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#884/900 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 03/12/31(Wed.) 8:39 ( 39)
狂牛病、鯉の大量死、エイズの検査通過、そして政界 KN
★内容
アメリカの牛にも狂牛病が見つかり、また牛肉騒動が始まる。吉野家など
牛肉に依存してきた店は困ることだろう。似たようなチェーン店では、豚肉に
替えたり、あんかけ丼とかメニューを切り替えていた。これは、進化論的な
見地から見ても優秀だ。
鯉の大量死は、同一の種を大量に飼う場合の危険さを示している。牛にしても
経済効率の悪い本来の生態で育てていれば起きない問題だ。海の養殖もいずれは
こういう問題が出てくる。いや出ているので、間引きとか、牡蠣などは森の再生
からの取り組みもあるようだ。自然の力を軽く見て、経済効率に走るとこうなる。
またもエイズウイルスが検査をすり抜けた。ほんの氷山の一角で、もっと広がって
いるのかも知れない。帰省の列車では、学生とおぼしき人たちの中で、男女ぺったり
とくっついて座席に座っている姿が散見された。しかも、かなりの数で。
知らぬ間に、エイズの爆発が起きることだろう。
そして、政界。生物学的に見ると、小選挙区制は、系統樹の成長に逆行するので、
好ましくない。大きな間違いを大胆にやる素地を作る。政治家の素養という
かビジョンのない政治家がトップになった場合は、特に危険だ。国民にとっても、
政党にとっても。鯉の大量死のように、同じ種が大胆に全滅する。小数ながらも
多様な意見が吸収できなくなる。
今年、一番ショックだったことは、選挙後の報道番組で、「改革なくして、成長
なしの意味がわかりません。」という、FAXが紹介されていたこと。残念ながら
いかようにも取れる内容のないスローガンだったことに気がつかされた。
そういう言葉が、だまし絵のように結構良く出来ている。小泉氏が、アラブ方面に
行ってたときに、取材の女性に、クレオパトラのようだと歯の浮くようなくどき
文句を言っていたが、あのようなものか。女性の6割以上はそう言われれば、
うれしくないはずは無い。でも、その女性も小泉氏もクレオパトラは知らないのだ。
お互いの誤解。小泉政治は、その程度の政治だった。”米百俵”の本来の意味も
わからないに違いない。
小選挙区の危険さ。全滅を防ぐために存在する小数派閥や政党を壊すなど、あとで
大きな”つけ”が回ってくる。鯉の大量死のような。
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