正論じゃろん?(C) 36
法人における、人の評価の在り方
正論じゃろん?(C) 06
★ほとんど全ての人に関係する、極めて重要な問題です。
執筆中です。暫くお待ち下さい。
1.問題提起(問題の所在:何故この論点を検討する意義・必要があるのか。)
透明性欠如による悲劇の撲滅、納得ができる社会の構築、他
不透明な成果主義は、組織(人間・モラル・モラール)を必ず破壊する。世間の評価は正
直に、あるものに表れる。恣意は糾弾すべし!
極一部の少数者の恣意のままにさせていてもよいのか? チェックシステム皆無!
腰掛根性 → 法人の破滅
頑張った者が「正当に」報われるのならば、成果主義もある面でよかろう。しかし、今の
日本の法人では、あまりにも不透明なことが多すぎるのではないか。「より公平な、納得
できる評価制度を目指します」とは、言葉を返せば、「当該法人の評価制度はまだまだ極
めて未熟である」と宣言しているに等しい。他法人が成果主義で失敗しているのに、それ
に学ぶ(歴史に学ぶ)ことなく、不透明極まる成果主義を導入する法人は愚の骨頂と言わ
ざるをえない。査定者の腹の虫の居所で考課される者(被査定者)は、この世の地獄。
「それ(その仕事)は成果にならないからやらない」と言われたら、君達(査定者)は何
と言ってごまかすつもりなのか? 裸の王様の「金正日」のようなことはやめなさい!
2.例(架空)
絶対評価と相対評価混在の矛盾、評価の前提となる点数の曖昧さ、無理で不透明な分布付
け、法人統治意識・公器意識の欠如、一人・一党独裁国家(北朝鮮・中国)との類似点、
ものを言わない人間・ゴマスリ人間の増殖(→好評価?)、裸の王様誕生、他
人の噂を鵜呑みにし、自ら事実検証努力をしないまま、人を査定する愚者。
自分が法人の代表者だと勘違いしている(中間管理職)愚者→諸悪の根源、投資家無視。
3.自説の展開(理由と結論)
全国共通入学試験とか(全国共通)各種資格試験の場合は、公正な点数に基づく絶対評価
が可能。また、絶対評価点数に基づく相対評価、統計的な分布もできる。しかし、序列を
つけられない(どの部門も必要)多数の部門を有する民間法人等の場合、法人内部全体に
亘っての公平な絶対評価は不可能。また、絶対評価的に低得点部門でありながら、独裁者
が密室で恣意的に差別的なランク分け(異常に高い〜異常に低い)をすることは犯罪に近
い行為である。職権乱用であり、法人投資者への背信行為でもある。法的問題が多数あり。
○イエスマン(自分の気に入った者だけを近くに置く)を作って恥ずかしくないのか。
○評価者は、部下及びその家族の人生・生活を左右している自覚を常に持っているのか。
○憲法の第三者効力と、法人の私的自治との関係。憲法は法人にどこまで介入できるのか。
○……
法人(特に民間法人の場合)は慈善事業ではなく、雇用の自由がある。就業規則に反する
ような行為をしたり、著しく出来の悪い者は、憲法の第三者効力の保護対象にはならない。
しかし、法人(代表者やそれに準じる人、権限を委譲された人)の行為・中身等があまり
にもひどい場合は憲法問題になる。憲法の第三者効力の保護対象になる。法人における個
人(自然人)の基本的人権問題を考える場合、この両面で考察することが重要である。
4.今後の課題(残された問題等)
弱者救済、弱者の身分保障、憲法の出番。私法・社会法には任せられない。
外部監査の導入、内部告発(公益通報)制度の構築、管理者不適格者の排除、天下り禁止、
法人(社会の公器)の私物化厳禁、労働基準監督署との連携、他
5.参考文献
06月16日 日記より
この世には全て、裏がある。ブラックボックスがある。民主主義の国とはいいながら、民
主主義が通用しない世界がある。 もの言えば 唇寒し 塀の中。「ごま」の異臭がする。