らいぶらりぃ
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第108回神戸松蔭チャペルコンサート〜J.S.バッハ教会カンタータ全曲シリーズXV

ヴァイマール時代のカンタータIII

●日 時1997年2月11日(火・祝)15時開演
●会 場神戸松蔭女子学院大学チャペル
●出 演鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
ソプラノ:鈴木美登里
アルト:米良美一
テノール:桜田亮
バス:小笠原美敬
●曲 目J.S.バッハ/「あたかも雨や雪が天より下り」BWV18
J.S.バッハ/「出で立て、信仰の道に」BWV152
J.S.バッハ/「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」BWV155
J.S.バッハ/「来れ、汝甘き死の時よ」BWV161

 昨年末に「メサイア」の公演をされた時も来たかったのですが、その時は仕事 があって、来れなかったのです。(;_;) 今度こそ!というわけで、行ってきました。(^^)

 18番の曲は、ヴィオラが4本という、ちょっと変わった編成の曲。器楽シン フォニアで始まり、その後、バスのレチタティーヴォが始まります。今回は、予 定ではバスにペーター・コーイさんをお迎えする予定だったそうですが、お風邪 をひかれたとかで、急遽、BCJさんの団員の、小笠原さんが出ることになった そうです。今年は、風邪が猛威をふるっているようですね…(この前のペー ター・シュライヤーさんもそうでしたし。)4曲目に出てくる、ソプラノのアリ ア、いつもながら、鈴木さんの声はいいですね。りんとした響きを持ってはるの で、聴いていて、とっても安心します。

 152番は、ヴィオラ・ダモーレが登場する、ちょっと珍しい曲です。それに リコーダーも登場してきて、とっても古風な感じのする曲でした。この曲には、 合唱は登場せず、最後はソプラノとバスの二重唱。「ああ、私を導いて下さい、 (魂の)恋人よ、…」という歌詞ですが、その内容をよく表現していた演奏でし た。

 155番の2曲目で、アルトの米良さんが登場します。テノールとの二重唱で すが、いつもの美声をしっかり聴かせてくれました。(米良さんは今度、京都コ ンサートホールでリサイタルをされますね。)

 161番には、またリコーダーが登場します。しかも、2本。こうやって、弦 楽器やオーボエなんかと一緒に合奏しても全く違和感って、ないのですね。こう いうアンサンブルの中でリコーダーが出てくるのって、あまり聴いたことがな かったので、新鮮な感じがしました。これもまた4曲目のアルトのレチタティー ヴォが印象的です。「さあ現われよ、喜ばしい死の時よ。さあ打て、最期の時を 告げる鐘よ。」というテキストを、とっても情熱的に語っていました。そして最 後の2曲が合唱となります。コラールの前の合唱曲は3拍子で書かれていて、聴 いていて、とっても心地いいですね。(これはアンコールでも再度、演奏されま した。)

 いつ聴いても、安心してバッハを聴かせてくれるので、とっても好きな演奏会 シリーズの一つです。次回は、ブクステフーデの曲。あ、仕事の日だ…(;_;)