♪ささやかだけど 先へ進むわ


12月31日(日)

年末というのに仕事の方はなんだかルーチンワークでばたばたしどおしで、今日もなんだか普通の週末という感じしかしません。大掃除もしてなければ年賀状の宛名書きもしていません。

今年はモーニング娘。に始まりモーニング娘。に終わった1年でした。これから紅白歌合戦を見てそれを締めくくりたいと思います。ただ、来年はもう少し別の1年にしたいですね。

12月26日(火)

週末は大変な目に遭いました。土曜日はとても楽しく過ごしたのですが(こちらを参照)、食べ過ぎでなんか腹が張るなあ、と思っていたところがだんだん冗談で済まないくらいに苦しくなり、夜にはほとんど転げ回らんばかりの痛みになっていました。日曜日も「ハロー! モーニング。」の時間になっても起きあがることもできないほど。食欲もなく、一日寝込む。月曜日の朝にはやや痛みも和らぎ、熱も下がったようだったので会社に行ったのですが、しばらくしてまた腹が急激に痛くなり、午前中に診療所に行ってから早退。そのまま家で寝込む。しばらく小康状態が続いたのですが、夜になってまたまたシャレにならないほどの激痛が。夜でも受け付けてくれる市の診療所の門を叩く。ここで浣腸をしてもらったのが効いたらしく、なんとか火曜日の朝には完全復活。

結論としては、風邪が胃腸系に来ていたものらしい。下腹部の激痛は、大腸にガスがたまっていたためということでした。浣腸は中年の看護婦さんにしてもらったわけですが、これをきっかけに新たな喜びに目覚めるというようなことはなさそうです。

今年は結局2回も風邪で寝込んでしまったことになります。来年はもうちょっと体力をつけないといけないですね。

まったく関係ないのですが、さきほどNHKスペシャルを見ていたら、ネット上で不妊治療用の卵子を売る米国のビジネスが紹介されていました。"商品"のリストには、卵子提供者の学歴や容姿やスタイル、そして顔写真が添えられているのですが、なんかブルセラショップを思い出しました…。結局おんなじですよねぇ。

12月21日(木)

このあいだ性の商品化がどうこうという話をしましたが、なぜあのときに限ってあんな風に考えてしまったのかというと、その「若くてスタイルのいい女の子」の値段が、きっちりとこの市場経済に組み込まれていることを、肌で感じてしまったからだと思います。

12月18日(月)

今日は休みを取っていたんだけど、父が昨日の引っ越しの荷物運びの最中にぎっくり腰になってしまったため、その看病(?)で一日外に出られませんでした。

代わりにレンタル・ヴィデオ屋で『バタアシ金魚』を借りてきました。ずっと昔、深夜にやってたのを半分くらい見た記憶はあるんですが、一度ちゃんと見ておきたかったんですよね。高岡早紀、好きだったし。実はCD何枚か持ってます。この映画はすごくいい萌え映画なんですが、高岡早紀の胸が大きすぎてときどき現実感がなくなりますね。

12月17日(日)

妹が一人暮らしを始めるというので引っ越しの手伝いをする。筋肉痛の予感…。

12月16日(土)

デジタルカメラを買いました。中田ヒデが宣伝してるやつ。デジカメは前々から欲しかったんですが、ハメ撮り以外何に使うんだ? という気がしないでもなく、今まで躊躇していたのです。まあボーナスも出たし、そろそろいいかと思って買っちゃいました。自分の写真を撮ると、けっこうガッカリしますね…(^_^;)まあ、何枚か撮ってるうちには「これが自分の顔だ」ということにだんだん慣れてきたけど…。というかだんだん自信がでてきたけど…。

画像加工用のソフトを手に入れたら、このサイトにも少しは写真入れようかな。自画像はさすがにのっけないけど。

12月15日(金)

このあいだ、長らくセックスしてないなあ、ということを書きましたが、だからといって別に今セックスしたいという欲求が強いわけじゃないです。たぶん人によって違うのだろうけど、「誰とでもいいからやりたい」っていう切実な感情というのは、う〜んどうだろう、高校生くらいのときを考えても、ぼくは持っていなかったような気がする。そういうのは、あくまでも相手があっての話で。だからと言って、愛し合ってなければセックスしちゃいけないと強く信じてるわけでもないし、性に関して淡白なのかと言えば、そうでもないんですよね。おそらく自慰に対する罪悪感を早いうちに払拭してしまったことが、ぼくのこういう心性を形作るのに一役買っているのではないかと思います。

12月14日(木)

今日は仕事で某有名データベース会社の大規模な展示会を見に行って来ました。まあ展示内容はともかくとして、どうしてああいうイヴェントには、ボディラインを強調した衣装の若い女の子が大勢ウロウロしてるんでしょうね。つくづく疑問です。まあ見に来る人にすればむさい男に囲まれるよりは若い女の子に囲まれた方が嬉しいし、出展側にすればどうでもいい客の相手をしてもらえて、後で合コンなんかもできて得だし、代理店とかモデル事務所とかも儲かるし、女の子はバイト代を稼げるし、全員がハッピーだからそれでいいのかもしれないけど…。でもこういうのがまさに「性の商品化」なんじゃないのかなあ。純粋に「若くてきれいな女の子であること」それ自体が商品になってるわけで…。

もちろん大のアイドルファンであるぼくがこんなことを言い出すのはちょっと理屈に合わない面もあるのかもしれないけど、でもアイドルっていうのは基本的にあれでしょう。歌を歌ったり、演技をしたり、そういう「藝」があるから成立するわけじゃないですか。「藝」のないアイドルは、売れずに消えていきますよね。それに何と言っても彼女たちは名前のある存在です。市井紗耶香は市井紗耶香だから市井紗耶香なのです(何を言ってるんだ?)。一方ああいう企業のイヴェントに出てくるコンパニオンっていうのは、名前のない存在、透明な存在、コンパニオン×10(@\50,000)とかいう形で請求書に記載されてしまうような存在、単なる記号でしかない存在なわけですよ。美人コンテストにいちゃもんつけてる暇があったらこういうのを糾弾しろ、とぼくは思うんですけどね。

12月11日(月)

もういい。素直に認めてしまおう。『恋愛レボリューション21』はけっこういい曲だ。要するにぼくは市井がいないモーニング娘。を認めるのが厭なだけなのだ。

12月10日(日)

モーニング娘。の新曲『恋愛レボリューション21』。一昨日の歌番組を録画して何度も繰り返して見ているのだが、どうも正常な判断を下せる自信がない。自分が最近のモーニング娘。に対して否定的な先入観を持っていることははっきりしているからである。その先入観を排するために何度も繰り返して見たわけだが、今度はそのせいで自己洗脳にかかってしまったらしい。最初は糞だと思えた曲が、かなりいいんじゃない? と思えるところまできた。つまりもう客観的な判断を下すなんて無理なのである。

ひとまずの結論は、レンタルで十分、ということになる。ある程度は流行るだろうし、とりあえず押さえておくべき曲だけど、買うほど好きにはならないような気がする。

モーニング娘。にはもっとこう何というか、「真剣さ」を感じさせる歌を歌ってほしいのだ。「LOVEマシーン」や「ちょこっとLOVE」や「恋のダンスサイト」が“お遊び”の曲だと思っている人は多いかもしれないが、去年の年末から今年初めにかけてのモーニング娘。には、それ以上にもっと強烈な上昇志向が感じられたものだ。というか、曲そのものはお遊びでも、それが真剣に演じられることによって、ある種の感動を聴くものに与えるような、そんな一面があったのだ。「ハッピーサマーウェディング」以降の曲にはそれがない。今回の新曲も、ひとことで言ってしまうと、「軽い」。カラオケでお手軽に盛り上がってね、みたいな曲だ。違う。ぼくの好きだったモーニング娘。っていうのは、こんなじゃなかった筈だ。

もちろんこうやって、「あるべき姿」を勝手に作り上げておいて、それと違うからと言って対象を批判するのは、批評の方法としては最低である。それはよく分かっている。だからぼくは『恋愛レボリューション21』について、あるいはモーニング娘。について、もう何も語るべきではないのだ。

12月7日(木)

「恋愛の超克」で小谷野敦は恋愛HOW TOモノの本や雑誌を批判しているのだけれど、そもそもこの本自体が装丁といい帯といい、モロに恋愛HOW TOモノであるのは、ワザとなんだろうか? きっとワザとですよね。うん、そうに違いない。恋愛HOW TO本に見せかけて恋愛教信者に売りつけようとしてるなんてことは、小谷野先生に限ってはあり得ないよね。

ところで、この本の真ん中あたりに載っている「「男であることの困難」『もてない男』始末記」という文章の中に、こういうところがあります。

この本(『もてない男』)の中に「俺は東大出てるのになんでもてないんだ」と書いてあるのに、本気になって怒ったりする連中がいたのには呆れた。もしかしたら私はバカの国に住んでいるのではないかと危惧していたが、最近インターネット上で「あれは笑うところだろ」と書いた文章があったりして、少々安堵した。(太字は引用者)

その文章ってぼくもこの日記か掲示板かで書いてるなあ。まあぼく以外にも書いてる人はいるだろうけど…。

閑話休題。

今日は会社のボウリング大会があって、帰りにチームの新人の子とたまたま二人になったので、お茶とケーキをおごってあげたんですが、ふと、こうやって女の子と二人でケーキ食べたりするのってかなり久しぶりだなあ、なんてちょっとセンチメンタルな気分になりました。男同士じゃ外でケーキは食べられないからね…。ケーキ好きなんだけど。

12月6日(水)

会社の帰りに近所の本屋で小谷野敦「恋愛の超克」(角川書店)購入。序文を読んで心から笑った。

12月4日(月)

どういうわけだか、さっきからもう2時間近くしゃっくりが止まらない。そもそもしゃっくりが出ること自体、ものすごく久しぶりだ。

12月2日(土)

金曜日、会社の帰りに新宿の「ロフト・プラスワン」へ行く。映画「バトルロワイアル」関連のイヴェント。ここのトークライヴにはこれまでにも何度か行っているけど、今まででいちばん面白かったと思う。無礼な質問者が二人も退場処分になるなど、ロフトならではのハップニングもあった。映画の方も、封切られたら見に行かなくちゃ。

その後現地で合流した友達3人と居酒屋で徹夜。朝の7時前に家に帰り、夕方5時半まで寝る。

11月30日(木)

どうでもいいけど、もう2年半以上性交というものをしていない。テレコミ系サイトの人たちと交流があったとき、ぼくが「1年以上してない」と言うと、全員からまるで宇宙人を見るような目つきで見られたものだ。今だったらどんな目で見られることやら。

11月29日(水)

ぼくの携帯電話は本当に役に立たない。部屋においてあるときに、かかってきた電話をまともに受けられた例がない。どうやらぼくの部屋は、NTTドコモのアンテナの狭間にあるらしい。かかってきたのに受けられなかった電話は、ぼくにコミュニケーションの不完全さだとかそういうことについて考えさせる。もっとも、本当に一度もかかってきたことがないのかもしれないが。

11月28日(火)

「Bバージン」(山田玲司)は優れたマンガだと思うけれど、「生物オタク」は本当の意味で「オタク」と言えるのだろうか、との疑問は消えることがない。第61話で作者自身がいみじくも語っているとおり、「これがアニメ系・ロリ系・美少女系オタくんだったら、二度と社会復帰はできなかっただろう」ということなのだ。主人公・秋は最終的に生物学者の道に進み、マドンナ・ユイとのハッピー・エンドを迎えるわけであるが、そうやって趣味を立派な職業とできるということは、彼は真の意味で「オタク」と言えないのではなかろうか。もし秋がアニオタだったとしたら、このマンガはいったいどんなものになっていたのだろう。

11月26日(日)

子どもの頃、とっくり襟のセーターが嫌いだった。(当時はまだ「タートルネック」なんていうシャレた言い方はそれほど普及していなかった。)首筋がちくちくするのに耐えられなかったのだ。そのせいで今までずっとタートルネックのセーターを敬遠していたのだけれど、このあいだ買って着てみたら、暖かい上にかっこいいではないか。もっと早く気づけばよかった。

テレクラとモーニング娘。を経て、また振り出しに戻ってしまったような気がする今週の7days。

11月21日(火)

前から読もうと思っていたカール・セーガンの「科学と悪霊を語る」が題を変えて(「人はなぜエセ科学に騙されるのか」)文庫化されたので、読んでいます。要するにトンデモが好きな人=民主主義が嫌いな人、なんですね。

最近お金の使い方が荒くなったような気がする。今日もゲームソフトとエロソフトを買ってしまいました。

11月19日(日)

久々に昔の彼女の夢を見る。ああ、最悪。やっぱり心の中ではまだ未練があるのかなあ。ふう。

マイルチャンピオンシップは4頭のボックスで買ったのだが、2着-4着が最高。アグネスデジタルなんて買えるかよ…。そのあとマンガ喫茶に行き、はにゃーんとなってから帰宅。

昨日の荷物運びのせいで、腕から肩、腰まで広い範囲で筋肉痛。年は取りたくないなあ…。

11月18日(土)

夕方に髪を切りに行く。その後おととい踵が取れてしまった靴を修理に出し、服を2着とヴィデオ・デッキ内蔵のテレビを買った。重いテレビを抱えて家に持って帰ったので、そのあと今までずっと腕が鉛のように重い…。

11月16日(木)

昔から失恋したりなんかしたときには、「いいもん、ぼくにはアイドルがいるから」などと口に出したり書いたり心に思ったりしてきたものですが、それが負け惜しみの現実逃避であることにもぼくはもちろん気づいていたのです。確かに市井紗耶香のことは本気で好きだし、その存在の大きさがこれまで好きになったアイドルとは桁が2つ3つ違うのも確かですが、それでも市井紗耶香だけでは埋められないものがあるのもまた事実なのであります。悲しいことですが、認めざるを得ません。

ここで強調しておきたいのは、ぼくの中で市井紗耶香の存在が小さくなったからこんなことを言い出したわけではない、ということです。彼女の復帰がいつになるのか(そもそも復帰はあるのか)ということについて、まったく情報が聞こえてこないからと言って、弱気になっているわけでもありません。これは、そういうこととは全く別の次元の問題なのです。

*

それにしても「抱いてHOLD ON ME!」は素晴らしいなあ。「LOVEマシーン」とは違った意味で、アイドル歌謡史に残る名作です。よく「モーニング娘。は安倍なつみを(後には後藤真希を)売り出すためのユニットだった」などと言うひとがいますが、そんなひとにはとりあえずこの曲のヴィデオ・クリップなりライヴ映像なりを見てから発言してほしいですね。彼女たちが初めてチャート1位を獲得したこの曲は、福田明日香の曲なのです。決して「美少女」とは言えないちょっと太めの女子中学生が、ひとたびステージに立つや、あれだけの迫力あるパフォーマンスを見せる。そんなところに初期モーニング娘。の魅力の一端はあったのではないでしょうか。

単なるガキのお遊戯会と化した今のモーニング娘。のパフォーマンスを見ているのは辛いです。はあ。

11月15日(水)

なんだか日曜日はゲームもネットもつまらなくて、退屈だった。寒いので外出するのは億劫だし…。そろそろ「彼女を作ろう」とか思わないとダメなのかなあ…ということをちょっと考えたりしました。たぶん同期の結婚話を聞いたからでしょう。はあ。

11月11日(土)

今週の後半は仕事がどんどん忙しくなって、毎日家へ帰るのが遅かったのだが、いつものペースでゲームをやったりネットをやったりしているものだから寝不足が蓄積してしまった。睡眠時間はどこかで辻褄を合わせないといけないわけで、今朝は起きたらもう午後の4時だった。今これを書いているのは夜の11時なのだが、気分としてはまだ夕方である。

昨日職場の同僚(男・同期入社)から結婚披露宴の招待状を渡された。彼は普段プライヴェイトについてほとんど話さないやつだから、今までぜんぜん知らなかったのだが、きっと彼女がいるんだろうなと薄々感じてはいた。こうやって身近な友人から結婚の話を聞くと、なんか置いてかれたという気がしてしまう。どうしても。

※さっきT-CUPで掲示板を借りてきました。こまごましたことはこちらへどうぞ。

11月8日(水)

佐和隆光「市場主義の終焉」(岩波新書)を読んでます。この人の意見ってぼくにとってはほぼすべて納得が行くものなので、すらすらと読めます。

このあいだ書いたトンデモに対する態度の話、とりあえずぼくは右−左なら右、保守−リベラルなら保守の側がトンデモに接近してしまいがちなんじゃないかということを言いましたが、そのときぼくはニューエイジだとかそういう問題を忘れてました。どちらの側にも同じようなことは起こってますよね。どちらにせよ、「トンデモ」なものを「トンデモ」だと思える感性は失いたくないものです。ってこんなまとめ方でいいのか?

このあいだVHSで買ったはずの「映像 ザ・モーニング娘。ベスト10」を、今度はDVDで買ってしまいました…。まだDVDで買い直さないと行けないヴィデオ・ソフトが3本もあります。やれやれ。

11月7日(火)

昨日は休暇をとったので、4連休でした。ほとんどどこにも行かずに、部屋にこもってゲームしてました。どこにも行かないと日記に書くこともないので、更新できませんでした。

今日はついにプレステ2を買ってしまいました。ちょっと機械自体の音がうるさいですね。

11月2日(木)

伊藤元重・竹中平蔵が学歴とか人材とかについてしゃべってるのに興味があったので「諸君!」を買ったのだけれど、いやはやこれ、すごい雑誌ですね。前から分かってはいたものの。いや、お目当ての対談はまずまず面白かったんです。その他の部分をパラパラ見てたらほんとトンデモないことばっかり書いてある。どっかの社長が自分の会社でやってる怪しげな「研修会」のことを自慢げにしゃべってるし、元「楯の会」の人は「今でも三島先生と交信をしてる」とか言い出しちゃうし、渡部昇一は「気」(いわゆる「外気功」ってやつ)を頭から信じ込んでるし…。

特に、渡部昇一と「気」を使える(と称する)おじさんとの対談は、もう爆笑するほかない代物でした。「戦時中の日本人は死ぬ気で戦ってたから額から光が出ていた」とか、「昔の父親は気が出ていたから子どもは怖がって従った」とか。しまいには「20世紀は人間がなんでも解明できると思い上がったせいで、共産主義のような(出た!)惨禍が広がった」とか。でもなんでトンデモ界のひとって、共産党とかそういうのが嫌いなひとばかりなんだろう。不思議…。

11月1日(水)

モーニング娘。「ふるさと」のプロモーション・ヴィデオは何回見ても泣ける…。


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