1997 X’mas耐久レース

1997/12/21(Sun)

 レースの準備もOK。いざ……。


 昼休みが終わって、10分間の公式練習が始まる。
 セトウチレーシングからは、ゼッケン1番 落合&井原ペア。ゼッケン2番 佐竹&阿部ペア。ゼッケン3番 武居和男&利行ペアがエントリーしている。

 まずは、落合選手、阿部選手、武居利行選手がコースへと飛び出していったのである。
 たった10分ではあるが、ここでキャブの調子を見ておかないといけない。長丁場のレースであるから、ちょっとしたマシンの差がもろに影響するためでもある。佐竹&阿部ペアのマシンであるが、実は1週間前の練習走行でエンジンが焼け付いてしまったので、今日のエンジンはチームの予備のエンジンを急遽載せてのレースなのである。前日にもそうこう練習をしているのではあるが。


 さて、公式練習に各マシンが元気に飛び出したのであるが……。

 数週のラップ後すぐ、井原選手がピットに戻ってきた。どうもキャブの調子がよくないようある。キャブの調整を済ませて、すぐにコースに飛び出していったのはあるが。さて、どうなるか。


 SO86クラスは、26台がエントリーという状態である。柳井のコースのフルグリッドが26台であるから、コース上は混乱状態でもある。公式練習でも、各所でクラッシュが起こっていたのであった。

 長時間のレースをひかえてのちょっとしたマシンへダメージは苦しいものがある。なんとか無事に公式練習を終えてもらいたいとピットで祈るしかない。
 そんな祈りが通じたのか、我がチームは、公式練習を無事に終えたのであった。そして……。


 コントロールタワー前にドライバーが集まってのドライバーズミーティングが行われたのである。

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X’mas耐久レース その3