ハワイ旅行日記>最終日 | ||||
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- 第6章:帰国〜エピローグ
- ●2月29日(火)
- 4:30 起床。ぱっぱと着替えて、最後の荷物を詰め込んで、スーツケースを出せるようにします。やがて、ボーイさんがやってきて、荷物を運び出してくれます。荷物出しが済んでしまえば、後は気楽なもの。まだ時間はあるから、と朝の海を眺めながら、ABCストアで買ってきたパンを頬張るのでした。
- 6:30 チェックアウト。金庫を使った分だけ支払って、ホテルともお別れです。わずかな間でしたが、とても快適に過ごすことのできたホテルでした。そして、空港行きのバスの乗り場へと向かいます。と言うても、このバスも旅行会社のチャーターしているバスで、この乗り場は、向いのホテル「ハレクラニ」さんの玄関のところですから、ほんまにすぐのところです。ここでバスを待っていると、私達が泊まっていた部屋の窓も、見上げることができます。またハワイに来ることがあったら、またここに泊まりたいな…
- 6:50 バスがやってきて、これに乗り込み、空港へ向かいます。…と、あれ、昨日の観光バスの運転手さんと同じ人じゃないですか、このバスを運転してはるのって。多分、旅行会社と専属の契約か何かを交わしているのでしょうね。観光バスにしろ、空港までのバスにしろ、バスの運転をする、ということなのでしょう… そして、バスは朝のホノルルを後にして、空港へと向かっていきます。トロリーバスから何度も見たような風景を、また見ながら、いよいよこれで見納めだと思うと、ちょっと切なくなってきますねぇ。
- 7:20 空港に到着。旅行会社のカウンターで必要事項の連絡を受けると、続いて、荷物検査。ちゃんとスーツケース及び、初日に買ったビーフジャーキー等も届いていることを確認した後、検察官の前で、これを1回、開けないといけないのですね。面倒ながらも、開けて、中を確認してもらい、OKをもらったら、またきっちりと閉めなおすのでした。そして、荷物を持って、チェックインの手続き。ここで荷物を預けてしまうと、後は、手荷物の検査。割とさっさと済んでしまい、しばらくは時間が空いてしまいます。免税店もありますが、もう、あまり見る気はしないというのが正直なところ。妻は、大っきなパイナップルがあったのに興味を示していましたが、でも、こんな大っきなもん、どうやって持って帰るん?(それでなくても荷物は重い…) ということで、却下。ベンチに座って、時間が来るまで待つのでした。そうそう、1日目に「DFS」で買ったポーチも、ここで受け取ることができるのです。ちょっと忘れていたのですが、ゲートを入ったところで、ちゃんと受け取ることができました。忘れないでよかった。(^^;
- 便の案内表示なんかを見ると、ちゃんと関西国際空港行きの飛行機もあるんですね。しかも、私達の乗り込もうとしている便よりも早い時間で。でも、私達は、またまた成田経由で帰らなくちゃいけないという… また遠回りをして帰ることを思うと、ちょっと気が重くなってしまいます。(>_<)
- 9:35 ホノルル空港を離陸。NorthWestの9便です。温かい陽の光を浴びながら、飛行機は空へと舞い上がります。眼下には美しいオアフ島が見えています。とっても素敵な3日間でした。もっといたかった、という思いに、後ろ髪を引かれるような感じで、機体は、大平洋上空へと飛び出して行くのでした。
- 10:30 機内食が出てきます。ビーフシチュー(?)又は照焼きチキン、私は照焼きチキンの方を頼みました。空港で待っている間にちょっとお腹がすいてきていたので、このタイミングは有り難いですな。
- 帰りは、行きと違って、偏西風に逆らって行くわけですから、往路よりは時間がかかるようですね。うとうとと眠ったりしながら、時間を過ごすのでした。
- (日付変更線を通過)
- (ここから日本時間)
- ●3月1日(水)
- 12:15(ハワイ時間:前日の17:15) 2回目の機内食。サンドイッチ又はそばということで、私はサンドイッチを頼みました。あとちょっとで日本に到着だぁ!
- 13:30 眼下に九十九里の海岸が見えてきたかと思うと、ほどなく成田に着陸です。あぁ、帰ってきてしまったのね、とほっとするような、がっかりするような…(^^; 荷物を受取り、入国審査等を済ませて、行きに預けたコートを受取ります。暖かいハワイから帰ってきただけに、日本の寒さが身にしみます。でも、もう3月なんですねぇ。何だか、ちょっとだけ浦島太郎の気分もします。で、結構、疲れているので、スーツケースはここから宅配業者にお願いして、家まで送ってもらおう、ということにします。到着ロビーの脇にずらりと、そういう業者のカウンターが並んでいるから、それを見た瞬間に、そう決めたのでした。
- 往路と違って、帰路は、成田から伊丹まで直接行く便があるので、変に(羽田までとか)移動する手間はありません。でも、むっちゃ時間があるぞ… 国内線の出発ターミナルのある第2ターミナルの方へバスで移動して、そこでとりあえずチェックインだけすませて、あとは、ベンチでただぼぉっとしているだけしか、することがない… 土産物なんか、もう要らないし、うぅ、暇だよぉ。
- 18:00 ようやく搭乗手続き。やっとこさ、飛行機に乗れるぞぉ。
- 18:50 ちょっと遅れて、成田を離陸。JAL153便です。前の席に座っている外国人の方が我れ先にとばかりに荷物を上の棚に押し入れて占拠してしまい、私達の荷物を入れようとすると、怪訝そうな顔をしているのには、ちょっと参ったぞ…
- 19:45 伊丹空港に到着。やっと、ここまで帰ってきたぁ。
- 20:15 バスで伊丹を発。三宮に着くまで、ひたすら寝るだけです…
- 20:45 三宮に到着。ふぅ、ようやく帰ってきたんだという実感がわいてきます。そのままタクシーに乗り込んで、家へ向かいます。
- 21:05 我が家に帰着。懐かしの我が家に、ようやくたどり着きました。思えば、遠い道のりでしたぁ。そのまま、ばたっと倒れてしまいたいくらいに疲れました。
- 家でほっと一息つくと、ハワイでの3日間のことが、まるで夢のことのように思い出されてきます。でも、夢なんかじゃなくて、全て現実のことだったのですね。あの温かく気持ちのいい風、澄んだ青空、そしてどこまでも広がる青い海、全てが、今までに見たことのないくらいに美しかった… ハワイには、単なるお買い物天国とか、マリン・スポーツとか、そういうイメージだけではない、もっと奥深いものがあると思うのです。だからこそ、もう1度、いや、何度でも行ってみたい、行ってゆっくりと時を過ごし、その奥深さをじっくりと味わいたい、と思うのでした。お金ができたら、また行きたいです。それも、今度こそ、ちゃんと(?)関西空港発着で。(^^;
- …と一応、オチがついたところで、今回の旅行日記はおしまいです。最後に、今回もしっかりと私のフォローをいろいろとしてくれた妻に感謝!したいと思います。ほんとに、ありがとう、ね。
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