1998 柳井シリーズ第5戦

1998/07/05(Sun)

 張り詰めた時間が、あっという間に流れ、スケジュールは次のTTへと。

武居選手

落合選手

槇野選手

 TTの結果は、トップはPVクラス昨年シリーズチャンピオンだった長岡選手(エンドレス)が唯一34秒を切り、33.903秒で走りきり、makkyが34.069秒で3位につけたのだった。そして武居選手が34.210で4位に、社長が34.799。マシンの不調に悩むおっちゃんは、34,849で最下位という結果に……

 TTが終り、コースは予選ヒートに向けて緊張感が走るのである。

 予選ヒート1が始まる、SD、SS86とレースが進む、観ているほうとしてはエントリーが少ないので少し緊張感に欠けるのであるが、SS86ではレース直後、第三コーナーでクラッシュ。数台のマシンがそこで止まったのであった。

 レース中のクラッシュと言うのは選手にとってはかなり辛いものだろう。各選手がレースに復帰するためにその場で必死になってマシンの様子をチェックするのである。最後の最後まで努力をして力を尽くして、どうしようもないと判断してその場でリタイアするのであるが、今回は何台かはそのままレースに復帰したのだった。が、2台がどうしようも無い状態だったようである。一台は、フロントバンパーが外れて飛んで行ったりしていたのだ。が、その飛んで行ったフロントバンパーを拾って、必死になってその場で取付けを行ない、その作業を無事にその場でこなして、マシンはコースへ戻っていったのだった。結局、このクラッシュでリタイアしたのは一台だけであったのだが。


 そしてPVクラスの予選ヒートが始まった。
 スタートして、3番グリッドからスタートしたmakkyが2位につけた、順位はトップが長岡選手、2位makky、3位武居選手と続く。

 予選ヒートは10週。makkyは必死に長岡選手に食いついていったのであるが、そのペースには徐々に差がでてくるのだった。

 中盤、徐々に差をあけられるのであった。このままで差をつけられ独走状態で予選ヒート1が終るのかと思ってみていたのであるが、終盤から徐々にmakkyがペースを上げ、長岡選手を目前に捕らえたのであった。

 もしかして、トップでチェッカーを受けれるか、という期待を持ったのである。まさにそれを期待できるくらいまで差を詰めたのであったが、あと一歩というところで、ヒートは終了。長岡選手が一位でフィニッシュ。makkyが2位、武居選手が3位となったのであった。


第5戦レポート その3へ

第5戦レポート その1へ戻る