継手・仕口ってなに?
クレテックと従来仕口との違いは?


仕口だ、継手だ、言われても、専門家じゃないからわからない。

話が見えないと言われる方がおいでになると思います。

在来工法とクレテック工法がどう違うのか?と言う方も・・・・一気に解決できます??


『継手と仕口の話』

 
「継手とは?」

継手は、接合する部材同士を同一方向につなぐ場合の接合のこと。
「仕口とは?」

仕口は、接合する部材同士がある角度をもってつなぐ場合の接合のこと。

クレテックと従来仕口との違いは?

従来は上図(白黒)の様に木をかけ込んで接合して抜け落ちないように一部金物で補強する工法でした。

施工方法にもよるのですが、柱材と梁材の接合の為かけ込んでいる部分の木の強度は落ちます(
断面欠損)。

又この様に加工するのに時間と手間暇がかかり、又大工さんの技量によって出来・不出来がまちまちであります。

又構造計算上この接合部分の強度検討は実際のところ出来なかったのが現状です。
「圧縮に関しては特にはないのですが、
強大な引張り力やねじれに対してはもたないのが現状です。」
 
阪神淡路大震災で通し柱が「
断面欠損」で折れて倒壊している例もあります。

倒壊例を当ホームページでも紹介していますが、見ていただいて考察してみて下さい。

ここをクリックされると「間違った施工での倒壊例」へ行きます!
 
 

クレテック工法は、「じゃあ・クレテックの金物はどんなの?」の所の金物の写真を見てもらえば分かると思うのですが、接合部分を一定強度を保った金物を使用する事により木の強度を最大限に活用できます。

通し柱の在来工法と比べ断面欠損も金具を止める為のボルト穴と金具を通す溝のみであります。

又金具用の接合の加工の手間と時間が少なくて済みます。
技量による施工誤差がほとんど無いため強度的又施工的にも均一の住宅をご提供出来る様になりました。

よく見ると、鉄骨造の様な組み方になりますね。
クレテックにより木の性質を最大限に生かせる様になりました。

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