♪この瞳に映してみなきゃわからない


2月29日

朝10時に帰宅。猛烈に眠い。3時まで寝る。胃腸の働きが弱っているらしく、食べ物を腹に入れると吐き気がする。風邪かもしれない。

2月28日

2000年閏日対応のため、夜から会社へ。上司と先輩女性(ちなみに新婚さん)と3人で夜明かし。当然のことながら、何事も起こらない。

2月27日

昼過ぎに目を覚ます。床屋へ行く。

2月26日 TSUNAMI

サザンオールスターズの「TSUNAMI」ってなんであんなに売れてるんですか? 別に悪い曲だとは思わないけど、これまでのサザンの曲と比べて格段に良いということもないと思うんだよな〜。ちなみにぼくがひそかに好きなサザンのシングルは「女神達の情歌」です。♪僕が見る淫らな映像は〜絶え間ないカラミの芸能で〜

それにしても、ほんと、地球の皆さん、サイコーですー。電気グルーヴ『VOXXX』。

2月25日 Native

先日タイトル買いをしたちくま新書の「経済人類学への招待」(山内昶)という本を読んだのですが、ひどいものでした。この著者のことはぜんぜん知らないのですが、もうとにかく最初から最後まで「未開社会萌え〜、文明社会くたばれ」という感じなのです。いわゆる未開社会がいかに素晴らしい社会であるかを力説して、返す刀で高度資本主義社会を攻撃する。全編この繰り返し。要はエンゲルスの亡霊です。まだいたんだなあ、こういう人。「買ってはいけない」と同じような読後の不快感があります。人類学ってこんなもんじゃないだろ。

ていうか、現代の大量消費社会が素晴らしいなんて言うつもりはないんですよ、ぼくも。未開社会の中に、こちらから見てユートピアみたいに映る社会があるのも分かります。コンゴの森とかニューギニアの山奥とかに、ひっそりと。だけど、どうしてそのような社会は世界中の本当に一握りになってしまったのか。その辺、分かってる? という感じです。

あとムカつくのが、引用のしかたがいい加減過ぎるんじゃないの? ってこと。自分の論に都合のいい部分を好き勝手につまみ食いしてる。特に「パパラギ」からの引用はいかがなものかと思いました。サモアの酋長ツイアビの文明批判という触れ込みの有名な本ですが、ぼくの記憶が確かならば、あの本には偽書の疑いが濃かったような。そういう本から、書名も出さずに引用している。ひどい。(ついでに参考文献もついてない。)

こういうのを読んでると、「原発反対なら電気を使うのを止めろ!」とか言い出しちゃう原発推進派の人の気持ちも分かるなあ。新書読むのは好きだけど、タイトル買いしてると当たり外れがでかい。

2月24日 太陽の季節

朝日新聞の夕刊でどこかの大学の財政学の先生(名前わすれた)が、石原都知事の銀行を対象にした外形標準課税の導入について書いていました。我が意を得たりという感じでした。かなり。

昇格試験のことはもう忘れました。

2月23日 癪だけど勉強には

ニンジンと同じくらい栄養があるみたいよ・・・

明日の昇格試験に備えて知識ツメコミ中。何しろ、これに落ちたら二度と出世できないのです。ネットで遊んでる場合ではありません。

2月21日 テストさえなかったなら

銀行は楽しいとこ・・・

2月20日 勉強はできるうちに

しておいた方がいいわ・・・

2月19日 のがしたくない夢は足元に見えてるケド

『噂の真相』誌でも紹介されていた講談社現代新書「日本の公安警察」(青木理)を読む。公安が何をするところかということは一応知識として持っていたつもりではあったが、ぼくの認識はまったく甘かったことがよく分かった。盗聴法の理念そのものについてはひとまず置くとしても、実際にそれを運用する警察がどんな存在であるのか、賛成派の人々は本当によく理解していたのだろうか。住民基本台帳の問題にしてもしかり。警察にこれ以上の権力を与えてどうするのか。神奈川県警の不祥事、新潟の監禁事件での県警の大失態。桶川のストーカー事件にしても、警察は何の頼りにもならなかったではないか。

TBSの「ブロードキャスター」がモーニング娘。を特集で取り上げていた。なんだか、自分の身内が褒められてるみたいですごく照れてしまった。なんだろうなあ、これは。自分でもどうかしてると思う。ぼくがここまでモーニング娘。(特に市井紗耶香)ファンになったのは昨年後半以降なのだけれど、「LOVEマシーン」がすごいというのは(たぶん多くの人がそう感じたのだろうが)ぼくが発売直後から強く主張していたところであり、実際にあの曲が国民的大ヒットになった今、もうぼくは誇らしくて仕方がない。やれやれ。

2月17日 風邪引きました

今夜こそ早く寝ます。

2月16日 Doubt!

「本当の自分」なんてものは初めから存在しないんだ、というのがすべての前提である。言いかえればどの自分も「本当の自分」なんだ、と言ってもいいのだが、そうするとどうも安っぽい。

どうも最近、あの「フィールド・ノート」よりも、この日記の方がむしろ嘘ばかりのように思えてきている。たとえば「市井紗耶香萌え」と書くとする。本来ならばそのあとには「(笑)」とか「なんてね」と続くところである。しかしダサいからそうは書かない。そのうちに自分でも、ギャグで書いているのか本気なのか分からなくなってくる。一旦そうなってしまうと、今さら「(笑)」とは書けない。最後まで本気のフリをして続けるだけである。

いや、ここで市井紗耶香を出したのは明らかに失敗である。その時点でぼくは既に罠にはまってしまっている。どうもうまく行かない。これではまるで市井紗耶香好きは嘘だと言っているようなものだ。そうではないのだ。

たとえば「全然もてない」と書く。たとえば前の彼女のことを書く。昔の女に未練たらたらで、新しい彼女を作ろうとしない男が出来あがる。もちろんそれは作者の一面であるが、あくまでも一面でしかない。「フィールド・ノート」の時はそれが明確だった。文章に書かれたことは、文章の中に閉じ込めておけた。ところがこうして日記として書いていると、日記の中で戯画化された「ぼく」がいつしか現実世界のぼくを乗っ取ってしまうのではないかという恐怖を感じるのである。

いっそのこと、「大人気のモーニング娘。の中で一番輝いている市井紗耶香ちゃんを応援するページです!!」というような感じで再出発した方が、むしろスッキリするのではないか。そんな狂気じみた想念すら浮かんできてしまう、この数日である。おそらくは寝不足がいけないのだろう。

2月15日 problem

テレクラ体験記を書いていた頃とは違って、この日記の読者はかなり限定されていて、しかも面識のある方や継続的にメールのやり取りをしている方が今やその大半を占めるようになっているのではないかと思うのですが、実際のところ、どうなんでしょうね。だいたいこれ、なんで続けてるんだっけ。???

2月14日 トルネコ日記

ついに「もっと不思議のダンジョン」の最下層までたどり着きました。レアアイテムもばっちり手に入れて、無事に地上へ。達成感と虚脱感がない交ぜになったような、複雑な心境です。これからは剣のダンジョンと取り損ねたレアアイテム探しです。

ていうか、バレンタインデーの即時廃止を求めて行動を起こすことにしようかなと思います。製菓会社という巨大資本の陰謀により我ら労働者が搾取されているのだ。すべての小谷野原理主義者よ! 団結せよ! ってこのオチは前にも使ったつーの。いやマジで、こんなことばっか書いてるから、読者の方には本当にもてなくてイタいやつと思われてるフシがありますね。まあ当たらずといえども遠からずって感じなんですけどね。

2月13日 明日は特別Special Day

急募!
義理チョコ・本命チョコ
※チョコレートの実物はなくても可

2月12日 Let's Play Winter

めずらしく文藝春秋を買って(巻頭に載ってたつんくのコラムの中に「市井紗耶香」という文字が出てきたからでは決してナイ)芥川賞受賞作を読んでみました。さっき読み終わったのが藤野千夜「夏の約束」。すんなり読めて、面白かったです。で、選評では河野多恵子が鋭いことを書いてました。

それが可能であるのは、差別的な視線が弛んだからで、この作品のこわばりのなさは、作者の才能と実力に加えて、そのこととも無縁ではないだろう。しかし、差別的視線の弛みは、世間の寛大化や理解度の深まりの結果などではない。何事も相対化してしまう、今日の風潮の結果に外ならない。今日では、異端までも相対化されてしまって、異端であり得なくなっているくらいである。この作者は、今日の相対化の風潮の荷厄介さに取り分け心してかからねばならないだろう。

そうですよね。ぼくはこの小説を読んでいて、主人公のゲイ(トランスジェンダーって言った方がいいのかな)のカップルについて、「こういうのもアリだよな、うんうん」なーんて考えてましたからね。相対化。ぼくは自分では絶対的相対主義者のつもりなんですけど(???)、でも「それもアリ」って言った瞬間に、いろいろ大事なものを取りこぼしてしまうおそれがあるのは否定できないです。

河野多恵子が指摘してることについては、インタヴューなんかを見てると、作者自身十分に気づいてると思いますけどね。それにしても石原慎太郎。何言ってるのかさっぱり分からん。きっと自分でも分かってないんだろうと思う。

2月11日 トルネコ日記

昨日はもうとにかく眠くて眠くて、風呂にも入らずに寝てしまいました。普段からもう少し睡眠時間をとらないといけないなあ、と思います。

今日は文字通り一日中トルネコをやってました。「もっと不思議」に行ったらとても好調だったからです。しかし58階で銀のたてごとの巻物を読んでしまい、スーパーテンツクとエリミネーターに取り囲まれてジ・エンド。銀のたてごとの巻物なんて今まで知らなかったからなあ…。今度50階から下に下りることができたら、あれには十分注意しないといけない。こうしてプレイヤーのレヴェルが上がって行くのがトルネコというゲームの楽しさなのです。

いいのかなあ、こんなことばっかやってて。不安。

2月9日 わたし・ドリーミング

昨夜は日中わき目も振らずに働いて、寝る前にガンダムのヴィデオを見て寝たら、夢見がひどかったです。なんか、ガンダムのプログラム(なんだそれ)の設計してる夢。レコード区分A30はガンキャノンで…とか、そういう感じ。今日はちゃんと早く寝ようっと。言ってる先からもう2時だったりするんだけど。

2月8日 SNOW DANCE

今日は一日中、わき目も振らずに働きました。なーんて書くと普段は仕事をしていないかのようですが…。

「AERA」に速水由紀子さんが「ザッピング・ラブ」と題して“瞬間恋愛”に走る若者のことを書いてました。彼氏や彼女がいても、ちょっとした知り合いと一度きりの関係を持ったりして、しかもそのことに抵抗感や罪悪感を持たない人たちについて。いやぼくも、不思議なんです。どうしてかなあって思うんです。そして一方で、彼らに対する羨望みたいなのもちょっとあるわけです。だってぼくには今、寝る相手なんて一人もいないんですからね。ああいう、次から次へといろんな相手と寝る連中って何なんだ、みたいな一種の苛立ちです。

おそらくAERAの読者の多くは、上に書いたようなぼくの感情と近いものを持っているのではないでしょうか。(配偶者や恋人がいてもいなくても、「いろんな相手と寝る」ということへの憧れみたいなのはある。そういうことをしてる人がいるのも知っている。でも自分にはできない。)で、速水さんの記事はそういう読者の苛立ちを鎮めてくれます。ああ、なるほど、彼らは幼少期に親にかまってもらえなかったりしたんだ。そうかそうか。ぼくには寝る相手は[一人も/一人しか]いないけれど、別に不幸じゃないもんな。これでいいんだよやっぱり。

だけど、それでいいんでしょうかねえ。この記事を読んだAERA読者は、結局のところ、自分の自尊心を温存するだけのような、そんな感じがする。ていうかぼく自身がそうです。まあつきつめるところ、中森明夫氏が噂の真相で書いてた「AERA的なるもの」の功罪、みたいな話になるんでしょうけど。

2月7日 恋のナースステーション

このあいだから、どうもおなかの調子が悪い。ものを食べた後、胃が絞めつけられるようにキリキリと痛むのです。これまで胃が痛くなったことってなかったので、どうも嫌な感じ。今、ぜんっぜんストレスないんだけどなあ…。胃を壊すほどは食べたり飲んだりしてないし。

2月6日 昨日のことは忘れちゃおう

トルネコでものすごく莫迦な死に方をしてしまったので、ダビスタに切り替える。かなり久しぶりだったのだが、この前やったときに菊花賞とジャパンカップを勝った馬が、今度は宝塚記念を逃げて圧勝、余勢を駆って遠征したアーリントンミリオンにも勝ってくれた。プレステ版で海外レースを勝ったのは初めて。この馬の母はこの牧場初の顕彰馬で、それにサンデーサイレンスをつけたという、ある意味何の工夫もない作り方。でも母親の血統はポリッシュネイビー×(トウショウサミット×ジプシークイーン)という、ちょっと変わったものなので、いいことにしておこうと思う。

というか、こんなダビスタ日記を今ごろ書いてるやつはもういないだろうなあ。

それにしても自分の出不精ぶりには、われながらあきれるばかりだ。出かける理由がないと、どうも家にこもりがちである。何か事件を起こしたらひどいことを言われてしまうんだろうなあ。「近所の住民の話によると、××容疑者は親しい友人もおらず、引きこもりがちであったらしい。休日にもほとんど外出せず、家でゲームばかりやっていたと言う」とかね。「28歳にもなるのに縁談にもまったく興味を示さず、最近はアイドル・グループ『モーニング娘。』に夢中になるなど、いわゆるオタク的な一面も見せていた」とかさ。

2月5日 ギブス

昨夜飲み過ぎたため、一日中どうも胃が痛くていけませんでした。で、調子悪いから早く寝ようと思っていたのに、トルネコが絶好調で途中で止めることが出来ず、今(午前3時)やっと中断の巻物を読む決心がついたので、これから寝ます。明日はもう少し有意義な休日にしたいなあ。

2月4日 太陽が燃えている

2年前、ぼくが今の部署に配属になったとき、会社の新人の女の子50名と一緒に2ヶ月間研修を受けたのですが、今日はその研修の同期会がありました。30名中男が5人という会です。ただほかの男は普段から彼女たちと一緒に仕事をしていて、ときどき一緒に遊びに行ったりしているのに対して、ぼくはちょっと特殊な場所で仕事をしており、彼女たちとは接点があまりないため、共通の話題がなくて困りました。

で、一次会ではおとなしくしていたのですが、二次会で12〜13人くらい(今度は男女半々)でカラオケに行ったら、そこで変なスイッチがONになり、だいぶやらかしてしまいました。そもそもは誰かがプッチモニを歌ったのがいけないんだよな…。

なんかね、隣の席に座った女の子に、こんな話をしていました。

日本人は電車のロングシートに座るとき、最初の人は端に座り、次の人は別の端に座り、その次の人は真ん中に座るよね。中南米では違うんだって。最初の人が端に座ったら、次の人はその隣にぴったりくっついて座るんだよ。「心理的距離感」の違いってやつだよね。でも日本人も、もっと他人との距離感を縮めた方がいいんじゃないかな。

で、女の子に「でもここは日本なんですから、もうちょっと離れて座ってくださいよ」と怒られてしまいました。何をやってんだ、オレ。

2月3日 日記

更新サボります。

(書こうと思ってたネタ)
「諸君!」を読んで爆笑したこと
「モーニング」柳沢教授のこと
歴史教育のこと
新潟の少女監禁事件については考えたくない、ということ
その他

2月2日 トルネコ日記

昨日の続きでさらに43階まで下りる。武器は「せいぎのそろばん+10」で、[3方向攻撃]合成ずみ。盾は「オーガシールド+19」で[腹へり半分][毒を受けない][炎を弱める][見切りやすい]合成ずみ。パンは壺の中にいくらでもあって、これはもしかすると最下層まで行けちゃうかも、という感じだった。

ところが! 43階で! ドッグスナイパーの野郎に! うう…。1ターンで120もダメージ食らうなんて…。アイテムはいっぱいあったのに…。これまで営々と築き上げてきたものが一瞬にして無に帰す瞬間。

2月1日 トルネコ日記

今日は早く寝るつもりだったのに、軽い気持ちでもぐった「もっと不思議のダンジョン」で絶好調。現在28階。モンスターの巻物も読みました。問題は、あのダンジョンは基本的に途中1度しかセーブができないということ。制約を設けるのはいいけど、そういうゲーム世界の外の話をゲームの難易度を上げるために持ち込むのは、よくないと思います。そこまでやるなら、セーブしてもやり直せない仕組みを作ればよかったのに(メモリーカード方式だから難しいけど…)。これじゃあよっぽど暇なときでないと、「もっと不思議」の最下層には挑めないことになってしまいます。電源を入れっぱなしにしておくという手もあるけど、そんなの莫迦ばかしい。これは、この名作ゲームの唯一にして致命的な失敗ですね。


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