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2022年8月10日 |
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次は、Entityを作って実際に登録して、Orionが動いていることを確認しましょう。 実は、コンテキストの定義は既に世の中にあります。以下は、https://uri.etsi.org/ngsi-ld/v1/ngsi-ld-core-context.jsonldの内容で、一般にはCore @Contextと呼ばれているものを抜粋したものです。実際にはこれらの他にも非常に沢山の定義が入っていますので、一度ご覧になると良いと思います。
Entityを登録したり更新したりする際は、このコンテキストが存在する事を前提に記載します。例えば、以下の通りです。まずはやってみてからとしましょう。
メモ帳にこの文字列をコピーして、適当な場所に格納してください。筆者はD:\の直下にpostStore101.jsonldという名前で書きこみました。尚、書き込む時の文字コードはUTF-8です。筆者の場合は初期値がUTF-8でした。 次にPowerShellで以下のコマンドを打ち込みます。
"@d:\postStore101.jsonld"がEntityをjsonld形式で書き込んだファイルの指定です。"@"の後にファイル名をパス付きで記載します。これで、以下の様な応答があれば、格納できたことになります。 |
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PS C:\Users\owner> curl -iX POST 'http://localhost:1026/ngsi-ld/v1/entities/' -H 'Content-Type: application/ld+json' -d @d:\postStore101.jsonld HTTP/1.1 201 Created Date: Wed, 10 Aug 2022 04:15:23 GMT Location: /ngsi-ld/v1/entities/urn:ngsi-ld:Store:101 Content-Length: 0 PS C:\Users\owner> |
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既に記載しましたが、Windows側からUbuntu側をアクセスするときは、Localhostと書けば、WSLを経由してUbuntu上のDockerにアクセスしてくれます。Dockerでfiware/orionをrunしたとき、ポート番号1026はコンテナに伝えてくれる指定をしたので、fiware/ orion-ldまで要求が届けられました。 |
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