The D-Day is coming

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神業および特技】【装備品】【シナリオ】【アーバンアクションレビュー
実際の“D”】【What were "Detonated"?】【Dでハッスル!

 Divine Works & Superhuman Skills
神業および特技

 特技の大幅変更に並び、神業も幾つか調整が行われました。
 オープニングで死のうがどうなろうが、アクトに参加したキャスト/ゲストの神業は使用できることが明記。《死の舞踏》《とどめの一撃》《神の御言葉》は任意のダメージを選べて非殺のキャラも可能に。《完全偽装》《不可触》《暴露》《制裁》で社会戦ダメージを治癒できるようになりました。
 《守護神》を《プリーズ!》してマヤカシを倒す禁じ手はルールで禁止。《ファイト!》の《ファイト!》も禁止されました。

 特技はDで大幅な変更が行われました。ほとんどの特技には(あの<脱がせの鬼>にさえも!)フレーバー的でないデータ的な意味がつき、曖昧さが排されています。強すぎる特技と弱すぎる特技の差もある程度緩和されました。
 長らくWeb上でもよく論議になった組合せ問題を根本から解決すべく、Dでは全ての特技に使用技能、タイミング、対象、射程、目標値、対決、が明記されました。
 今まで異なるスタイルで同じ名前の特技があったものは全てスタイル毎に別の名前に。名称も短い方向に一部変わっています。1スタイルの特技は15個、バサラは元力でさらに15個。R、RRだけでなくSSSから採用された特技も存在します。
 RRにおけるリファインを更に推し進めたDの方向性からすれば、これらの変更は望ましいものです。用語の統一も進められ、理解し易いものを目指しています。が‥‥細かいところで統一し切れていなかったり、危険な誤植がけっこうあります。
 例えば「この特技はプロットを消費しない」と明記された特技以外はプロットを必ず消費するとはっきり書かれたのは良いのですが、例えばチャクラの<練気>、カブキの<ラッキーストライク>には明らかにこの一文が抜けています。カブトの<カバーリング>などグレーゾーンのものもけっこうあります。

 さて、各スタイルごとの神業のRRからの変更点、そして変更のあった主な特技について下にまとめていきましょう。神業を「うまく使ったとして経験点を得てよい」場合を、以下では「チェック」と表記しています。

カブキ:
神業:変更なし。他人から賞讃を受けられればチェック。
特技:分かり難かった<大逆転>が、失敗した判定を山札から判定し直す特技に変更。
 ファンブルしなければ山札1枚分ダメージ上昇の<ラッキーストライク>も強し。山札から引いて避けられる<ハードラック>は唯一プロット以外のカードから物理攻撃を避ける特技です。<熱狂>は[範囲(選択)]になって集団催眠並みに強力に。
 SSS追加だった<マエストロ>も加わりました。AR削りの代表格だった<カース>は他のアクションの達成値をLv分下げるインタラプト的特技に変更。見切り系の弱体化はありましたが全ダメージに使える<コミックヒーロー>も健在です。

バサラ:
神業:キャストやゲストには「RLの判断により」ではなく、必ずダメージは与えられないことに。
特技:使用する時必ず<自我>がいるのか不明ですが、元力は刺+2、物理攻撃に組み合わせればダメージ+Lvの基本性質を持つように統一。<元力:電磁>は達成値+Lvでなくダメージにさらに+Lv(都合2倍)に。<元力:火炎>はLv点アーマー値無効でなく受け値を除く防御点全無視に。<元力:疾風>は<力学>と同じ効果でなく対象に[転倒]の追加効果。
 追加された<元力:重力>は<元力:大地>と<元力:電磁>の効果を兼ねていて強く、またタイタニックというネーミングが謎です。<元力:器物>は、例にある剣使いなどは絵になりますが、装備の小分類でトロンやサイバーウェアを選んだりするとタップや義体の達成値が全て上がってタイヘンなことになります。N◎VAに動植物はあまりいないはずですが、<元力:生物>を見るとそうでもないようです。
 また、<運動>の達成値が上がる<通過>、プロットから判定であるものの唯一のR的見切り技である<障壁>、ダメージに差分がつくことになった<力学>、他の手段と重複してアクションランクを伸ばせる<加速>など、元力以外の特技も軒並み強化。<変化>もマイナーアクションで装備を作れるようになりました。<変身>で煮え切らないネズミ型万能兵器もできる?
 実はDのバサラは一人勝ちしています。バサラ2枚や3枚のキャラは神業が弱い以外には隙なしです。

タタラ:
神業:変更なし。出現させる装備の効果に迷ったら他の神業1回分までと補記。事実上即死系防御や死からの復活が可能。
特技:<改造>の目標値がなくエラッタ待ちです。<合成>は報酬点が不要だが常備化できないことになりました。【電制】の存在しない装備との合成が意味が出てきそうです。
 <入魂>した装備は[魔剣]になるだけに弱体化しました。以前は奥義だった<超テク>は制作の達成値+Lvの特技に変更。
 又、バックファイアを与える<ショックアタック>、相手に爆薬を仕掛けていたことにでき、ダメージも爆10+Lvと大きい<爆破工作>が加わり、タタラも戦闘ができるようになりました。(ダメージの大きすぎる爆破工作はダメージカードを出さないのではという説もありますが‥‥?)
 また、対象の特技を覚える<模倣>をクライマックス戦闘中に使って仲間に<教授>する手がかなり強いというかヤバイです。

ミストレス:
神業:ファイト対象がうまく神業を使えばファイト対象/ミストレス側の両人がチェックではなく、ミストレス側は「ファイト対象から感謝されたら」チェックに変更。
特技:<盾の乙女>はカードを渡すだけでミストレス側の特技は重ねられないように変更、またリアクションに使えるのが明記。[対象:単体]なので自分に掛けてバグ技が可能ですがこれはエラッタでしょう。
 <母性本能>は他人に教えるだけでなく判定もミストレス側が行うように変更。プロットカードを味方に渡せる<鼓舞>はタイミング:セットアップでプロットも消費しないので強くなりました。
 今度から戦闘後は礼儀正しくミストレスに感謝ですね。(嘘)

カブト:
神業:事実上今まで通り肉体ダメージか精神ダメージだが、防げるダメージは「社会ダメージを除く1つのダメージ」が対象と記述。フルオートなどのエンゲージを対象とした範囲ダメージも防げることが明記。
特技:Dで一番弱体化の目立つカブトです。見切り系弱体化に加え、1stからRRまで無類の強さを誇った<鉄壁>が全アーマー値2倍から受け値に+Lvするだけに大幅に弱体化しました。見切り系の<金剛>には実は[ダメージ軽減技能]であるとの記述がなく、このままだと社会戦ダメージチャートからの派生ダメージや<鬼の爪>などの見切り不可攻撃も防げそうな微かな希望(笑)がありますが、やはり間違いでしょう。
 <自動防御>は手札から判定でなくARを追加して全てリアクションに使うように変更。<ディフレクション>も組み合わせが<白兵>のみで銃弾で受けるのは不可。<カバーリング>は今のままだとプロットを使いますが、これは直るかもしれません。また<最後の砦>はタイミングがダメージ判定の直後なので<鉄壁>とは組み合わなくなりました。<八重垣>も武器の数だけARを消費するのでほとんど意味がありません。
 一方、<戦術>は1回の判定でシーン内の味方全員が携帯と準備が行えるようにかなり強力に。分かり難かった<八面六臂>はフルオートや爆弾も防げるエンゲージ受け技になりました。他の特技と組み合わせれば<一心同体>でクライアントと一緒に[避け]てしまうのも強いでしょう。
 巷の分類法では受けカブトとカバーリングカブトというのがあるのですが、これからはカバーリングカブトが増えるかもしれません。しかし弱体化したとは言え、受けでダメージを減らせるのはDでは重要か?

カリスマ:
神業:「言葉が届く範囲」という条件は削除。Dの[精神崩壊](Rの[発狂])だけでなく、任意の精神ダメージを与えられるように変更。どのダメージでもチェック。
特技:能力値合計が8になっていますが生命は0の間違いです。
 恐怖の<集団催眠>が範囲(選択)になって花吹雪化しました。<親衛隊>は達成値+Lvは消えてトループを呼べる特技に。<叱咤激励>はトループでなく、キャスト/ゲストをその場で行動させる<ジャンヌ・ダルク>と同じものになりました。社会戦見切りの<高名>や精神戦見切りの<信念>もあります。
 <狂信者>によるリアクションはなんと射程が超遠に。<サブリミナル>を組み合わせた精神戦は[対決:不可]でなく<心理>を組み合わせる必要があるので、<反射防御>系では防げないことになります。

マネキン:
神業:「対象に喜びを与えたら」チェック、に条件変更。判断に迷ったら効果は神業に限定するということは、実は神業以外の行動をお願いしても良い模様。
特技:以前から論議の的だった<誘惑>の組み合わせは<交渉>だけに。<口答え>は精神戦版の<自動反撃>である奥義に変更。大まかに行動内容を決められる<盾の乙女>のマネキン版<人使い>が登場。
 精神戦版のダメージ軽減不可攻撃は<毒舌>に。<魔女の叫び>の強さも相変わらずです。今度からはプリーズされたら喜びを表現するようにしましょう。(嘘)

カゼ:
神業:効果/条件とも変わらないが、神業以外の1回の判定による攻撃も防げることが追記。即死系神業打消しが可能に。
特技:今までは全スタイルの中で唯一仲間外れの感があったカゼも強化されています。
 Dからは通常のヴィークルも避けが可能ですが<ドッジ>でヴィークルの[速度]が達成値+に。“天翔”軌道シャトルで避けたりするとスゴイことになります。
 <バーンアウト>がメジャーアクション、<ダイレクトロール>がリアクションの達成値+特技になりました。奥義の<マルチアクション>は追加行動でなく対象をLv体に増やす範囲拡大技に。<ホロヴィジョン>はリアクションでの知覚限定になりました。追加特技だった<ロケットスタート>もあり、Dで唯一行動順を無視して最初に行動できます。ヴィークルで肉体戦をする<ライディング・インファイト>は<ライドファイト>とより短く正しい英語になりました。
 ヴィークルは全体的に【電制】が低めですが、これからは房総幹線道を走るカゼの姿を見ることも多くなりそうです。

フェイト:
神業:条件が「フェイトが何か有益で重要な情報を」でなく「あなたにとって重要な情報」に変更。無益で重要な情報でもOK?
特技:調査系技能が強化されています。<灰色の脳細胞>がセットアッププロセスで追加アクションができる、何やら名推理とは関係ない奥義になりました。
 あらゆる社会技能に達成値+Lvできる<事情通>はリサーチで強そうです。<ホークアイ>は人物を調べる際の<コネ><社会>の代わりになる調査専用特技になりました。<シャープアイ>で常に<知覚>の達成値が上がるのも強力です。
 <ハードボイルド>は社会戦用の見切り系に。<警報>は全ての[対決:不可]アクションに対抗できカブトの<反射防御>より強くなっています。
 またトーキーの<脱がせの鬼>と並んで使われない特技の双璧を誇っていた(嘘)<カメラ記憶>はまだ残っています。

クロマク:
神業:腹心はゲスト。RLが作成もしくはカブト◎,チャクラ,カゲムシャ●の付属データを使用、RLが許可すればPLが作ることに。また、腹心によって「他のプレイヤー全員が利益を得たら」チェックに変更。
特技:RR基本では奥義がなかったクロマク、Dでは次シーンの本人&腹心の能力値+Lvの<帝王の時間>、リアクション不可の社会戦攻撃の<帝王の力>も両方とも強いです。
 <子飼い>がトループ所有特技となり、<根回し>は組み合わせが<コネ>だけに変わったものの社会戦も可能。
 ちまちまと報酬点を稼いでいた<ブラックマーケット>は組み合わせが<売買>から<社会:ストリート>に変更、1アクトにLv回で【外界】分だけ報酬点ががっぽり入るようになりました。<任侠道>のクロマク版<ミスター・ビッグ>も登場です。
 またSSS追加特技で激強だった<泰然自若>も健在、Dでは唯一手札からリアクションできる特技となっています。ハイランダーの<影の守り手>と組むと肉体戦も防げて万全です。

エグゼク:
神業:キャストが神業を持ったキャラクターを《買収》するのは不可(ゲスト同士はOK)に変更。
特技:冴子課長のようなキャラが演出的に使った場合でなく、ルール的に使った場合に色々と物議をかもし出していた<運命の輪>が、リアクション不可対抗系へとかなり弱体化。<直属部署>がトループ所有特技。あまり見ませんが<レイオフ>が自社社員以外にも使えるようになり、クビではなくエグゼク/クグツ特技を封じるようになりました。
 メジャーアクションで使う<試作品>は戦闘中でもその場に現れるようです。<社会:企業>を+Lvする<ホットライン>、シーン登場のエキストラの一部を部下だったことにできる<ワーニング>、他の手段がない時でもリアクションできる<プレコーション>という奥義が追加されています。

カタナ:
神業:装備中の武器の射程距離内なら必ず効くのが追記。Dの[完全死亡](Rの[死亡])以外の任意の肉体ダメージを選べるように変更。どのダメージでもチェックは入る。
特技:Dでのマイナーアクションの重要性からか、<二天一流>と<二刀流>の追加アクションは物理攻撃のメジャーアクションだけになりました。判定が成立しさえすればいい空蝉の強化版奥義<突き返し>も強そうです。
 <鬼の爪>は見切り+知覚系の強要でなく、[ダメージ軽減技能]不可になり非常に強くなっています。<カマイタチ>の射程距離が近から中距離に伸びました。麿ーダーの皆様御用達のエンゲージ攻撃技、<旋風撃>がブレカナからお越しになりました。
 <羅刹>で達成値が20に届かなくARが実質増えなくても、マイナーアクションが1回追加で行えるのが地味ですが意味あるものとなっています。
 組み合わせが多くなると判定が煩雑なためか、<ツバメ返し>は消滅しました。<二刀流>の追加攻撃はふつうにリアクション可能に弱体化。<紙一重>は精神戦用特技しか組み合わないようです。<斬裁剣>も装備を[破壊]でなく[故障]になっています。

クグツ:
神業:チェック条件が「会社の不利益になるような真実を隠した」ではなく、「社の利益になった、あるいは不利益を防いだ」に微妙に変更。
特技:自分の受けた最大ダメージを加えられる<献身>はクライマックス戦闘で強そうです。<リザレクション>は次のアクトでなく即復活、脳の破壊も関係なくなりました。
 <メイデイ>は成長不可のトループ召喚技になり、以前は実質神業でないと倒せないクグツが存在しえた<バンザイ>は「達成値/10カット」でなくそのカットまでしかダメージを先送りにできないように弱体化しました。
 <経歴洗浄>が社会戦治癒、<身分詐称>が社会戦見切り、効果は弱くなりましたが肉体戦/精神戦に使える<忠誠>も健在。条件が社のための戦闘であることも明記してあります。<マルチワーク>はLv+1回追加マイナーアクションを行えるようになり、Dの肉体戦闘では大きな意味があるでしょう。
 セットアップで能力値を増やせる<実験体>という特技が追加、また、マイナー企業やオリジナル企業を所属先に設定しているとまったく使えなかった(笑)<社販購入>が、自社製造の装備以外でも買えるようになっています。

カゲ:
神業:プロットを消費せず、常時効果ありのアーマーと制御値のみ有効であることが明記。チェック条件は「効果的な行動を成功」から「状況を劇的に変化させた」に変更。
特技:特に弱くなった特技がなく、特に完全リアクション不可になる<陽炎化>するとほとんど最強です。不可知状態からのとどめ攻撃はあくまで劇的に目標を倒しましょう。(嘘)
 <分身>は自分と同じデータのAR1の分身が出るように強化され、面白い奥義になりました。この判定を複数回する無限コンボはできないと考えるのが普通ですが‥‥これはやっぱりエラッタで補記されるでしょう。
 達成値上昇系では<猿飛>や<影化>が健在、<ファインド・ウィークネス>は<死点撃ち>と名称変更。<完全奇襲>はその場で2アクション使うものの<隠密>がいらなくなりました。転倒を強要する<影縫い>や見切り系不可の<霞斬り>が追加されています。
 また<彫像>の効果が直す時はバッドステータスの毒扱いになり、これが密かに危険です。ドラッグのアンチドートやカブトの<獅子心>、チャクラの<気功>、タタラがいないとカット終了まで無防備になります。

チャクラ:
神業:ダメージ適用後即使用ならプロットを破棄しないのが明記。チェック条件は変更なし。
特技:強くなった特技と弱くなった特技があります。ニューロ強化でウェットにも意味は出てきたとはいえ、ウェットなチャクラには受難の時代のようです。
 <点穴>はダメージに関わらずカード1枚追加、20点に行けば[気絶]もさせられる効果に変わりました。廉価版の<乾坤一擲>は1アクション余計に使いますが大ダメージのとどめを期待できます。しかも銃や<パワーサージ>攻撃にもふつうに使えそうです! 解り難かった<呼吸>の処理も明文化されました。
 今までは1アクション必要であまり使われなかった<鉄身>が見切り系になって嬉しい知らせであると共に、リアクション不可攻撃対抗の<心眼>が追加されました。
 一方、カタナの<カマイタチ>は中距離まで伸びたのに<遠当>は変わらず。円熟していると強かった<錬気>はカット終了まで続くものの重複はしない模様。(それとも明記がないから重複可?) <縮地>は[対象:自身]なので攻撃と組み合わなくなり、メジャーアクションを使うのでほとんど存在価値がなくなってしまいました。(これも縮地自身は重複可とすれば強いかも?)
 なお素手を<刃乗り>すると相手の生身攻撃まで封じることができますが、ここはエラッタで変わるかもしれません。

レッガー:
神業:効果は変更ないが《暴露》《真実》が打ち消されるのが明記。チェック条件は「他人を助けた結果自分が利益を得た時」から、単に「あなたが利益を得る」に変更。
特技:<エンコ>は抹殺ダメージを治癒する奥義に。もうひとつの<捨て身>はプロット全破棄、差分+リアクション不可の捨て身らしい攻撃になりました。
 凶悪だった<ダーティファイト>はバックファイア技になりましたがスートを選べるのが便利に。またダーティ・イン・ファイトからインが抜けてより正しい英語になりました。
 <派遣依頼>は成長不可トループ召喚技になり、<ブラックメイル>は社会戦バックファイア技に変更、イマイチ使われていない<とんずら>はとんずらしてしまいました。
 <鉄砲玉>や<イカサマ>も健在。また戦闘をするならマイナーアクションが増える<手妻使い>が使えます。

カブトワリ:
神業:効果適用の条件は同一シーン、対象の存在の認識、射撃武器の所有だけで、その射撃武器の射程は関係ないことに。(ここが《死の舞踏》と微妙に違う) 効果がDの[完全死亡](Rの[死亡])でなく任意の肉体ダメージに。どのダメージでもチェック。
特技:<禅銃><自動反撃>の強さは変わらず、<片手射撃>が奥義でなく一般特技に。Dの銃器は片手/両手が明記されているので悩まず使えます。
 <ピンホールショット>がダメージに+Lv+1と計算が簡単に。<ガンフー>はリアリティを考えず大型銃器で使うのが強かったのですが、片手武器だけに制限されました。
 1カットのフルオート回数制限削除を考えてか、<スピード・ロード>は消滅。達成値上昇の要だった<クイック・ターゲッティング>もなくなり、<クイックドロー>だけに。組み合わせが<白兵>なのは明らかな間違いでしょう。<距離外射撃>で伸びるのは2段から1段に縮小、地味な<背面撃ち>は残っています。<花吹雪>は精神戦には使えなくなりました。
 また、追加された<インターセプト>は、<ディフレクション>なしでも射撃受けができるとすると、白兵/射撃すべてに受けができて<ディフレクション>の完全上位特技になります。(これはどちらなのかエラッタ待ちです。カブトワリの特技なんだから銃弾も受けられそうですが‥‥?) 特に<ガンフー>を重ねると<ディフレクション>+<仁王立ち>+RRまでの<鉄壁>(笑)が実現できてD最強の受け技になるかもしれません。BBマキシマムの爆裂弾で行えば24点受けも可能? これはよく指摘される点なのでエラッタで直るかもしれません。

ハイランダー:
神業:条件が「他人を助けた」から「他人に希望を与えた」に。実質上差はないが、神業効果が起こる理由がハイランダー自身には分からないのではなく「基本的に知らない」と表現変更。
特技:奥義<封印記憶>は他のスタイルの特技を取れる麿ーダー技なので考えて取ると強いです。
 <アテンション>がメジャーアクション用達成値上昇技、<イノセント>がリアクション用達成値上昇技に。<隠れバディ>は組み合わせ不可社会戦不可ですが、-5が消えて超強くなりました。
 <過去よりの使者>も社会戦不可ですがコネを全て代用できることに。<影の守り手>が自我組合せ、<後光>が警報ライクなリアクション技と変わりました。いまいちだった<守護天使>のダメージは殴5+Lvへと強化。
 今度からハイランダーっ子が出てきたら希望を受け取らないといけませんね。(嘘)

マヤカシ:
神業:原因の打ち消しに自身を犠牲にした場合、[完全死亡]で神業なら助かることが明記。力の源が「高次の意識体」の他に「眠れる潜在力」も追記。《プリーズ!》による自己犠牲ハメ技はDでは禁止。
特技: よく見るとBパックがゴーストで幽霊キャラがプレイ可能です。
<憑依>がルール変更になり、持続時間は無限、一旦乗っ取れば相手の抵抗もなくなりました。乗っ取った対象への肉体・精神ダメージはマヤカシには効かなくなり、意識体へ攻撃のみ効くことに。
 <幽体離脱>のARは2で固定、<霊覚>で知覚できる距離や時間の差分分の制限はなくなりました。意識体でも肉体でも使える万能リアクションの<消沈>は他人への攻撃も防げるように。
 マヤカシはあまり目立った変化がありません。やはりGX-Dでエニグマがどうなるかに要注目?

トーキー:
神業:効果をRLが決定する社会ダメージを与える他に、治癒することもできるように効果追加。チェック条件は同じ。
特技:<生還>は変わらず万能見切り、<ダイム・ノヴェル>も奥義になりました。
 古く1stから意味不明特技として有名だった<脱がせの鬼>がルール的意味を持つように変わったのは真っ先に目立つところでしょう。しかし装備の分類からファッションが消えてしまった今、解釈は分かれるところです。やはりイメージ破壊戦用か?
 <早口>がツバメ返しから<交渉>の達成値上昇系に変わりました。<壁に耳あり>で、<社会:メディア>を業界の代用判定に、<ニュース・ソース>がリサーチ達成値上昇系にと、調査形特技が強化されています。
 <シャッターチャンス>はカメラフラッシュで達成値減少技に、<すり抜け>がリアクション不可移動で意味ある特技になりました。戦闘中にヴィークルに乗って使うと強そうです。
 カメラの射程距離がなく意味不明だった<千里眼>は消滅、使用されることも多かった<バックステージ・パス>も消滅してしまいました。相手は薔薇に惑わされるとはいえ、メイクアップだと生身が魔剣なのは明らかな間違いでしょう。

イヌ:
神業:対象は1グループのトループでも良いことが補記。任意の社会ダメージを与える他に、治癒することもできるように効果追加。チェック条件が「制裁によるダメージがアクト終了まで持続した」から「対象に正しい審判を下した」に変更。
特技:奥義の<職権乱用>は消滅。登場判定を妨害する<キープオフ>、社会戦でダメージさらに1枚の<最後の審判>が奥義となりました。
 <サイレン>がヴィークル用のアクション時達成値上昇技、<増援>がトループ召喚特技に。装備を封じる<捕縛術>は強いです。
 凶悪だった<フリーズ>はダメージ組合せ不可となりました。<携帯許可>の強さも相変わらずです。非殺の警官のスタイルを再現するためにダメージを[仮死]に留める<鎮圧>が追加されました。
 また戦闘用特技が増えています。武器いらずの<インスタントアーム>、RRまでの鉄身に近い<緊急回避>。この2つはどう見てもイヌっぽくなくて割と謎です。これからの機動捜査課は冴子課長もキーファー巡査もみんな一斉にマトリックス避けですよ!(注:嘘)

ニューロ:
神業:ルール変更に伴い、効果適用の条件がデジタル・アクションの対象に変更。(=【電制】を持つ装備とウェット以外のキャラクター) チェック条件が「アクトを完成(終了)に近づけた」から「物語が完成に近付いた」に微妙に変更。
特技:Dで真っ先に目立つニューロ。トロン戦は消滅し、もやはや現実世界に干渉して肉体戦・精神戦を行う戦闘スタイルに変わりました。
 奥義<ブービートラップ>は自動反撃系でなくプロットなし1行動が可能な空蝉系に。<WiM>は対象が「アストラルの意識体“など”」という微妙な表現からウェットは除くとも取れますが(笑)、本当にこの世界最強です。
 <パワーサージ>が肉体攻撃、<虫使い><SPAM>が肉体/精神ダメージ上昇。装備を乗っ取る<ドミネート>、破壊する<クラッシュ>も危険です。
 仲間の支援には<ポルターガイスト>、そして順番を無視して対象を行動させる<サポート>が追加されています。かつてはマシンと心を通い合わせることのできた<01フィーリング>も単なる達成値上昇系に変わりました。意識体のルール変更に伴い<ヴィジョナリー>と<フリップフロップ>は効果が変わっています。
 事実上、ニューロに対抗できるのはニューロだけです。これからはキャストに一人はニューロがいるという、昔のシャドウランナーチームやハンターチームのようになるのでしょうか。それとも逆に遠慮してみんなニューロやらなかったりするかも?(笑)

カゲムシャ:
神業:カゲムシャが死んだ時にクロマクが代わりに死亡するのは無理と追記。経験点が得られないのは同じ。
特技:一般技能の数の減った今、<写し技>の効果は薄いかもしれません。<ドッペルゲンガー>が隠密によるリアクションに達成値+Lvに微妙に変わっています。
 

 Outfits
装備品

 アウトフィッツから名称も変更になった[装備]は総差し替えとなり、特技と並んでDで目を引く変化です。そして達成値やダメージ上昇、下手な特技よりも強い装備が多く、Dは装備による強化が重要になっています。

 RRまでは装備の常備化には「購入レート/10+1」の経験点が必要ですが、Dでは装備データが「購入レート / 常備化に必要な経験点」の表示となり、ふたつは独立したものとなりました。また購入レートがなく常備化するしかない装備があり、これがRRまでの業物に相当するようです。しかしルール適用の優先度が上、壊れにくい、魔剣扱いなどの業物の特徴は存在しないため、今後変わるかもしれません。今までの身代わり符に相当する救命符も10点、強力な装備には多めの経験点が掛かるようになっており、装備による強さの追求はある程度歯止めが掛かっています。
 D基本ルールで常備化専用となっているものは‥‥
剣、救命符、魔剣化、戦旗、タイプ・マーズ、ブラッドカバー、ソードフィッシュ、富嶽、アトラス、ガルーダ、救命符、トラウマパッチ、ダミーID などです。

 また、電脳ルール変更にともないほぼ全ての装備に電脳制御値、【電制】がつきました。ニューロ対策なら【電制】を持たない装備を使うという手もあり‥‥斬魔刀、孔雀剣、R27、重藤弓、チェーンメイルなどがあります。
 サイバーウェアはともかくボディアーマーが電脳に繋がって何の意味があるのか? 【電制】つきの白兵武器で戦う時に何か電脳サポートが入る状態なのか? などナゾがありますがこれも新時代。ニューロ対策をするなら【電制】を上げるアイテムも重要でしょう。また、業物などを用いて「愛用のXXしか使わない」というのを個性付けとしていたキャラクターはよく見ますが、[捕縛]が頻繁に起こる環境で遊ぶ際には予備の武器を持つのも重要になります。

 また、歴代のN◎VAにおいてアウトフィッツは「メーカー名“アウトフィッツ名 あれば英語(orニューロタング)綴り”アウトフフィッツ種類」で記述するのが慣わしで、数多くのお遊びが込められていました。
 オメガR.E.D.は初期のN◎VAに多かったアメコミネタ(X-Men)、アイ・オブ・ザ・タイガーは映画『ロッキー』で流れた曲のタイトルでもあり、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』はジョン・ローンの映画、弥勒サングラスの綴りのMI-6は英国秘密情報部に掛けてあったり‥‥
 Dではこれが一切なくなってしまい、ありきたりなふつうの名前になっています。(メタルヘッドとかに似てるかも?) リファインを推し進め無駄を省いていくDの方向性は理解できますが、装備は単なるルールではなくて世界の一部でもあったはずです。サイバーパンクの魂は細部に宿るものですし、このへんは寂しいトコロですね。

武器:
 部位で片手持ちや両手持ちが明記され、悩まずに済むようになりました。また殴/刺/斬/爆のどれかひとつのダメージを与えることが[攻撃力]として表示されるように変わりました。
 カタナ御用達の降魔刀のようなものは“斬魔刀”となり、彗星剣は消滅。魔剣の降魔剣のようなものが“孔雀剣”となっています。盾系では“クリスタル・ウォール”が受+5になり、電磁シールドの“マグネット・フォース”が受+4になりました。前から強かった“EDGE”ナイフも消滅しています。
 ケースレス弾が基本の未来世界なのに装弾数も極端に悪くマニアな人には不満足だったN◎VAの銃も、Dではふつうに強くなっています。千早の誇るMP10の後継モデルが“MP12”のようです。B&S“S8イーグル”は黒服のアノ人(謎)も使っていることですしやはりモデルはIMIデザートイーグル、グリップはワルサーP99ぽいですね。対物ライフルの“アルティメット・ブレイク”はAW50Fのようですがふつう対物ライフルでも口径は.50なので、機関砲並みの30mmは明らかに大きすぎです(笑) こういうことで困らないようにするためか、Dからは口径の記述が削除されました。
 AP弾や爆裂弾をオプションとして買うことで銃のダメージ属性が変わる扱いになり、昔のパンサーのようなものは<射撃>+1の“ガンサイト”として残っています。隠匿レートを+5できる“偽装セット”も重宝するでしょう。例に載っているのはバイオリンケース型ということなので、ここはやはり社会福祉公社を(以下略)

防具:
 部位がアンダーウェア、スーツ、コートなどと明記されるようになり、どう重ね着が可能なのかが分かるようになりました。サイバーウェアの皮下装甲類もここに分類されています。パワーアシストアーマーはアーマーギアという名称になりました。
 実は防具は携帯判定がどうなのか書いておらず、補足を願いたいところです。アーマーギアは軍用なので違法云々も書いていないですね。

サイバーウェア:
 部位に[任意(神経)]などといった記述もなされ、どれが重ねて装備できるのか分かりやすくなりました。
 かつてG.C.I.製のIANUSにはバグがあったりした事件がありましたが、その辺りは黒歴史に葬られたのかIANUSは千早製になりました。Blakk=IANUS等はDの時代では最初から存在しないようです。どうも脳内通信機能もないようなので、公安9課の捜査シーン再現には“リンクス”を!
 技能クリスタルは結局みんな外界値での即買いをするためか、チャマーの“ディクショナリ”で元から全一般技能が使えるようになりました。オーヴァドライヴ相当は“クロックアップ”、フラッシュ相当が“タイプD”。しかもペナルティが一切ないので誰しもタイプDを使いそうです。マイナーアクションを追加で2回行える“スリーアクション”、白兵でも射撃でもなく「物理攻撃」の達成値が上がる“コンバットリンク”など強力なウェアもあります。
 四肢のサイバーへの置換、全身義体を含めて「アーティフィシャル・ボディ」という分類になりました。義体も1種類“剣”が載っています。
 また血管の“ドラッグホルダ”や筋肉を移植する“JJF”、内臓強化系などが「オーガニック・ウェア」という分類になりました。ヒルコ用のジネティック・インプラントとの差はどうなるのか微妙ですが、このあたりはGX-D待ちです。

トロン:
 イントロンは「タップを介して意識体で登場する」と定義し直されたので、ポケットロンではイントロンできなくなりました。
 タップからは電脳の値がなくなり、常に使用者の能力値を使うことになります。メインフレームで高達成値を出すようなことはなくなりました。
 タップの“リングリング”は指輪サイズである一方性能の良い“破城”は10kgもあったりしてちょっと謎です。またタップには携帯判定が必要なことが記述されています。
 ソフトウェアはタップ毎に準備しておけばオートアクションで使えるようになりました。“ブラッドカバー”でダメージを打ち消した後<BGMチェンジ>するのはどうも禁じ手になりそうですね。

ヴィークル:
 ルール変更に伴いkm/h単位の速度が消滅、<ドッジ>に足せる数字で表されるようになりました。ヴィークルのアーマー値は全部に効いたのが殴/刺/斬/爆のダメージ種別により細分化。オプションスロットは説明テキストの中に移動しました。
 【電制】が全般的に低めですが様々なマシンが揃っています。ラムの“グングニル”でダメージを刺に変えたりするのも強いです。

住居:
 基本的にはマンション、高級マンション、店舗/事務所の3つ。それにオプション的にセキュリティ・ランクやセーフハウスなどがつくという形態になりました。キャラメイク時の市民ランク別の無条件取得装備もここからになっています。
 よくチャクラを作るとダンボール箱に住むことになったりコンドミアムがあったり前は幅があったので、住居は幾つか増えるといいですね。

その他:
 “偽造ID”は購入レート5で買えることが分かりました。Dからは《ヤロール》に行く際には“護法”や“ナイトウォッチ”を買いましょう。
 サービスを見ると、かつての社会戦身代わり符“ゴート・カード”は経験点10の“ダミーID”として用意されています。店の“夕霧”は消えましたがスキヤキは<売買>20で食べられるようです。
 分類がサイバーウェアではないのですが表層意識に刷り込む“サイコ・アプリケーション”というプログラムがDで新登場しました。しかも軍用のものはダメージも増えてかなり強力、“マインドブラスト”は何故かトーキーのメイクアップ装備にも入っています(ブルブル)。“トラウマパッチ”が、精神戦用の身代わり符として用意されました。
 そして、Dのドラッグは副作用がまったくなく、かなりヤバイです。あの『サイバーパンク2.0.2.0.』と一緒でドラッグをなくせば「はるかに健康的に」なります!(と分かりにくいギャグをゆってみる) 「同じ装備の効果は重複しない」と装備品ルールには明記されているのが救いですが、ロゴスやアイスコフィンは重ね打ちが可能です。
 マジックアイテムでは“魔剣化”には経験点5、身代わり符の“救命符”は経験点10で買えることになりました。
 装備の最後にはライフパスという分類で“AI”“ウェット”がついています。AIになるとタップの携帯判定を無視してイントロンできるぐらいしかメリットがありませんが、そこは有利不利を超越したマインドで選ぶべきでしょうか。<斬裁剣>で故障させるのは「アルファたんを人間にしてうちの娘に(*´д`*)シル!」とかそういう妄想に留めておくのが無難のようです。(´w`)
 

 Scenarios
シナリオ

 Dからはアクト開始前にプレイヤーに読み上げる「アクトトレーラー」の作成作成がルールで明記されました。アクト開始時にナレーションを考えたり、プレアクトを行う際に予告編を紙やWebコンテンツで作った経験のある方もきっといることでしょう。これは面白いルールですね。ちなみに「かくて運命の扉は開かれる」云々の定形文が必要なわけではないようです。
 今後も公式シナリオ類には全てトレーラーがつくはずですから、プレアクトと合わせてどこかに保管しておくと、確かにネットで活動する人間同士で遊ぶ際には便利そうです。
 また、既にブレカナやアルシャードを初めとする他のFEAR作品ではお馴染みの、各キャストの導入やシナリオコネを記したハンドアウトがN◎VAでも採用されることになりました。枠の飾りも他のゲームと一緒です。ついでに付属シナリオやJGC配布シナリオはイラストのN◎VA度が低く萌え度が高いので、ハンドアウトと一緒に見た際に他のゲームと間違わないようにしましょう。(笑)
 オフィシャルシナリオの記述形式はいわゆるいつものSSS形式で、このあたりはRRからDになっても特に変わりはありません。今までよりも“速く”なったと感じたら、それは現在入手可能なDの公式シナリオは(ちとネタバレですが)構造を簡単にしてあることから来るものでしょう。
 当然ですが敵データには装備に全て【電制】が追記されています。
 

 Urban Action Review
アーバン・アクション・レビュー

 N◎VAに限らずFEAR社製ゲームの参考作品はどれも最近の流行りものを押さえてるだけやん(笑)というカンジもしますが、時代に則して色々取り上げられています。筆者も怖くて読んでいないのですが『マリア様が見てる』は抵抗を覚える方もいるかもしれません。
 映画は約束として『ターミネーター3』やN◎VA者なら見ている『マトリックス・リローデッド』は上がっていますね。リロに関してはそもそもエージェント・スミスとコンピューター・ツインズが(以下略)
 

 Real "D"
実際の“D”

 さて筆者も実際にDを遊んでいる訳ですが、その中で気付いた点をちょっと上げてみましょう。

オープニングフェイズ:
 PL陣の準備が終わったら、場を静かにさせて雰囲気たっぷりにトレーラーを読み上げてあげましょう。
 導入は特に変わりありません。時代の変遷に合わせて三田部長の代わりに九条が出てきたり課長がとほほと言ったりするぐらいです。

リサーチフェイズ:
 ここも、情報が箇条書きされたいわゆるSSSスタイルのシナリオであればそんなに変化はありません。情報入手を目的とした社会技能判定を支援する、リサーチ強化形の特技はDでも色々と用意されています。
 またDでは装備が強いので、以前よりも<売買>判定をする機会は増えます。新作ゲームのおニューな装備があったら買いたくなるのが人情ですから買わせてあげましょう。サイバーウェア常備化のルールがありませんが、とりあえずは装備の常備化と一緒で大丈夫のようです。

クライマックスフェイズ:
 戦闘が一番変化を感じる部分です。
 特技判定がありうるセットアッププロセス、ダメージ回復がありうるクリンナッププロセスの宣言し忘れに注意しましょう。イニシアチブ、メイン、チェックプロセスは結局やることは今までと同じなので忘れてもジツは大丈夫です。
 スムーズさを考えてアクション宣言時に今まで通り達成値も述べる方法もありますし、ルール通りアクション/リアクション両方の宣言の後に達成値を出す方法もあります。これは戦闘前に決めておくとよいですね。
 特技や装備にもよりますが、バッドステータス(特に転倒)はけっこう発生するのでルールを確認しておきましょう。戦闘への参加人数が多いとだんだん分からなくなってくるのでステータスを管理できる仕組みがあると楽そうですね。宿命の対決その他シリアスな戦闘では互いにコケまくっているとアレなので、狙って出さないようにするのも手です。
 前にも述べましたが低経験点の環境では、達成値の最大値は21や、少し上がった25ぐらいになります。高達成値差分付きのダメージは非常に危険なので、アクト開始前にRLが最大達成値を宣言してしまうのも手です。
 見切り系特技の効果が弱く、ダメージ上昇手段があまりに多いDでは、決着は早めにつきます。ダメージチャートで20以上の大ダメージを受けたら死亡確定を考えた方がよいでしょう。注意すべきなのはチャクラの<乾坤一擲>、他の攻撃に重ねたバサラの<力学>、タタラの<爆破工作>、“コンバットリンク”や“JJF”など強力なサイバーウェアやドラッグ、サイコアプリケーションを併用した攻撃、本気を出した<居合><修羅>や<パワーサージ>などなどです。
 キャストも同様に負傷の可能性が高いので、治療のできるキャストも役立ちますし、頑張ってシルバーレスキューを呼ぶ手もあります。

 余談というか馬鹿ネタですが即死系神業はダメージチャートの任意の数字を選べます。[350:奴の首を3回転させてから斜めに切り裂いて止め] [88:スペシャルナンバーズのエイティエイト攻撃(謎)] とか勝手なダメージを作ると笑いがとれます(笑)

エンディングフェイズ:
 ここも変化なしです。始めと終わりが良ければ全てが良いものです。キャストに合わせたシーンで物語から身を退いてもらいましょう。

ポストアクト:
 知っての通りレコードシートには会場の手配の1点が抜けています。またルールブックと書いてあることが微妙に違うので、神業のチェック条件も含めルールブックと突き合わせながら経験点計算をしましょう。
 今度からレコードシートはPLが持つのでRLは何もしなくても安心‥‥と見せかけて、シート右下のチケット欄にはRL記入が必須なのに注意。またRL用のアクト管理シートも、PLが獲得経験点と経験点をあげるかのチェックを記入しなければなりません。しまう前に全員に回しましょう。

 しかしこう書くとRLなのが分かってしまいますね。はっはっは〜ヽ(´ー`;)ノ
 

 Afterword: What were "Detonated"?
終わりに

 常識を爆破せよ――Dにはこんな危険でかつ魅惑的な言葉が添えられていました。では爆破され砕け散ったものはなんなのでしょうか?
 もちろん削除されたルールや装備などはありますが、ないように思います。Dが取った方向性は旧来の全てを切り捨てて新たな地平を目指すのではなく、RRが取った基本ルールの細部に渡るリファインをさらに推し進め、ノウハウや他ゲームの良い部分を取り入れたものであり、RとRRの延長線上に位置するものです。特に、最初に手に取った際のファーストインプレッションは、意外に大人しそうな印象を受けるでしょう。RRと同じく変化は細部にこそ込められています。革命が起こった頃のドラスティックな変更に比べれば背景世界の変化もそれほど大きくなく、今までの資産を使って今まで通り遊ぶことができます。
 Dを語る上でのキーワードのひとつは最適化でしょう。ほぼどのスタイルでも3種の戦闘のうちどれかが行えるように特技が用意され、メイクアップで作成すればトーキーですらも戦えるように、みなそれなりに使えるようになっています。SSSスタイルで遊ぶのに適した組織に所属すれば味方ゲストがおり、分かりやすい敵勢力が用意されています。ゲーム進行のルールも整備され、今までのノウハウが吸収され遊びやすくなっています。クライマックスには戦闘が用意されており、見切り系が弱体化しダメージが大きい今、リアクションや駆け引きが重要になったスリリングな戦闘が楽しめます。公式のシナリオでも使えば短い時間でそれなりに盛り上がることができるでしょう。
 もちろんこの路線を取ったことで失われるものでしょう。抽象的な言い方ですがN◎VAの尖った部分やエッジの疾走感、荒削りで遊びにくいけれど存在した無限の可能性や自由奔放さ、N◎VAを世界唯一のオンリー・ワンたらしめていた部分は一部失われ、変わりつつあります。しかし、これは両立し得るものではないので仕方ないですね。

 そして残念なのはJGC合わせに一生懸命だったのでしょう、未完成で間違いが多いことです。用語を統一するのはおおいに結構なのですが統一しきれていない部分があります。ルール解釈はより明確になって然るべき所が、どちらにもとれるグレーゾーンがけっこうあります。ルール上はできるけれどユーザーの良心が封じてきた禁じ手は、減るべき所がかなり新発見されています。
 RRの「ニュロデッキ」のような壮絶な誤植はないものの、ルールや特技の細かく致命的な所に誤植の数々が、ただでさえ危うい均衡の上に成り立っているN◎VAシステムを更にデトネートしようと潜んでいます。デトネーションってそういう意味だったのでしょうかっ?(笑) なんと言うか発売直後にこれだけエラッタ要望の声が上がるというのも、人気の裏返しでしょうがある意味スゴイですね。(´w`)

 戦闘に関して言えば高達成値の攻撃側が圧倒的に有利で高経験点下で果たして運用できるのか不安だったりしますが、エラッタ含めGX-D待ちというのが現状での多くの人の見方です。
 シナリオ集SSSも11月末から継続が決まっていますし、次のサプリメント、GF誌上でのサポートもあります。エラッタ問題が解決して安定した後で、新たな解法、新たな遊び方、新たな発見があったりして状況も変わるでしょう。

 いずれにせよ運命の天輪を巡らせてニューロエイジを楽しくするのは遊び手です。
 それではよい冒険を!ヾ(´ー`)ノ
 
 

 Hustle on "D"!
おまけ:Dでハッスル!

 さてさて最後に。Dの時代を記念して新しいキャストを作ろうと夢を広げている方もいると思います。Dでキャスト作成に面白そうなネタを集めてみました。馬鹿ネタですがおまけにどうぞ。

後方処理課でハッスル!
 ニューロエイジの企業世界はまたも変化を迎えました。イワサキは戦力再編成中、G.C.I.は電脳聖母事件であまりにアレな撤退、レイド&ルーラー支社も紛れて行方知れず。ルテチアに至っては何時の間にか合併話が出ています。カンパニー・サムライは何に忠誠を捧げればよいのでしょうか? そう、今こそN◎VAのクグツの基本に帰って千早重工へ。
 軌道千早との激闘、内部にも忍び込みつつある天津一族の陰謀、最新式のトロンを駆使して攻めてくるテラウェア、敵は多く、今や死の右腕を振るえない雅之社長が求めているのは貴方の腕です。楽しい楽しい後方処理課ライフが待っています。
 始末書騒ぎになったらしめたもの。サンドバッグが置いてある課長室に出頭し、ドジっ娘属性のついた早川美沙課長に「とほほ」と言わせましょう。

カーライルでハッスル!
 北米連合から災厄の街に毒牙を伸ばすシンジケートが今熱い。かつてファンサイドでもレッド・ゾォンを超えた人々が妄想した“円卓騎士団第XX位のXX”が可能であることは今や基本ルルブに堂々と書いてあります。嘲笑う死神と一緒に妄想を広げましょう。
 そして、最も熱いのが殺人企業マーダー・インク。オープニングはもちろんクーゲルの前。車椅子の人形師に少女の銃使い、奇妙奇天烈な技を使う一騎当千の殺し屋が居並ぶ中で、“復讐の魔弾”が指差すのは貴方。裏切り者の護衛をとりあえず一人撃ち殺してから仕事に取り掛かるオープニングは煮えること必至。かつてラッキー・ルチアーノが抱えていた由緒正しき殺し屋集団の復活を、ニューヨークじゅうに巻き散らした恐怖の伝説の再来を、災厄の街に知らしめてやりましょう。彼らにつける形容は“一騎当千”こそ相応しい。一心不乱の次は一騎当千が今アツい!
 ‥‥でも、公式シナリオだと絶対に敵です。

ヤクザでハッスル!
 GFコンや公式シナリオでも、河渡がキャストサイド、秋川会が敵になるのが常でした。カーライルの影で中華街が鳴りをひそめ、秋川も撤退した今、やはり熱いレッガーは河渡連合か藤咲組か。ブラックハウンド退職後はスタイル的にも石槌のマイナーバージョンの地位にあえいでいた竜二も、黒歴史に消えるかと思いきや今や立派なホスト系いや藤咲組組長に。
 帰ってきた若の為、散らせてみましょう漢の花。(漢女(オトメ)の花も可) 降魔刀ならぬ斬魔刀一本、あとは侠気と<手妻使い>でもあれば、メリケンのギャングなぞ恐れるに足りません。

ブラックハウンドでハッスル!
 特務警察ブラックハウンドといえば、歴代のN◎VAでも最もゲストの多い組織。古くはオメガ隊長、ゼロ&レンズの最凶コンビ、葵、碧、茜の御堂3姉妹、一代目レイ・パンチのレイ・フラッシュ、マイナー所で一代目“暴走警官”小鳥遊京やお亡くなりになったダン、藤咲竜二、ラッキー・ホラーショウ、ビショップ、牙王、そして機動捜査課の面々へと系譜は続いています。
 御存知冴子課長はDのパーソナリティーでも健在。機動捜査課の活躍はこれからも続きます。まだ生き残っている静謐派を始め、この街に犯罪の火種は消えません。女の勘で独自捜査に繰り出し、この街の平和を守るのはやはりハウンド隊員。そして帰って来る貴方を迎える機動捜査課はさらに賑やかに。黒歴史に埋葬されつつある里見クンはともかく、眼鏡っ娘の聖美・キーファーに加え、ナイトブレイク陣からは鹿島アスカも参戦していきなり負傷、そしてD最重要ヒロイン(のはず)のオレッ娘のレイもいます。
 「『逮捕しちゃうぞ』じゃあるめぇし、最近のハウンドは女の子ばっかりでやってられん」という貴方は、あえて生活安全課で五十嵐重蔵あたりとコネを。

バサラでハッスル!
 世界を掌握したニューロの陰で目立っていませんが、Dのバサラはかなり強くなっています。スタイル毎の特技は15なのにバサラだけ30。追加元力も元力以外も強く、うっかり「白兵」でなく「物理攻撃」と書かれたサイバーウェアのプラス修正や【自我】の強化もほとんど効いてしまうのがさらにヤバイ。
 幾多の元力を操り、全ての術に差分付きの<力学>と<拡大>‥‥い、いやいや、数々の神秘の力で古き因習を打ち破りましょう。マンデインの汚泥にまみれた大人たちを、ネ「ヴァ」ーランドあたりから魔法の風で吹き飛ばしてやりましょう。もちろん、貴方のキャストの年齢は記号で。

殺し屋でハッスル!
 Dでチャクラとカブトは一部弱体化しましたが、カタナとカブトワリはまだまだ強く、そしてカゲは最強伝説を蘇らせました。そして下手な特技より装備が強力になった今、戦闘系キャストの出番です。
 TNDのDはタイプDのD。極限まで神経を加速し、サイバーウェアの数々でエッジを研ぎ澄まし、ドラッグをキめて大都会の戦場に踊り出ましょう。サイコアプリケーションで強化された貴方の精神は何にも揺らぐことはありません。この街の闇が、貴方の牙を必要としているのです。
 依頼場所はもちろん《ヤロール》を指定。XYZを頼んで夜叉ごっこをした後に依頼人の元へ赴きましょう。闇の深奥で殺しの依頼と共に待っているのは、きっとN◎VA軍の櫛田千里や英語で喋らないスティンガーです。

トーキーでハッスル!
 ゲストの中でも数少ない眼鏡&ポニーテールだった粕川うららがT.F.に収まった後、企業群の中でマリオネットだけはさしたる変化もないまま、ニューロエイジの報道がどうなっているのかもライバル企業がいるのかさえも分からないままなんとなくずっと続いてきました。ついでにトーキーの入ったゲストも群を抜いて少ないです。
 そんなトーキー界にDでやっと変化が。長らく親しまれてきた三田さんが昇進、N◎VAスポに焦点が当てられることになったのです。
 「N◎VAスポなんぞを相手に報道してられっか」と帰らないでちょっと考えてみましょう。九条政次はこの日のために、きっと共通語を必至に勉強してイイ人になって帰って来たに違いありません。そしてもうひとつ。面子が少ないときに真っ先に削られやすいPC3やPC4枠が多いことには目をつぶるとして、トーキー導入は公式シナリオで頻出なのも事実。これからもそれは変わらないでしょう。
 さあ今こそマインドブラスト+5の力で‥‥ではなく、ペンは剣よりも強し、報道は世界を変えることを貴方の力で見せ付けましょう。もちろん口には赤い薔薇で。

カゼでハッスル!
 全スタイルのうちでいまいち仲間外れの感もあったカゼ。公式ゲストでも伝説になったベイラーやチャリオッツ、コヘイ・ヤマダや黒歴史に消えたアジームぐらいでトーキーと並んで少ないです。そしてシナリオのカゼ導入のレア度と言ったら‥‥!
 しかし今や時代はD。電制が低めなのはありますが速いマシンも揃っています。仲間を乗せてアクセルを踏み込み、水素タービンを響かせてコンクリート・ジャングルを駆け抜けましょう。これで<ドッジ>しまくればほとんどカブトなんか要りません。インスマス面(酷)の刈谷ミロクと暴れ回ってパンピーを驚愕の渦に叩き込むか。風となってニューロエイジの大地を疾走するか。エッジの向こう側、スピードの向こう側へ到達した時‥‥魔眼のベイラーの伝説を受け継ぐのは貴方だ。

ロートルでハッスル!
 時は流れ、世はうつろうもの。かつては箱庭の中にあった常夏の街も、ニューロエイジも多くのものが変わりました。かつてはどんなニューロも破れなかったイワヤトは度々爆破テロの対象になり、貴方がストリートで刃を交えたあの快楽殺人症の男はファン人気から今や社長に。街には見た事もないような名前が溢れ、大して腕利きでもない連中が社会技能判定をするだけで事件を解決していきます。特務警察に行ってみれば何やら若い女の子がいっぱい、あの最凶コンビもついに決別。多くのものが貴方の思い出と黒歴史の中に消えていきました。
 古きを知る人には辛いご時世になりやした。(るるる〜) 昔は良かった‥‥ついそんな台詞を言わせたくなる貴方は、ひょっとしてPLの方も年季が入ってたりしませんか?(ゴホゴホゴホゴホ/笑)
 そんな時はロートルでハッスルしましょう。今や一線を退いたブロッカーや、リプレイ『ナイト・アフター・ナイト』で一人渋みを放っていた五十嵐重蔵など、ゲストでもそうしたタイプの人物はいます。Dでも芳華玲は何も変わらず、きっと占いじじぃ&弾王のコンビも何も変わっていないでしょう。
 世界を救うヒーローはいつも若者の仕事、そしてその脇に控える賢者こそが貴方の仕事です。変革の風の吹く舞台に上がる若い連中に教えてやりましょう。全てを見てきた貴方の経験こそが、本当の力であることを。

ニューロでハッスル!
 時代はニューロ。全てのデバイスはウェブに繋がり、世界は光の奔流でひとつに繋がりました。そして現実世界と電脳世界の両方を知覚し、世界を掌握したのは貴方。情報の波と光の粒子のひとつひとつを肌で感じ、光の速さで飛翔しましょう。ウェブに繋がった全てが貴方の支配の対象であり、今やニューロにできないことはありません。
 凍れる理想郷を求める多聞社長率いるテラウェア、フジタ・サイバーガード、そして自己進化するOSと共に反撃するセフィロト、きっと貴方の友人であるアルファたちと、ニューロネタの布石は十分。これからも熱いことは必至です。
 あるいは人間の殻を脱ぎ捨て、情報の海から生まれた情報生命体として運命の舞台に上がりましょう。貴方は人類が出会った最初の異種知性体、自我と知性と生命を備えたコンピュータです。オメガ・プロジェクトの仲間たちと共に幼い救世主の成長を見守るか、異なる思考をする人間たちと冒険に出るか。
 AIだとプログラムが使えないというルール的なデメリットがありますが、そこはそれ。相当品のルールはまだ使えることを思い出しましょう。きっと貴方はタップ相当の機能を最初から内蔵した「超」AIなのです。
 


〜N◎VA-D関連リンク集〜
  • raiさんの【Gamemaster.jp】のトーキョーN◎VA The Detonation
     最速N◎VA-Dレビュー、その後が止まっているようですが‥‥?
  • ARUさんの【LOST DREAM】のN◎VA掲示板
     御存知あのBBSがルール談義でアツい!
  • zinniaさんとkohgaさんの【Gray Room】のトーキョーN◎VA The Detonationのクズコラム
     ぜんぜんクズではなく、Rから変わった点が詳細にまとめられています。そしてコンテンツを大幅増強してリニューアル!
  • MS-4さんの【N◎VA Fan Beginners The Detonation
     NFBがNFB=Dとして完全復活。パーソナリティの変遷は詳細に渡っています。
  • Seriさんの【Quick Silver
     Dの記事があります。オメガ・プロジェクト全てのAIを詳細に辿った記事は必見。N◎VAの歴史も有用です。
  • 井上(仮)さんの【TRPG BANK】のトーキョーN◎VA
     最近もN◎VAネタ多し。意識体の謎に迫れ。
  • 早城菱人さんの【のば通
     なんとManiaxコンも復活の兆し? 今、のば通がアツイ!
  • レイジさんの【“レティクル座人”ゾヲンの大宇宙研究室
     大宇宙格ゲーで遊びましょう。そして大宇宙研究室もD対応で復活の兆し?
  • 助清さんの【極東世界征服社】のニューロの轟音!!
     大幅強化されたニューロの解説、Dでは初かもしれないリプレイがあります。キャスト紹介も実は奥深い。
  • N◎VA-D モロモロ板
     メールは果たしてGX-Dに間に合うでしょうか。情報をまとめたサイト【N◎VA−Dモロモロ板拡大派】ができました。
  • 2ちゃんねる卓上ゲーム板
     祭りは終結‥‥?
  • 〜日記系〜
  • 妖さんの【Silver Moon】の日記
     御存知妖日記。
  • 雅寿丸さんの【雅寿丸中心】の雅寿丸日記
     御存知雅寿丸日記。(コピペ)
  • Hellbabyさんの【BLAKK PEPPER】の黒胡椒
     8日が尖ってます。
  • あまおか勇太さんの【LogicSYSTEM 同人誌制作ページ】のはてなダイアリー
     冬の同人誌は何が飛び出すか?
  • 〜ツール系〜
  • Rizaさんの【RizaさんのRizaの万能波動研究所】のPre-Pre Akt Page
     D公式シナリオのプレアクト情報がすべて揃っています。
  • 早城菱人さんの【のば通】のPDF版ゲスト用プロファイルシート
     今後もシート追加の予感。月姫フォントが意味ありげなFLASHトレーラーもあり。
  • 】【2】

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