4月30日(月)
渋谷のBunkamuraで上映中の中国映画『初恋のきた道』を見る。友人のS君(映画評論家)から是非この映画は見るべきだと言われたのだ。確かにぼくの見るべき映画であった。主演の章子怡という子はものすごく可愛かった。おそらく彼女自身の魅力もさることながら、張藝謀監督の手腕によるところが大きいだろう。ストーリーは極めて単純、というかあってないようなものなので、余計に主演女優の可愛らしさが強調されるのである。実に素晴らしい萌え映画である。
ぼくが一つ残念だったのは、回想が終わったあとの現代のシーンが長すぎるということだ。意味がないとは言わない。年老いてなお若い頃と同じように夫を思い続ける母親の姿は、この映画の主題につながるものだ。あのシーンがなければこの映画は映画として成り立たず、映画として成り立たなければ萌えも何もあったものではないのだ。ただ長すぎる。回想シーンの清冽なイメージを残したままであっさりと終わらせていれば満点だったのに。
4月29日(日)
先週の後半は仕事が非常に忙しくなり、日記を更新したりする暇がありませんでした。それなのにいつものペースで2ちゃんねるには行っているもんだから寝不足で寝不足で・・・。
昨日、新しいパソコンが届きました。無駄に高性能です。近所に買い物に行くときにしか乗らないのに最高時速400kmのスポーツカーを買ったようなものです。それにしてもWindowsMEはダメ。頻繁にフリーズするとは聞いていましたが、本当に頻繁にフリーズします。何とかならないものか。
4月24日(火)
松浦亜弥についてはしばらく判断を保留することにしました。次の曲が6月に出るらしいので、それでこれ以上ブレイクしないようならぼくの読み違いということになると思います。確かに本物の手応えがあったんだけどなあ…。
4月23日(月)
松浦亜弥の『ドッキドキ!LOVEメール』が思ったほど売れないことが徐々に明らかになってきた。おかげでぼくは軽い鬱である。やはり所詮はアイドル好きにしか受けないのか…。
4月22日(日)
映画『バトル・ロワイアル特別篇』を見てきました。もう「前田亜季萌え」の一言に尽きます。前田亜季が出てくるシーンは全編萌えです。前田亜季に萌えるためだけにでも見る価値はあります。ラストシーン近くなんてもう萌えっぱなしです。栗山千明もそれなりに萌えです。男の子を刺し殺すシーンはなかなかのものです。藤原竜也はちょっと貧乏くじをひいたような気がします。山本太郎に全部持って行かれてます。藤原ファンの女性なら萌えられるかもしれないですが、どうでしょうね。
4月21日(土)
CDを見に池袋のHMVの3階に行ったら、なんと偶然にも松浦亜弥のイベントの真っ最中だったのでこれ幸いと見てきました(すみません、一部嘘です)。まあ実際にはアイドルオタの群れを見てきたようなものなんですが…。
しかしあれですね。アイドルオタクの連中はどうしてああ音楽センスがないんでしょうね。画一的なかけ声と手拍子のせいで歌が台無しになるケースが非常に多い。アイドルの曲の中間部分(Bメロって言うのかな?)には多くの場合、「パン・パパン、ヒュー!(略してPPPH)」という手拍子とかけ声を入れるのが通例になっているらしいんですが、『ドッキドキ!LOVEメール』でこれをやってしまうとダメなんです。あの曲のBメロは「YO! YO! YO! YO!」と裏拍でリズムを打つべき部分なんです。表拍で手拍子が入ってしまうと曲がべったべたになってもう最悪です。
なんかちょっと日本のプロ野球の球場にも似ているかもしれない。鳴り物で応援している連中はさほど一つひとつのプレイを熱心に見ないですよね。ひたすら定型の応援を繰り返すだけ。彼らにとってはそれが楽しいのかもしれないけど、純粋に野球を見たい人にとってはただの迷惑です。
4月20日(金)
というか現実問題として彼女が欲しい・・・。
4月19日(木)
読者のみなさまには申し訳ないのですが(?)まだしばらくは松浦亜弥一本で行かせていただきます。
ぼくにしてみれば歌番組で松浦亜弥を見たときの感じは、初めて広末涼子のグラビアを見たときの衝撃に近いものだったのであり、そのときの予感からするとオリコン初登場10位という結果は必ずしも満足の行くものではないのである。しかも事務所はあれだけ金をかけている。もう少し売れてもらわないと困るのだ。このままだとぼくが大量の宣伝に洗脳されてヲタヲタとみっともないところを見せただけになってしまうではないか。そういう状況を回避するためならばぼくは『ドッキドキ!LOVEメール』の買い占めも辞さない覚悟だ。(嘘)
そう言えば中澤裕子の脱退についてほとんどコメントしてないのだけれど、特にコメントする必要もないような気がしている。中澤はこれからも「ハロプロ」メンバーとして一緒にやっていくそうだし、今回の「卒業」が大きな出来事であるとも思えない。そもそも昨年の4名追加の時点でモーニング娘。は完全に変質しているのであって、中澤の脱退はその大きな流れをなぞっているに過ぎないのである。
ちなみに市井紗耶香のことを忘れたわけではありません。あの子はいつまでも別格。
4月18日(水)
ひさびさの休暇。新しいパソコンが欲しくなってきたので秋葉原へ見に行く。今使っているIBM ThinkPadについて不満なのは、やはりハードディスクの容量だ。ただ、それだけなら外付けディスクを買うという選択肢もあるんだよなあ。ThinkPadの優れた点は何と言ってもこのキーボードとトラックポイントで、これに慣れてしまうと他機種のキーボードは屑だ。高スペックのものに買い換えるのなら、このキーボードは諦めなければならない。IBMがもう少し気合いを入れてパーソナルユースのパソコンを作ってくれればいいんだけど…。ThinkPadの最新機種を見ても今のぼくの機種とさほどスペックが変わらないので、これなら買い換える必要はなくなってしまう。だけど高スペックの新しいマシンは欲しい。悩ましい。
家の近くのレコード屋で松浦亜弥の『ドッキドキ!LOVEメール』を購入。それだけを買うのが恥ずかしかったので(それだけの理由ではないけど)m-floの『EXPO EXPO』も一緒に買ってしまった。しかも松浦の初回特典のポスターを断ってしまった。もう少し堂々としていられないものかなあ。まあポスターなんてもらっても貼る場所がないのは確かなんだけどさ。
4月16日(月)
しかしまあぼくもつくづくアイドルが好きなんだなあと改めて実感しているこの数日である。アイドル好きという人種には、自分の応援するアイドルが売れないと納得できない(というか売れてるアイドルしか応援しない)タイプと、売れないアイドルをひそかに応援することに喜びを感じるタイプの二種類があるのだが、ぼくは常に前者の立場を貫いてきた。アイドルは売れていなければ何の価値もない。誰も知らないところでひっそりと内輪で盛り上がったからと言ってどうしたと言うのか。たとえどんなにかわいくてどんなに実力があろうと、アイドルとしての価値はそんなところからは生まれて来はしない。売れてナンボなのだ。
更に自分に関して言うと、ぼくは売れてないアイドルがだんだん売れていく、その過程を見るのが好きで、たとえばぼくが高校生のときにWinkというアイドル・デュオがデビューしたのだけれど(そう言えば彼女たちの所属もアップフロント・エージェンシーであった)、あのあたりが原体験としてあるような気がする。デビュー曲、二曲目とさほど売れず、単なる泡沫アイドルで終わるかと思われた彼女たちの三曲目、『愛が止まらない』。初めて聴いたときにこれは売れると思った。それが本当に売れて次の年のレコード対象を獲得するまでになった。そういう過程が楽しいのである。
これは市井紗耶香にしてもそうで、個性派ぞろいのモーニング娘。の中でいちばん目立たなかった女の子が数ヶ月のあいだに見る見るうちに変貌を遂げた、あの大躍進があったからぼくは彼女を好きになったわけで、まあその意味で先日発売された別冊宝島で鶴岡法斎が指摘していることは正しいのである。
で結局何が言いたいのかというと、松浦亜弥、ちゃんと売れてくれよ、とこう言いたいわけである。これだけ気合いを入れて萌え宣言しておいてさっぱり売れなかったら、この萌えの持って行き所がなくなってしまうのである。ぼくは泡沫アイドルを応援するメンタリティは持ち合わせていないのだ。というかこれで売れなかったら自分の鑑識眼というか相馬眼というか、人を見る目、世の流れを読む力がないことを認めざるを得ないわけで、そんな事態にはなってほしくないし、たぶんそうはならないと思う。とにかく買いだ。
4月15日(日)
注目すべき新人アイドルがデビューした。その名を松浦亜弥と言う。
10年に1人…とは言わないまでも、3年に1人くらいの素材ではあるような気がする。昨日のポップジャムでも大勢の観客を目の前にしながらあのステージ度胸。堂々としていながら新鮮で初々しく映る。歌唱も安定してる。たぶん「アイドル」としての資質だけで言えば、モーニング娘。のメンバーは誰もこの子にかなわないんじゃないかとすら思える。
そして、デビュー曲『ドッキドキ!LOVEメール』もいい出来。つんく♂渾身の作、100%ピュア、混じりっけなし、アイドル・ポップスの王道。ストライクゾーン真ん中の絶好球である。さらに、売り出しに相当な金がかかっていると思えるあのスポット広告の量。これで売れなければどうかしている。買い推奨銘柄である。
4月13日(金)
合コンのシーズンですね。わはははははは。何となく笑ってみた。ていうか合コンって変だよねー。いや確かに今日の合コンは楽しかったけど、それはそれとして。何て言うんだろう、みんな「楽しまなきゃ損だ」という感じで一生懸命盛り上げようとするのが面白い。もしかしてこの年齢になったからかもしれないけど。
4月11日(水)
ついにやり遂げた。一ヶ月の禁オ××ー。何の意味があったの? ということを考えると虚しくなるのでやめやめ。まあ一ヶ月ストップしてみて分かったのは、如何に今まで惰性でマ××ー×ー×ョ×をしてきたかということですね。どうも周囲に話を聞いてみると男というのには二種類、つまり自×を毎日のようにしないと気が済まないタイプと、しなくても全く普通に生きていけるタイプがあるらしいのです。後者のタイプにしてみれば「一ヶ月? それがどうしたの?」ということになってしまうのですが、前者タイプであるぼくにとってこの試みはある意味では非常に大きな自己変革だったのです。そうでもないか。
4月9日(月)
昼休み、支店にいたときの先輩に廊下で出会って喫茶室で話をしていたら、ついこのあいだ二回目の結婚をしたと聞かされた。先輩はぼくより学年で言えば5つ上なのだが、お相手はぼくより4つ下だそうで…。つまり9つ違い。犯罪だ。土日もなく毎日タクシー帰りというくらいめちゃくちゃ忙しい人なのに、どうやってそこまで持っていくのかなあ。まあそういうチャンスとか才能とかっていうのは偏在してるんだよね。
三十代の目標:結婚すること・・・。10年あればきっと大丈夫だと思う。小谷野敦だって結婚してるんだし。
4月8日(日)
今日で二十代が終わってしまう・・・。
4月7日(土)
リュック・ベッソン監督の『レオン』を見る。どうもうまく言えないのだが、『ローマの休日』みたいな映画だなあと思った。もちろん、殺し屋=王女で、少女=新聞記者、ということである。特殊な境遇にある人物がまったく境遇の違う異性と出会い、今までになかった感情に目覚める、という筋書きが同じなのである。そしてそういう古典的なテーマを、変なてらいなく、真正面から描いている点も同じである。日本人に受けがいいのも道理だと思う。
というか本来ぼくはナタリー・ポートマンに萌えるためにこのヴィデオを借りたわけであるが、そういう意味で言えば十分に萌える映画であった。全編萌えシーンの連続である。ただしマドンナやモンローのコスプレをするシーンなどは、やり過ぎである。あざとい。お前らここで萌えろよ、と言われている感じがしてちょっと引いてしまう。もっとさりげないシーンで萌えさせるのがよい。
あと思ったんだけど、ジャン・レノって田中邦衛に似てません?
4月2日(月)
新入社員というのはどうしてあんなに新入社員っぽいのだろう? 自分も新入社員の頃はあんなだったのだろうか? 自分ではそんなに変わっていないつもりなんだけど…。でも最近スーツをとんと着なくなった(服装コードを緩めた我が社に乾杯!)ので、むしろ正体不明になっているかもしれない。
ウイスキーの新聞広告で伊集院静が書いていた文章に賛同。「すぐ役に立つ人間になるな」。
4月1日(日)
先月から続けている禁××××、順調に継続中である。案外なんとかなるものである。問題はこのまま続けていったときに夢×をしてしまうのではないかということで、まあそれはそれで別に構わないのだが、平日の朝だったりするとちょっとばかり面倒だなあという気がする。
20代でいられるのもあと7日…。