♪胸がキュルルン!


2月28日(木)

そろそろモーニング娘。の新曲「そうだ!We're ALIVE」についての評価を書いておかねばなるまい。
結論としては、いい曲だと思います。13人の大所帯になった分、歌のほうもいろんな要素が詰め込んであって、なかなかおもしろい。こぶしを振って「努力!平和!」なんて言ってたかと思うと、可愛く「本当の気持ちはきっと〜」なんて歌ってるし、そうかと思えばロシア民謡が出てきたり。集団ならではの楽しさがあります。

ただその分、どうしても一人ひとりの個性は埋没してしまう傾向にありますよね。かの「LOVEマシーン」なんかも、特にメインボーカルのいない曲ですが、各人がそれぞれなんとかして目立とうとしていて、それがモーニング娘。らしさだったような気がする。あの頃に比べ、そもそもの「モーニング娘。らしさ」が別のものになってるということなのかも。女の子が集団で歌ってる楽しさ。だんだんおニャン子クラブに近づいているような。。。

2月24日(日)

今月は個人的に映画強化月間ということで、またレンタルビデオで映画を借りてくる。先週から今日までに見たのは、
「なまいきシャルロット」
「ベルリン・天使の詩」
「レイン・マン」
の3本。どういう基準で選んでるんだか自分でもよく分からない。

2月17日(日)

松浦亜弥の凄いところはおそらく、彼女自身が松浦亜弥の大ファンであるというところにあると思う。なんでも彼女が持ち歩いている携帯プレイヤーには自分の曲しか入っていないし、カラオケに行っても自分の曲を歌うんだそうだ。これまでアイドルの子って自分のやっていることに納得していないというか、こんな服着たくないんだけどな、思ってもいないこと言うの不本意だな、本当はこんな曲じゃなくてもっとカッコイイ曲歌いたいんだけどな、でもこれがお仕事なんだからしょうがないや、な〜んてことを考えながら仕事をしているように見えて、その辺りにアーティストとしての限界があったように思うのだ。

ところが松浦亜弥の場合は、もちろん"アイドル"を演じているのは同じでも、それを本当に楽しんでやっているというか、自分の歌を世間に聴かせるっていう最終目標をはっきりと持っていて、ブリッコアイドルとしてのキャラ作りなんかにしても、歌を歌うために必須のものとしてちゃんと納得した上で完璧にこなしているという感じがする。たぶん計算ではなくてそれが彼女の天性なのだろう。よくもまあこんな子を見つけてきたものだと思う。

2月11日(月)

三連休で、ビデオ含めて映画を3本見ました。

1本目は去年も1回見た「千と千尋の神隠し」。無料招待券があったので、上映期間が終らないうちにと思って見に行く。まだお客さんはたくさん入ってました。やっぱりいい映画です。2本目は大林宣彦監督、原田知世主演の「時をかける少女」(もちろんレンタル・ヴィデオで)。100%のアイドル映画。いやあ、アイドル映画って、本当にいいもんですよね。

で、今日見てきたのが、リュック・ベッソン&ジャン・レノ&広末涼子の「WASABI」。事前に読んだ映画評では酷評ばかりだったので、正直内容にはまったく期待せず、いちおう元広末ファンとして見ておいた方がいいかもな、くらいの気持ちで映画館に入ったのですが、意外にも、なかなか面白かったです。というか、今いろいろ思い返しているうちに、かなり面白かったんじゃないかという気がしてきています。

とりあえず日本人として見ていれば、ジャン・レノが徳利から日本酒をイッキ飲みしたり、新宿に行くのに何故か秋葉原で車を降りたり、ツッコミどころは満載なんですが、この程度であればむしろ間違い探しの楽しみという感じです。もともとシリアスな映画とはほど遠い「超B級映画」なんだし、ワラいながら見るのが正解でしょう。それよりもフランス人の目に映る今の日本ってこんな感じなのか、というのがよく分かって面白い。スクリーンに映っているのは間違いなく日本の風景なのに、一枚フィルタがはさまっている分、見慣れた景色も新鮮に見えてくる。

そして何より広末涼子が大健闘してます。フランス語はまったく分からないので彼女の発音がどの程度なのかは論評できませんが、あんなワケの分からない役を、しかもフランス語のセリフでちゃんと演じ切るってのはすごい。大学入学後、まったくいいところがなくてぼくもほとんど彼女に対する興味は失っていたんですが、この映画に関して言えば非常に魅力的でした。広末涼子を見るためだけにでも十分見る価値のある映画だと言えます。

2月4日(月)

最近、小谷野敦の「友愛婚」とかいう主張がだんだん分かってきた気がする。前はバカにしてたんだけど。『もてない男』だとか『恋愛の超克』で小谷野は「恋愛の不可能性」ということについて述べているわけだが、この場合の「恋愛」というのをどの程度のものと捉えるかによって話は違ってくる。TVドラマだとか恋愛小説だとかが煽っているのは、"運命的な出会い"だとか"燃え上がるような恋"だとかそういうやつで、確かにそんなのは「誰にでもできる」ことじゃないのだ。そう思いませんか? ぼくはそう思う。ああいうのって、極端に惚れっぽい男女が出会った場合の話じゃないのかな。たぶん。

2月3日(日)

ヒマだ・・・・・・。
関係ないけど山田玲司「Bバージン」第2巻より。この辺のことがよく分かってないんだよなー。「湾岸デートで云々」ってのはまあ時代だとして、「デートに誘う」ってのをもうちょい軽くできるようにならないといかんのではないかと思う。ていうか30過ぎてこんなこと言ってるのが一番問題なわけだが。

「Bバージン」2巻より


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