和算に関する文献を一般向き | フィクション等 | 地方のもの | 辞典など | 復刻版と現代語訳 | 専門書の六つにひとまず分類して紹介します. たまたま私の知ってるものだけです. 読んだとは限りませんが, おおむね現物を確かめてあります. なお, 本屋さんでいま手に入らないものも含みます. 買えなかったら図書館などでさがしてみて下さい.
書名 | 発行所 | 発行年 | 注 | |
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小倉 金之助 | 日本の数学 | 岩波書店 | 1940 | 岩波新書61 |
加藤 |
趣味の和算 | 槙書店 | 1974 | |
川本 亨二 | 江戸の数学文化 | 岩波書店 | 1999 | 岩波科学ライブラリー70 |
佐藤 健一 | 和算家の旅日記 | 時事通信社 | 1988 | |
佐藤 健一 | 数学の文明開化 | 時事通信社 | 1989 | |
佐藤 健一 | 日本人と数 江戸庶民の数学 | 東洋書店 | 1994 | |
佐藤 健一 | 江戸のミリオンセラー『塵劫記』の魅力 ── 吉田光由の発想 ── |
研成社 | 2000 | 塵劫記原書の写真版を含む |
佐藤 健一 | 新・和算入門 | 研成社 | 2000 | |
佐藤 健一 編 (佐藤 健一, 伊東 洋美, 牧下 英世 著) |
算額道場 | 研成社 | 2002 | |
佐藤 健一 編 (大竹 茂雄, 野口 泰助, 安富 有恒, 千喜良 英二, 弦間 耕一, 佐藤 健一 著) |
江戸の寺子屋入門 ── 算術を中心として ── |
研成社 | 1996 | |
下平 和夫, 萩野 公剛 |
日本数学の新知識 | 富士短期大学出版部 | 1968 | |
田崎 中 | 江戸時代の数学 | 総合科学出版 | 1983 | |
富山 和子 | 日本の米 | 中央公論社 | 1993 | 中公新書 1156 |
西田 知己 | 江戸の算術指南 ── ゆっくりたのしんで考える |
研成社 | 1999 | |
平山 諦 | 和算の誕生 | 恒星社厚生閣 | 1993 | |
深川 英俊, ダン・ペドー |
日本の幾何 ── 何題解けますか? |
森北出版 | 1991 | |
深川 英俊, ダン・ |
日本の数学 ── 何題解けますか? [上] |
森北出版 | 1994 | |
深川 英俊, ダン・ |
日本の数学 ── 何題解けますか? [下] |
森北出版 | 1994 | |
深川 英俊 | 例題で知る 日本の数学と算額 | 森北出版 | 1998 | |
村田 全 | 日本の数学西洋の数学 ── |
中央公論社 | 1981 | 中公新書 611 |
書名 | 発行所 | 発行年 | 注 | |
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遠藤 寛子 作, 箕田 |
算法少女 | 岩崎書店 | 1973 | 少年少女歴史小説シリーズ |
五十嵐 秀太郎 | 評伝 佐藤雪山 ── 越後和算学者の系譜 ── |
恒文社 | 1989 | |
金 重明 | 算学武芸帳 | 朝日新聞社 | 1997 | 小説, 原題 鳳積術 |
金 重明 | 戊辰算学戦記 | 朝日新聞社 | 1999 | 小説 |
永井 義男 | 算学奇人伝 | TBSブリタニカ | 1997 | 小説 |
永井 義男 | 中山道算学奇談 | 幻冬舎 | 1998 | 小説 |
鳴海 風 | 円周率を計算した男 | 新人物往来社 | 1998 | 小説集 |
鳴海 風 | 算聖伝 関孝和の生涯 | 新人物往来社 | 2000 | 小説 |
書名 | 発行所 | 発行年 | 注 | |
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赤羽 千鶴 | 和算家寺島宗伴 ── |
長野県上水内郡鬼無里村・ 鬼無里村教育委員会 | 1989 | ガイドブック 鬼無里の歴史と風土1 |
埼玉県立図書館 編 | 埼玉の算額 | 埼玉県立図書館 | 1969 | 埼玉県史料集第二集 |
著者, 編者, 訳者 | 書名 | 発行所 | 発行年 | 注 | 項目 |
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京大日本史辞典編纂会 編 | 新編日本史辞典 | 東京創元社 | 1990 | 和算, 関孝和, 塵劫記 | |
新村 出 編 | 広辞苑 | 岩波書店 | 1995? | ||
日本数学会 編 | 岩波数学辞典 | 岩波書店 | 1985(初版1954) | 和算 | |
一松 信, 竹之内 脩 編 | 改訂増補新数学事典 | 大阪書籍 | 1979, 1991 | 和算(885--903ページ) | |
矢野 健太郎 編 | 数学小辞典 | 共立出版 | 1968 | 和算など |
注1. [広辞苑の項目] 会田安明(あいだやすあき), 安島直円(あじまなおのぶ), 異乗同除, 遺題, 因乗, 内田五観(うちだいつみ), 演段術, 円理, 改算記, 烏算(からすざん), 規矩術(きくじゅつ), 帰除, 帰除法, 圭(けい), 見一(けんいち), 鈎股弦・勾股弦(こうこげん), 再自乗, 左左立て(さっさだて), 差分, 三角, 算額, 算木(さんぎ), 算経(さんけい), 算経十書, 三斜, 三乗, 算道, 算博士(さんはかせ), 算盤(さんばん), 算者(さんじゃ), 算術, 算法統宗(さんぽうとうそう), 算用, 朱世傑(しゅせいけつ), 除(じょ), 塵劫記(じんごうき), 衰分(すいぶん), 杉算(すぎさん), 関孝和(せきたかかず), 関流, 相場割(そうばわり), 側円, 宅間流, 建部賢弘(たけべかたひろ), 町間・町見(ちょうけん), 綴術(てつじゅつ), 天元術, 点竄(てんざん), 点竄術, 中西流, 鼠算(ねずみざん), 八算(はっさん), 八算割(はっさんわり), 継子立て(ままこだて), 宮城流, 最上流(もがみりゅう), 洋算, 容術, 吉田光由(よしだみつよし), 立円, 和算, 和算家, 割り声, 割物(わりもの).
著者, 編者, 訳者 | 書名 | 発行所 | 発行年 | 注 |
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小川 束 | 関孝和「発微算法」 ── 現代語訳と解説 ── |
大空社 | 1994 | 四日市大学教育研究叢書5 |
佐藤 健一 | 建部賢弘の『算暦雑考』── 日本初の三角関数表 ── | 研成社 | 1995 | |
下平 和夫 監修, 下平 和夫, 佐藤 健一 編集 | 江戸初期和算選書 第1巻〜 | 研成社 | 1990〜 | 第1巻[3]は塵劫記 |
塵劫記刊行三百年記念顕彰事業実行委員会(委員長大矢真一)編著; 吉田光由著 | 塵劫記 全三巻, 付 現代活字版および論文集 | 大阪教育図書株式会社 | 1977 | |
藤井 康生 | 「算法天生法指南」全五巻問題の解説 | 大阪教育図書株式会社 | 1997 | 影印本付き |
藤井 康生, 米光 丁 | 『拾算法』 (現代訳と解説) | 私家版 | 2000 | 全五巻影印本付き |
与謝野 寛, 正宗 敦夫, 与謝野 晶子 編纂校訂 | 古代数学集 [上・下] | 日本古典全集刊行会 | 1927 | 日本古典全集29, 30 |
吉田 光由(大矢 真一 校注) | 塵劫記 | 岩波書店 | 1977 | 岩波文庫 |
和算研究所塵劫記委員会 編 | 現代語『塵劫記』 | 和算研究所 | 2000 | 現代活字版塵劫記を含む |
注2. しゅうきさんぽう. 久留米藩主 有馬頼 (ありま よりゆき) の著書.
注3. ご注文は 和算の館の中の 「拾キ算法」の申込みへどうぞ.
著者, 編者, 訳者 | 書名 | 発行所 | 発行年 | 注 |
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日本学士院 編 | 明治前日本数学史 | 岩波書店 | 1954〜1960 | 全5巻 |
平山 諦 | 関 孝和 | 恒星社厚生閣 | 1959, 増補 1974 | |
細井 淙 | 和算思想の特質 | 共立 | 1941 | |
王 青翔 | 「算木」を超えた男 ── もう一つの近代数学の誕生と関孝和 |
東洋書店 | 1999 |