)。きちんと動きました。
- X server の設定
- ここで X server の設定を試みましたが、うまく動きませんでした。FreeBSD のインストール終了後に再設定することにします。
- ######
- その後、ビデオカードを変更したので、再度 XF86Setup (上記の設定をおこなうユーティリティ) で設定を試みました。このときはきちんと設定できました。どうやら、前回は chipset と X server の組み合わせを勘違いしていたみたいです。
- ######
ユーザーアカウントの登録
一般ユーザーとしてログインするときのために、ログインID、パスワードを設定しました。フルネームは正直に(笑)。ホームディレクトリは /home/ の下に作りました。ログインシェルは /bin/csh にしました。
システム管理者のパスワード
コンピュータの重要な操作はシステム管理者になる必要があるので、この設定は避けて通れません。
再起動
インストールが終了したので、コンピュータを再起動させました。CD-ROM が入ったままだと CD-ROM から起動してしまうので、CD-ROM は忘れずに取り出さないとね。
ファンクションキーの F3 が FreeBSD なので、これを選択。無事に起動しました。
まずは一般ユーザーでログイン。
exit
でログアウト。
次は、FreeBSD を終了できるかどうか確認。root でログイン。
shutdown -h now
で終了できました。めでたしめでたし。
注意
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また、内容についてご質問いただいてもお答えすることはできませんので、ご了承ください。
ただし、励ましや間違いの指摘のメールは送っていただけるとうれしいです(^^;。
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