ブルーインパルス(Blue Impulse) 〜航空自衛隊アクロバットチーム〜
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ブルーインパルス(Blue Impulse) とは、1960年に浜松基地で発足した航空自衛隊の公式アクロバットチーム。古くは東京オリンピック(1964年)で上空に五輪マークを描いたり、大阪万博(1970年)で「EXPO'70」の文字を描くなど、国民的な大きなイベントでフライトを披露する機会も多い。1997年4月には、米空軍創設50周年イベント“ゴールデン・エアタトゥー”に参加、初の海外での展示飛行を果たした。
現在は松島基地をホームベースとしており、正式名称は第4航空団第11飛行隊。
使用機材は、初代ブルーインパルスのF-86F戦闘機(右写真の最下段)、2代目のT-2練習機(右写真の中央)を経て、3代目の現在はT-4練習機(右写真の最上段)が使用されている。なお、2代目ブルーインパルスからは機体デザインが公募され、T-2
ブルーインパルスでは女子高生4名による合作デザイン案、T-4 ブルーインパルスでは航空ファンである医師によるデザイン案がそれぞれ採用された。
3代目の使用機材であるT-4は、プロペラ機からジェット機への機体変更がスムーズに行えるように、素直な操作性と抜群の安定性を発揮、低速から高速まで安定した飛行特性を持つよう設計された航空機。機体重量の4.5パーセントに炭素系複合材などの新技術を採用し、軽量化を実現している。脱出装置はAV-8B
ハリアーIIなどと同様のキャノピー破砕方式を採用、機上酸素発生装置を備え、非常時の信頼性も高い。
ブルーインパルスで使用されている機体は正式には戦技研究仕様機とよばれ、現在まですべて新造機として取得されている。戦技研究仕様機では、ウインドシールドなどの強化やHUD透明表示板の材質変更(バードストライク対策)、ラダーリミッタの制限角度変更、低高度警報装置の追加、コックピット内の一部機器追加やレイアウト変更、スモーク発生装置の追加などの改修が施されている。
飛行特性としては、(とりわけ2代目のT-2に比べて)翼面荷重が小さく、エンジン推力比も大きいため「360°ループ」のような高Gの連続課目や垂直系の高負荷課目が余裕を持って出来るようになった。
【ブルーインパルスの展示飛行課目】
ブルーインパルスの展示飛行は通常6機で行われる。1番機から4番機までは基本的に編隊を組んで(集団で)飛行し、5番機・6番機がソロを担当する。もちろん6機揃った演技も多数ある。
展示飛行課目は、会場上空の気象条件や制約に応じていくつかのパターンが用意されており、視程8km以上かつ雲底高度10,000ft以上の、最もコンディションが良く制約の少ない状況で行われるのが、「第1区分」と呼ばれるフルアクロ(26課目)。以降、雲の高度が低くなるにつれて、垂直系の課目から水平系の課目に差し替えられる(第2〜第4区分)。
T-4の機体性能を生かした高機動課目と、日本人らしい緻密さを持ち味にしたブルーインパルスの華麗にして精密なフライトは、日本国内のみならず海外からも高い評価を得ている。 |
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<作品投稿 大阪府 西野さん>
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<写真投稿 f4ej8680さん>
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Blue Impulse サポーターズコレクション
DVD、模型、グッズで楽しむ ブルーインパルス の世界
ブルーインパルス は、航空祭や国民的な大きな行事などでアクロバット飛行を披露する航空自衛隊の公式アクロバットチーム。正式名称は「第4航空団第11飛行隊」で、松島基地をホームベースとしています。3代目の現在は、機動性に優れた
T-4 が使用されています。本特集では、ブルーインパルスをフィーチャーしたこだわりの商品、コレクションに加えたい模型・DVD・グッズをご紹介します。
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