2.7.Entityを生成してみよう |
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2022-04-10/2023-11-11 |
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次は、Entityを作って実際に登録して、Orionが動いていることを確認しましょう。 登録するEntityは、以下としましょう。詳しくは後で説明します。まずはやってみてからとしましょう。 |
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{ "id": "urn:ngsi-ld:Store:001", "type": "Store", "address": { "type": "PostalAddress", "value": { "streetAddress": "長沼町202-5", "addressLocality": "八王子市", "addressRegion": "東京都", "postalCode": "1920907" } }, "location": { "type": "geo:json", "value": { "type": "Point", "coordinates": [ 139.371578, 35.642221 ] } }, "name": { "type": "Text", "value": "ローソン八王子長沼町店" } } |
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メモ帳にこの文字列をコピーして、適当な場所に格納してください。筆者はD:\の直下にpostStore001.jsonという名前で書きこみました。尚、書き込む時の文字コードはUTF-8です。筆者の場合は初期値がUTF-8でした。標準上はUTF-8以外にもサポートしている文字コードがありますが、必ずUTF-8を使います。これは、Orionがサポートしている仕様である、NGSI V2がUTF-8を指定しているためです。 次にPowerShellで以下のコマンドを打ち込みます。 |
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curl -iX POST --header "Content-Type: application/json" -d @d:\postStore001.json "http://localhost:1026/v2/entities" | |
"@d:\postStore001.json"がEntityをjson形式で書き込んだファイルの指定です。"@"の後にファイル名をパス付きで記載します。これで、以下の様な応答があれば、格納できたことになります。 |
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PS C:\Users\owner> curl -iX POST --header "Content-Type: application/json" -d @d:\postStore001.json "http://localhost:1026/v2/entities" HTTP/1.1 201 Created Connection: Keep-Alive Content-Length: 0 Location: /v2/entities/urn:ngsi-ld:Store:001?type=Store Fiware-Correlator: 96d91b9c-bae8-11ec-9314-0242ac120003 Date: Wed, 13 Apr 2022 05:14:26 GMT PS C:\Users\owner> |
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既に記載しましたが、Windows側からUbuntu側をアクセスするときは、Localhostと書けば、WSLを経由してUbuntu上のDockerにアクセスしてくれます。Dockerでfiware/orionをrunしたとき、ポート番号1026はコンテナに伝えてくれる指定をしたので、fiware/ orionまで要求が届けられました。 |
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