♪一回きりの青春 だからいいじゃん


5月31日

このあいだ渋谷のハチ公前で人を待っているとき、ぼくのすぐ横で、人の良さそうな老紳士が就職活動中のマジメそうな女子大生をナンパしてました。あれ、あの後どうなったのかなあ。女子大生は無視してたけど、イヤがる風でもなかったし、案外成功してたりして。

5月28日

TOEICを受験しに都内へ。なんの酔狂でこんな大変なテストに6000円も自腹を切ってしまったのやら…。まあ、今回のは模試がわりということで、2ヶ月後にもう一度受けてみようと思います。ちゃんと勉強しなきゃ。

前にも書いたように、TOEICの受験をぼくに勧めたのは銀行の同期(大学も一緒)なのですが、彼は経済学オリジンの人間で、自分の現在価値とか、生涯賃金極大化のための最適な行動とか、そういう考え方をするのです。当然、ベンチャーへの転職なども視野に入れて、今できるベストは何かを模索しているわけです。で、彼と話しているうちにぼくもちょっとだけその気になってきたのです。まあ、ぼくは人類学オリジンの人間(本当にそう言ってよいか分からないけど)なので、本当に最適化するべきなのは「生涯賃金」なのかどうか懐疑的ではあるのですが。

ただし、「ほんのちょこっとなんだけど勉強をしてみよう」という考えを持つようになった背景には、もちろん(?)市井紗耶香の存在があるのですが、そんなことは彼には言えません。「もちろん」と言っても普通の人にはなぜそれが市井紗耶香とつながるのか分からないでしょうね。でも、ぼくの中ではちゃんとそれらが結びつくのです。決して後ろ向きに、現実逃避の手段としてアイドルファンをやってるわけではないのです。ってこんなことを力説してどうするんだか(^_^;)

TOEICが終わってから渋谷に出て、仲間とご飯を食べました。その後映画に行く彼らと別れ、一人で本屋を探検。前から探していた東ノボルの「瞬間恋愛・テレクラで出逢った13人の女たち」という本を発見し、「金融工学の挑戦」という新書と一緒に購入。実は彼の文章を読むのは初めてだったのですが、ぼくの「フィールド・ノート」と方向性がよく似てるんですね。もちろん、彼はちゃんと女性たちとやるべきことをやるけど、ぼくはできないという大きな違いがあるわけですけど。若くして亡くなってしまった東さんのこの本を読んで、それなりに考えたこともあるのですが、それについてはまた時間があったら書こうと思います。(こんなのばっかだな…)

そうそう、「小谷野原理主義過激派BBS」なんですが、トップページに「事実上閉鎖」なんて書いてしまいましたが、実を言うとぼく自身あの掲示板のことをすっかり頭からクリアしてしまっていて、ここ1ヶ月くらいに書き込んでいただいた内容をまったく読んでおりませんでした。うわー(><)。せっかく書き込みがあるので、続けます。よろしくお願いします。書き込んでいただいていた皆様、申し訳ありませんでした。

5月27日

昼から池袋に用事があったので出かける。何の用事があったかは訊かないで下さい。♪早く来ないかな〜

福山雅治の「桜坂」という曲が大ヒットしてますが、サザンオールスターズの「TSUNAMI」と同じく、なぜここまでの大ヒットになるのかよく分かりません。もちろん普通にいい曲だとは思いますよ。だけど、“中くらいのヒット曲”との差が今一つ見えてこない。「ここが他の曲とは違う!」という部分がない。そんな気がしてしまいます。それとも、ぼくには分からない何かがあるのだろうか…。

宇多田ヒカルがGLAYと組んで何かやると聞いて幻滅。まあ勝手に幻想を抱いて、勝手に幻滅するっていうのもナニなんですが。GLAYと組んでどんなものができてくるのか、見てやろうじゃないのって感じです。

5月25日

久しぶりにテレコミ系のリンクが増えました。「悪徳テレコマーの館」byJ-PUNCHさん。なんか、すごいタイトルだな(^^ゞ
そう言えばテレコミリンクのメンテ、全然してません。つながらなくなってるところがあるかも。今度時間があったら整理しないとなあ。

5月22日

それにしても今週の『AERA』の「30歳童貞君のなぜ」という記事、おもしろかったですね(AERAはいつでもおもしろいですが)。速水由紀子の記事ってどうしてタイトルだけでそれと分かるんでしょうか。特にときメモの虹野沙希萌えの27歳の彼ね。もう最高。ぶわははは(≧∇≦)

5月21日

ぼくの人生のテーマの一つは、「ダンディに生きること」だ。もちろん、「ダンディであること」の基準は自分の中にある。たとえば「プライヴェートで外出するときは必ず帽子をかぶる」というのは、ぼくにとってのダンディズムだし、テレクラで結果を出せなかったのも、言ってみればぼくのダンディズムが邪魔をしたせいなのかもしれない。そして、「『ピンチランナー』を公開初日に見に行く」というのはギリギリでセーフだった。だが「ダフ屋からチケットを購入して武道館の市井紗耶香卒業ステージを一人で見る」というのは、明らかにぼくのダンディズムの基準に抵触していた。だからぼくは、シャツの胸ポケットに村上春樹『風の歌を聴け』の文庫本を入れて九段下へ向かった。これでなんとかバランスが取れる。

もちろん、ステージが始まってしまえば、そんな下らないダンディズムなど吹き飛んだ。というより、叫ぶべき場面では叫ぶというのも、ぼくの基準にはちゃんと合致するのだ。だからぼくは2時間のあいだ、「さやか! さやか!」とひたすら叫びつづけたのである。(隣の中学生の視線が少々気になったのは事実だが…。)なお、帰りの電車の中でぼくが再び『風の歌を聴け』を取り出したことは言うまでもない。物事にはバランスが必要なのだ。

こうしてぼくは「モーニング娘。オタク」から卒業し、無事に現実の世界へとたどりついた。市井紗耶香には本当にいろいろなものをもらったような気がする。詳しくはいずれ「ちょこっとLOVE」評と合わせて書くつもりでいる。いずれにせよ、一つ言えることは、ぼくも「ささやかだけど、先へ進」まなければならない、ということだ。

5月20日

火曜日〜木曜日
仕事が忙しい。ちょっと考えてみれば、24時間のうち仕事に費やす時間が(通勤時間等を含めて)15時間で、睡眠時間が5時間、残りの4時間はモーニング娘。関連の情報を集めるのに使っているので、たとえばこのサイトを更新したりする時間もないし、勉強する時間もないのである。

金曜日
現在出向中の会社全体での新入社員歓迎会。身体の具合が今ひとつだったのか、ビールがあまり入らない。うちのチームに配属となる新人はなかなかいい子だ。

土曜日
この日から公開された映画を見に行く。
注:この映画についての極めてすぐれた批評がここにあります。

5月15日

日曜日
大学のサークルの先輩同士がご結婚されたということで、パーティに出席。久しぶりに歌を歌った。学生時代を思い出す。

月曜日
ラジオを聞いて泣いたのは、生まれて初めての経験だった。

5月13日

水曜日
週刊誌でバスジャック事件の記事を読む。「バスの中で何が起こったか」など書かないでもらいたい。どの口で「被害者保護」などと言えたものか。センセーショナルな事件に舌なめずりしている様子が目に浮かぶようだ。

木曜日
大学時代の友人に誘われていた合コンに行く。先方メンバーはみんなぼくより年上だった。しゃぶしゃぶが出た。とても良い肉だった。

金曜日
借りていたヴィデオを返却する。あの後さらに2回、通して見た。合計で9回。

土曜日
英語力は一朝一夕にはつかないということを実感する。というより、小説を読みながらリスニング対策用のCDを流しているだけで英語力がつけば、誰も苦労しない。

5月9日

「このあいだモーニング娘。の出た映画を見た」と僕は言った。
「『モーニング刑事。』」彼は眉をひそめて、小さな声で言った。「ひどい映画。ひどい監督。ひどい脚本。あの映画に関わった人間はみんなあのことは忘れたがっている」
「七回見た」と僕は言った。
 彼は虚無をのぞきこむような目つきで僕を見た。「賭けてもいいけど、あの映画を七回見た人間なんてどこにもいないぜ。この銀河系宇宙のどこにも。何を賭けてもいい」

5月7日

結局この連休は住んでいる町から一歩も外に出ませんでした。駅前に買い物に行くのがせいぜい。連休前に比べると、なぜかCDが増えています。あと英語のテキストも何冊か買ったのですが、英語の勉強、特にリスニングの方は音楽を聴きながらだとできないというのが、ぼくにとっては致命的で、ほとんど進んでいません。

5月6日

連休中に毎日この日記を更新しているとイタい奴だと思われてやだなあ、ということで書いてなかったのですが、実を言うとぼくはずうっと部屋に引きこもっていました。やれやれ。

5月2日

連休中に呼び出されることのないよう、一生懸命仕事をする。

5月1日

週末はずっと市井紗耶香のことを考えて過ごしていたというわけではなくて、髪を切りに行ったり、部屋の片づけをしたりといろいろしていました。またCD(もちろんモーニング娘。関係の)も買っちゃったし。あと英語のテキストも買ってきたのですが、ぜんぜん手をつける気になりません。まあ、ゴールデンウィークもどうせ予定はないんだし、勉強でもしていようかな。

仕事は徐々に忙しいモードに入ってきました。今の職場は5月・6月がいちばん忙しいのです。そう言えば、去年テレクラをやめたときも、忙しくて行く暇がなくなって、気がついたら「もう行かなくてもいいや」という気分になっていた、という感じでした。もうそろそろ1年になるんですね…。


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