らいぶらりぃ
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アイフォニック地球音楽シリーズ45


南フランドルのサロンへ〜ル・ヌヴォー・コンサート


●日 時1997年4月25日(金)19時開演
●会 場伊丹アイフォニックホール
●曲 目P.v.ヴィッヘル/ソナタI
N.ア・ケンピス/シンフォニア(1644)
A.v.d.ケルクホーフェン/ハープシコードのためのプレリュードとフーガ
N.ア・ケンピス/シンフォニア(1649)
J.シェンク/「スケルツィ ムジカーリ 作品6」より
ヴィオラ・ダ・ガンバのための序曲 ト長調
N.ア・ケンピス/悲しみのシンフォニアII
W.D.フェッシュ/ソナタへ長調
J.H.フィオッコ/「クラヴサン曲集」第1組曲より
P.ファン・マルデレ/ソナタVI


 ベルギーの作曲家の曲を、ベルギーの演奏家の演奏で生で聴くのって、すっご く珍しいことなんだそうです。しかも、バロック音楽、リコーダーのアンサンブ ル、ということで、私にとっては、未知の分野への挑戦(?)です。(^^;)

 リコーダーは、アルト2本、若しくはソプラノ2本という、2管編成です。そ こに通奏低音として、ハープシコードとヴィオラ・ダ・ガンバが入る、というス タイルの演奏でした。曲は全て、初めて聴く曲ばかり。でも、いずれも、何か親 しみやすい感じの曲で、とても楽しく聴けました。バロックというと、どうして もまず、バッハのイメージが浮かんできてしまいますが、今回のベルギーの作曲 家たちの曲は、そういうドイツ的な、かっちりとした構成を持ちながら、どこ か、伸びやかな、明るい感じのする、フランス的、或はイタリア的な印象を与え るものであったような、気がしました。中でも、ケンピスのシンフォニアが3 曲、演奏されましたが、いずれも気にいってしまいました。CDなんかもあるの なら、今度、探してみよ。(^^)

 演奏の方は、当然のことながら、むちゃうまっ!!です。(^^;) 我々素人な んかだと、どうしても息漏れしたりして音がかすれたり、タンギングがうまくで きなかったりしますが(って、私だけかも…)、そういうのが、まったくないん ですよね。音の動きがすっごく滑らかで、細かいパッセージなんかも、ほんま、 自然に流れていくんですね。指の動きが滑らか、ということでしょうか。しか も、ダイナミクスの幅も広く、pでのトリルなんか、聴きながら、ほぉ〜と感動 してしまいました。

 途中には、リコーダーのお2人に休んでもらうためか、ハープシコードのソロ と、ヴィオラ・ダ・ガンバ+ハープシコードの演奏が入りました。シェンクの ヴィオラ・ダ・ガンバの曲は、どこか、誰かのチェロ・ソナタ(アレですよ、ア レ、誰の曲だったか、忘れてしまいましたけど…)に似ているなぁ、と思いなが ら聴いてました。何とも言えぬ深い響きがいいですね。

 これだけの素敵な演奏を聴いて、自分のリコーダー演奏にどこまで役立てるこ とができるかは、不明です。(^^;;)

注)ここで言う「自分のリコーダー演奏」というんは、BIGLOBEのSIG「クラシックコンサートホール」のオフ活動として行っている、関西のメンバーによるリコーダーの練習会のことです。