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日本語を編集する
日本語の入力には canna を使い、エディタは XEmacs を使うことにしました。導入したパッケージは ja-Canna-3.2.2 と ja-xemacs-canna-20.4 です。XEmacs は canna に対応したものを選んでいます。それにしても XEmacs はでかいアプリケーションですね。ハードディスクの空き容量が気になります。
XEmacs からの canna の利用
XEmacs で canna を利用するには、C-x C-m C-\ とタイプした後、japanese-canna と入力すればいいんですね。japanese-canna と入力するのも面倒なときは、スペースキーを押せば候補を表示してくれるから助かります。それも面倒になってきたら、オプションでカスタマイズすればより便利。
X のリソースによるフォントの指定
X のもとでは、いろんなアプリケーションを動かすときの環境を整えるためにリソースの設定があるらしいです。リソースを設定するファイル .Xresources を用意し、XEmacs をより使いやすいものにすることを試みました。
デフォルトのままの XEmacs は日本語とアルファベットのバランスが悪かったので、xfontsel でいろんなフォントを試しながら日本語もアルファベットもうまく表示されるフォントを探しました。私の環境では -netscape-*-*-r-*--*-156-*-*-*-*-*-* がいいみたいです。斜体や太字は別のフォントでないと表示できないようなのですが、編集時にはほとんど出てこないフォントなので適当に選択。
このフォントを使用できるよう、$HOME/.Xresources を次のように作りました。
Emacs*font: -netscape-*-*-r-*--*-156-*-*-*-*-*-*
Emacs.bold-italic.attributeFont: -adobe-courier-bold-i-*--*-156-*-*-*-*-*-*
Emacs.italic.attributeFont: -adobe-courier-medium-i-*--*-156-*-*-*-*-*-*
Emacs.bold.attributeFont: -adobe-courier-bold-r-*--*-156-*-*-*-*-*-*
この書き方は、オブジェクト指向の考え方からきているらしいです。特定のアプリケーションの特定の部分に影響するようにも、あらゆるアプリケーション全体に影響するようにも記述できるみたいです。
.Xresourcesをログイン時に有効にするために、$HOME/.xsession に次の行を追加しました。
xrdb -load $HOME/.Xresources
xrdb が X のリソースを有効にしてくれるプログラムらしいです。
注意
このホームページを参考にすることは構いませんが、あなたにどのような損害が出ても私は責任をもちません。
また、内容についてご質問いただいてもお答えすることはできませんので、ご了承ください。
ただし、励ましや間違いの指摘のメールは送っていただけるとうれしいです(^^;。
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