♪DANCE DANCE するのだ!


4月29日

あれからいろいろ情報を探しているのだけれど、市井紗耶香脱退の真相は今一つよくわからない。あーあ、厭だなあこういうの。村上春樹の小説によくあるパターンみたいだよ。大切な女性が理由も分からないままに自分の前から消えてしまう、っていう感じで。

なんか市井紗耶香のことばかり書いて、本当にやばいヤツみたいになってきたな…。

4月28日

今日は非常に仕事が忙しく、家に帰ったのは夜中の12時半過ぎでした。お蔭で仕事中は市井紗耶香のことを思い出す暇もありませんでした。でも改めてスポーツ新聞やネットでの情報をながめていると、本当に彼女がいなくなってしまうんだな、ということがじわじわと胸にしみてきます。(本人のコメントでは「2,3年勉強して、機会があったらソロアーティストとして…」となっているけれど、事実上引退と言ってよいでしょう。)

まあもう少しちゃんと説明するなら、う〜ん、なんて言ったらいいんだろう。もうぼくもこんな年だし、男子中学生がアイドルに夢中になるのとは、さすがにちょっと違ったのです。ただ「市井紗耶香」という存在が今のぼくにとってはすごく特別で、他の何かで替えられるものでなかったのも確かです。別に恋人や配偶者がいないから、その代償としてアイドルを応援してたというわけではなく、とにかく彼女を見ていると、自分が前向きになれるような気がしていたのです。

たとえて言うなら小学生か中学生の頃、ひそかに憧れていた同級生が、急に遠くに引っ越してしまったような…。時間が経てばいつか気持ちが薄れて行くのは分かっていたけれど、こんなに急にいなくなってしまうとは。

4月27日

会社から帰ってインターネットを見ていたら、こんなニュースが。

2000年4月27日(木) 20時35分
「モー娘。」の市井さんが脱退(時事通信)

 人気女性グループ「モーニング娘。」のメンバー、市井紗耶香さん(16)が、5月21日に東京都千代田区の日本武道館で行われるコンサートを最後に、同グループを脱退することが27日、分かった。
 市井さんは脱退後、しばらく休養し、今後の活動方針を決めるという。市井さんは「歌うだけでなく、作詞作曲を含めて音楽制作をしたくなった」とコメントしている。 

[時事通信社 2000年 4月27日 20:35 ]

ぼくは市井紗耶香がいたから元気にしていられたのに…。これからどうして生きていけばいいのか分かりません。こんなショックを受けたのは人生でも何回目かです。本気で好きだったんです。こんな状態で、明日仕事ができるんだろうか。

4月24日

会社の同期にそそのかされて来月のTOEICに申し込んでしまった。英語なんてもう2年以上触っていない。昼休みに近所の本屋に簡単そうな参考書を買いに行く。ついでに惰性で別冊宝島の「音楽誌が書かないJポップ批評6」を購入。椎名林檎評もだいたい出尽くしたな、と思う。そう言えばまだ『勝訴ストリップ』を聴いてないことに気づいた。『3rd-LOVE Paradise』がずっとCDプレイヤーに入ったままだったのだ。

4月23日

4月は家族4人のうち3人の誕生日が集中しているということで、今日は昼から家族で食事に出かけました。3年くらい前には「こういう風に家族で食事するのもあと数回だろうな」なんて思っていたものですが、今の調子だとまだまだ家族で出かける機会も少なくなさそうです。

夕方に近所のレコード屋で宇多田ヒカルの新曲(「Wait & See〜リスク〜」)を買ってきました。彼女の曲は徐々に売れセンから外れて行っているような気がしますが、今回の曲、ぼくは好きです。特にここの歌詞。

キーが高すぎるなら下げてもいいよ
歌は変わらない強さ持ってる

いやあ、本当に素晴らしいですね。カラオケで歌えるものなら歌ってみろ! という感じですね。偽者とは違うんだ、という彼女の矜持が見て取れます。強いて言えばタイトルがイマイチかな…。特にサブタイトルは不要だった気がする。

4月22日

昨夜は会社の飲み会があり、ワインをしこたま飲んだので、けっこういい感じに酔っ払いました。おかげで今日は軽い二日酔いで、基本的に一日中寝て過ごすことに…。貴重な週末がこれじゃあなあ。

4月21日

今男性サラリーマンのあいだで少しばかりホットなのが、痴漢に関する話題である。痴漢に間違われて逮捕された男性が、2年半かけて無罪を勝ち取ったニュースがあった。まあ会社にもよるだろうが、たとえ誤認であっても警察沙汰になってしまえば、まず会社での出世は覚束ない。というか左遷させられる。まさに不条理である。そしてそういう事態は、満員電車で通勤していれば、誰にでも起こる可能性がある。恐怖である。

4月20日

ここのところ少々仕事が忙しく、家に帰って夕食をとって風呂に入ると、もう12時を過ぎてしまう。これでは何もできない。平日はおとなしくしていて、休日には好きなことをすることにしよう。

モーニング娘。の人気はもう峠を越してしまったような気がする。考えてみればアイドルの人気の峠というのは、主演映画とセットになっていることが多い。最近では広末涼子(『秘密』)が典型的な例だし、SPEED(『アンドロメディア』)もそうかもしれない。昔で言うと浅香唯(『YAWARA!』)なんかがまさにそうだった。人気の絶頂期に映画の企画を立てたものの、公開時には人気がやや下り坂になっていたという場合、映画の不入りが人気の凋落に拍車をかけてしまうのである。『ピンチランナー』がそうならないという保証は、どこにもない。

だから一般的にアイドル映画は、人気絶頂のアイドルが主演するやつじゃなくて、これから売り出すアイドルが主演するやつの方がずっと良い。このあいだ見た田中麗奈(『がんばっていきまっしょい』)みたいなやつ。それにしても田中麗奈は上手に大人になった。広末の失敗の轍を踏まなかった。たいしたものだと思う。

4月17日

昨日の試験の選択問題の解答が出ていたので、自己採点をしてみたら思いのほか点数がよく、なんだか色気が出てきました。ていうか、もう全部終わってるんだから今さら何もすることはないんだけど。まあ、せっかく少しは勉強する習慣がついたんだから、また何か役に立ちそうなことを勉強することにしようかな。

4月16日

気づけば3日間も日記を書くのをさぼっていたことになります。その間何をしていたかというと、勉強をしていたのです。今日のとある資格試験のために。いちおう(ぼくとしては)計画的にやってきたつもりだったのですが、追い込みをかけるはずだった時期に病気で寝込んでしまったのは大誤算でした。ちょっと合格は厳しいかも。

それともちょっと関係しますが、「これからはたとえサラリーマンといえど、何らかの分野で『プロ』と言えるくらいのスキルを身につけなければならない」というような論調が最近多いですよね。高度成長時代は、とりあえずそれなりの企業に入って、その企業の中でがんばっていれば、やがて年功序列で給料が上がってゆき、老後も安泰…というような漠然としたヴィジョンを誰もが持っていたのですが、今はもうそんなの通用しないんだ、というわけです。

それはたぶん事実なのだと思います。ぼくの勤めている会社だってこれからどう変わっていくかまったく分からないし、気づいたら違う会社になっていたとか、トップが欧米人になっていたとか、そういうことが非常に現実的な問題としてあるわけです。だから今いる会社だけで通用するような能力をいくら身につけても仕方ないわけで、一人ひとりが「自分は何のプロになりたいのか」「そのために何をしなければならないのか」ということを常に意識しつつ日々生活していかなければならないということなんですね。

でもそういうのって、はっきり言ってキツイですよ。ぼくはどちらかというと、「仕事」というものに生き甲斐を見出そうというタイプの人間ではないし、仕事については、「与えられたものをきちんとやる」というところまでで終わりにして、あとは好きなことをしていたいと思うわけです。まあたいていの人はそうだろうと思うんですが。

それでですね、会社の同期でも意識の高いヤツは猛勉強してますよね。ファイナンスの勉強会を開く。資格をとる。英語力をつける。そのうえで高レヴェルの仕事をこなす。そういう連中は意識が高いだけじゃなくて、能力も高いんですけどね。

あれ、何が言いたかったんだろう。つまり、どこかに釈然としないものを感じるわけなんですよ、ぼくとしては。努力したものが上に行く。それの何が悪いのか、というと別にどこも悪くないのですが、みんながみんな、そんな優秀で努力家であるようなことはあり得ないですよ。多くの人は適当に力を抜きながら、のんびりと生活したいと思ってるはずです。それなのに一部の人は余暇とかゆとりとか、そういったものを犠牲にして、いわば抜け駆けで必死に努力して、自分だけが果実を得ようとしてるわけですよ。そんなのズルイと思いませんか? う〜ん、ぼくなんか変なこと言ってるのかな…。

結局のところ、ぼくの頭の中にある理想の世の中というのは、まさに『ユートピア』なんでしょうね。みんながのんびりと仕事をし、それなりの生活をし、余暇を楽しむというような世の中。ていうか、以前にこの日記で人類学に名を借りたユートピア論にケチをつけたことがあるのを思い出した。我ながら首尾一貫しないなあ。

4月12日

まだ咳は出るけど、ほぼ体調は戻ったと言ってもいいでしょう。ここ数ヶ月夜更かしし過ぎの遊び過ぎで、ちょっと自分の体力を過信していたようなところがありました。もう少し控えようと思います。

そう言えばずうっと前に登録した「このゆびとまれ」(同窓会サイト?)を見た高校時代の級友(男)からメールが来ていました。もう高校入学なんて13年前になっちゃうんだもんなー。クラスの女の子とか、結婚した子が多いんだろうなー。なつかしいです。

4月11日

病気で寝ていたあいだずっと、モーニング娘。のニューアルバムを聴いていたのですが、15年来のアイドル・ポップス好きのぼくにとっては、なかなかたまらないものがあります。このアルバム。お遊びの要素が強い「LOVEマシーン」「恋のダンスサイト」の二曲のミリオンヒット・シングルが収録されているものの、残りの曲はわりとしっとりした、せつなめの曲が多い。底流にあるのは、つんくの好きな80年代テイストのポップスなんでしょう。

特に、なぜだか知らないけど、「「、、、 好きだよ!」」という曲が泣けるんだよなあ。♪「ヤキソバが食べたい」の? っていう部分でほろっと来る。行ってしまった10代の夏がまぶたに浮かんで、マジで胸がキュンとなります。たぶんぼくだけの感想だと思う。こんな曲で泣くヤツはいねえよ、フツー。でも、あからさまにせつない失恋の歌である「おもいで」よりも、むしろ明るい恋の歌であるぶん、聴いてる方はむしろせつなくなるという説明もできます。

てなわけで、このCDはもう十分元がとれるだけ聴きました。よかったよかった。(まだ聴くけど。)

4月10日

今日は普通に会社に行って普通に仕事ができた。よかったよかった。そう言えば石原都知事がまた暴言を吐いたみたいですが、こんなの選ばれたときから分かり切っていたことなんですよね。あれは「失言」でもなんでもないし、「銀行から税金をとれ!」というのとまったく同じ回路から出てきた言葉なんです。ああいう知事を、都民たちは選んだんです。マスコミは一つひとつの発言をとらえて拍手喝采したり糾弾したりしてるばかりじゃダメだと思います。

4月9日

やっと熱は下がったのだが、今度は右の肋骨のあたりが痛む。たまにせき込むと激痛が走るのである。あーもう、こんな病人日記やだよう。早く健康になりたいよう。

4月8日

37度台の熱が続く。明日は誕生日だというのに…。いいかげんにしてほしい。

4月7日

熱はまだあったが、2日連続で休むわけにも行かないので、会社へ行く。家に帰ってまた寝込む。モーニング娘。の新番組が見られなかったのはもちろん、録画予約をする元気さえなかったので、かなりの重病である。

4月6日

また熱発してます。現在体温が39度3分くらい。このままでは子供が作れなくなってしまう。うう…。

4月4日

朝の10時に帰宅して、ご飯を食べてから寝る。一日寝てしまうとむなしいので、昼間に無理矢理起きる。夕方から近所に買い物に行って、椎名林檎のニューアルバムと一緒に、モーニング娘。の…ニューアルバムを……買ってしまいました………。だって初回特典で写真集が…………。

でもアレです。その初回特典が「MORNING MUSUME。」と大書した赤い袋に入ってたので、持ち歩くのがかなり恥ずかしかったです。やれやれ。

4月3日

徹夜は身体に悪いです。この日は仕事で徹夜だったんだけど、ここ数週間徹夜することが多くて、体調がガタガタです。やっぱり人間は夜寝て昼起きなけりゃなりません。

4月2日

起きたら夕方の5時だった。

4月1日

非常に有意義な夜を過ごす。


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