1997 X’mas耐久レース1997/12/21(Sun) |
いよいよ、SO86クラスの2時間耐久レースの始まりである。 ドライバーズミーティングのときにゼッケン1番と26番でじゃんけんをして、勝ったほうからポールポジションになるのであるが、井原選手がじゃんけんに見事に勝利。ポールポジションを獲得したのである。そして、佐竹&阿部ペアは2番グリッドからのスタートとなるのであった。
そして、スターティンググリッドにそろったマシン。選手紹介の後、フォーメーションラップに入るのであった。ファーストドライバーは、落合選手とレース初参加の阿部選手であった。 オフィシャルからの合図で先頭から順に押しがけして、フォーメーションラップに入るのであった。が、ここで阿部選手のマシンのエンジンが不調でなかなか回転があがらない様子であった。後続のマシンに次々と追い抜かれてあっという間に隊列に置き去りにされた状態になった。 なんとかエンジンの回転が蘇り必至に隊列に戻ろうと阿部選手がアクセルを踏む。 当然、隊列が整っていないので1周目では日章旗は振られない。そして、各マシンストレートからアクセルを吹かして2周目のフォーメーションラップへ。そして、隊列に戻ろうと必死に追いかける阿部選手。 ポールポジションの落合選手が横に阿部選手がいないことに気づいたのか、フォーメーションで早めに減速して、隊列を整えるようにした。そして、その間になんとか阿部選手は最後方から、2番グリッドまでマシンを進めることができたのであった。初めてのレースでこういう状態に陥った阿部選手は多分焦ったことだろう。 しかし、なんとか無事に隊列が整い、日章旗が振られスタートしたのであった。
スタート直後 1番、3番、4番グリッドは、PVクラスでいつも上位争いをしている選手である。周りをそういう選手に囲まれ、レース初参加の阿部選手。フォーメーションでのアクシデントもなんとか乗り越えて、スタート。しかし、1コーナーでの熾烈なポジション争いが待っているのであった。 ポールからスタートした落合選手は勢いよく1コーナーへ切り込んだ。だがほんの一瞬加速が遅れた阿部選手のインには、3番、4番グリッドからスタートしたマシンが入り込んでいくのである。しかし、阿部選手アウトには膨らんだものの、しっかりと1コーナーでスピードを落とさずに他のマシンに食いついていったのである。さて、1コーナーを出た時点で、落合選手はトップ。阿部選手は5番というポジションをキープしていた。こうして長いレースが始まったのである。
1周目を終わって。落合選手 2位 |